設定投下場所

キャラクター一覧
アイコン設定
投稿者さん使い方

掲示板の主旨に反する投稿は掲載されません。掲載の是非は管理者が判断いたします。予めご了承願います。
村雨さん (7xkf7r7w)2021/6/4 22:47 (No.2536)削除
【名前】稲弥(いなみ)

【性別】女

【年齢】約1200歳(見た目年齢16歳)

【種族】怪異 / 絵馬
絵馬に書かれた願いを上乗せして叶える。
例えばどこそこの村で水が枯渇している、水が欲しいと願えば、やめて欲しいと願うまで天候を操りその村に雨を降らせる。
善意と悪意のある行動は、自分の存在意義の為。願いをまた書かせるための行動。

【性格】
どんな生物にも愛情と慈悲で接する心優しい女の子。
友好的に接し相手と仲良くなることが好き、そんな彼女は明るく元気で無邪気な子として捉えられているだろう。
怪異に堕ちた今でも、元の性格とあまり変わらなく。知人程度なら何ら変わりないと思えるほどに変わりがない。

昔から付き合いがある者ならば、彼女の歪んだ狂気が言葉の鱗片からわかるかもしれない。

【容姿】
少し長めの前下がりボブ、前髪はパッツン。瞳は曇りのある金色の目。
頭の装飾品はゴテゴテとしている。両手には金のブレスレットが付けられており片方には鈴が付いている。
狩衣のような上着。ダボっとした丈の短い着物ズボン。靴は履いていない。
詳細は画像参照(背景の液体、金のマークはほぼ関係ないです。)

【身長】156cm

【能力】
願いを叶える能力。

聞こえはいいが便利な物ではない。
現在堕ちたことによって能力が弱っている、その為叶えれない物の方が多いからだ。

天候の操作、軽い印象の操作、呪い(嫌がらせ程度)など比較的小さな願いを主に叶える事ができる。
内容によるが、道具の擬態もできる。例えば、巻物を願えば素朴な”どこにでもある”巻物に変身する。
武器を願えば素朴な武器に変身する。この擬態能力は生きている物に対してはできない。(妖にも擬態できない。)
また、形を保てる時間も短く最大3ロルまで、個数が多ければ2ロルまでしか保てず。時間が経てば二つに割れて絵馬に戻る。
擬態できる個数は最大5つまで、絵馬に望みの数を書いたら指定された個数出てくるが、指定のない場合1つのみ。

食べ物も物によるができる。味は美味しく匂いもいい匂いだが栄養にはならないし胃の中で”絵馬に戻らない”
その他にも一日に叶えられる願いは大小合わせて最大2回まで可能。不発(拒否)の場合はカウントに含まれない。(リセットはリアルタイム)
一番大事なのが、人間の身に余るような願い、過去への干渉、改変、未来の干渉などの願いは完全にできない点。


契約した場合の能力。

普通の絵馬では願い事は叶わないので、稲弥が持っている絵馬を譲ってもらうか奪うか、同行させるか顕現させるかしないと望むモノが貰えない。
能力の範囲は稲弥と同じで微かな願いを叶えること。人間なので不自由なく(制限はあるが)自分の叶えたい願いをできる範囲で行える。
余談だが願いを叶えるかは絵馬が決めているのではなく、稲弥自身なので願いは筒向けになる。


【顕現方法】
どんな形でもいい。ただ来て欲しいと願い目を瞑れば。
ふんわりと金木犀の香りと共に貴方を包み込むよう、音もなく目の前に現れる。

【契約方法】
彼女が持ち歩いている絵馬に『稲弥と契約したい』と書くこと。
願い事に対して必要以上に執着する彼女はそれを受け入れるだろう。
ただし、狂っていても人を見る目はあるので、相性が悪い、その人物が願いを持ちにくい人間だった場合拒否する事がある。


【契約者】無

【好/嫌】
好きな物_。揚げ物、お酒、雪遊び、歌、お祭り、願い事。
嫌いな物_。犬、過度な人込み、真夏の日差し。

【備考】

憑りついた物が絵馬だったことからか。願いを叶える事は自身に書いて貰うことでしか叶えることができない、厄介な性質だった。


彼女の運命は、神様が不在の神社に迷い込んだ時から狂い始めた。
その神社は信仰があつく、人の通いも多い良い神社、だがその実神様は抜け落ちた後だった。
そんな場所に、何かの縁で絵馬である稲弥は神社にたどり着いき、付喪神である稲弥が必然的にその領域の神様になった。
帰る当てもない為、お勤めとして頑張っていたが。願いを叶える条件が条件なため、叶わない願いの方が多かった。
その為ドンドンと信仰が薄れていき。数百年も経てばその土地は大きな神社がとりえの願いが叶わない神社になってしまった。

とは言え存在だけは大きかった神社なので、完全に忘れられることはなく、稲弥も弱っていたが堕ちた訳ではなかった。
色々と困り果てていた稲弥は廃れ終わりゆく神社と共に日々を過ごしていたが。
ある日、近くの村の男性が付喪神が宿った美しい扇を祭壇に隠した。

そんなこんなで
先に宿って領域を伸ばしていたのは稲弥だったが、願いもろくに叶えることのできない神が居座ってもこの先
意味はないだろうと捨てられてしまった扇に領域の半分を渡し。表向きの神様として居座ってもらう事にした。


そんなドタバタもあった数百年後。
彼女の居た寂れた神社は、今では昔通り願いが叶うようになり現在でも神様が宿っていると言われる程には復興し有名になった。

しかし、信仰が向いているのは扇になった為。稲弥の存在は時代が進みゆくに連れ消えていく。

妖が見えない人間には絵馬掛所に掛けられていた稲弥自身を雑に扱い、見向きもしない。
妖が見える人間は見て見ぬふりをし、信仰が強くなった神に願いに行く。
そんな日々を過ごしているうちに、稲弥は完全に堕ちた。



『余談』
堕ちた稲弥だが、その本質は変わることなく生きている生物が大好き、特に人間が好き。
優しくどの生物にも手を差し伸べ慈しむ、願いを叶えれない事に悔み苦しみ己を呪っている。

そんな優しさがある反面、堕ちた影響で…忘れ雑に扱う人間が嫌いで大好きで憎くて愛おしくてと言った狂ってる愛を持つようになった。
付喪神に対しては、羨ましく妬ましく憎悪があるのに好きで仲良くしたいと思っている、人間ほど興味を持ってはいない。
などバグった思考になってしまった。

また現在の状況的に、自分の存在意義が分かっていない。
その為全盛期、唯一の存在意義であった願いに対して強い執着心を抱くようになっている、
どんな事でも叶えたいと抱くようになってしまっているため、
人を殺す事を願われれば、(弱体している為、呪い殺せないので)その人の為に物理的に殺しに行くようなクレイジーな子に変わってしまった。


普段いるのは、神社だが…。
稲弥は本体があれば外でも叶えることができるので、フラフラとお外に出ることができる。
その為放浪癖が付いた。

趣味は料理、いつもニコニコ美味しい(不味い)手料理を振る舞ってくれます!
材料はあり合わせの質の良い食材。彼女の手にかかればどんな料理も綺麗な黒色に染め上げます!
食べれない事はないが、美味しくはない。稲弥並の味音痴の方ならば普通に美味しいだろう…。
また、彼女はレシピを知らない自己流人間なので、一緒に料理をして教えれば普通に美味しい料理が作れる。


一人称。此方(こなた)・余
二人称。其方(そち)・お主

特別な呼び方。
五百扇の呼び方。五百扇殿、五百殿、五百ちゃん。
契約者。名前、契約者殿、主殿。

【SV】

「よくきたな~。余は稲弥じゃ、お主の名を教えてくれるか?…なぁに悪用はせんよ、ちょいと仲良くなりたくてのぉ」
「好きな物は…祭りじゃの、人気の多い場所は苦手だが、歌って踊って…皆が幸せそうにしているのが好きなのだ。」
「い~お~ど~の~?どこだ?昼餉の時間だぞ、五百扇殿?いーおーちゃん?どこじゃ~?」
「うむ…?其方も絵馬を見に来たのか?…ふふ…どうじゃ?ここの絵馬はたぁ~くさんあるだろ?…それほど五百扇殿は優秀な方と言うことだな。」
「…そうじゃのぉ…もしお主が叶えたい願いがあったら…余の絵馬に書いて欲しいなぁ…なに…怪しい…?そう疑わんでも…あんまり裏はないぞ…安心しておくれ。」
稲弥ちゃん
返信
返信0
古希さん (7xef5lf0)2021/6/4 21:11 (No.2532)削除
【名前】打鉄(ダテツ)

【性別】男。どう見ても。

【年齢】三百八十。見た目は恐らく、三十代半ばだ。

【種族】
火縄銃の……あー………___怪異さ。怪異なんだ。___仕方がない。


死に晒せ!やあやあ我こそはと名乗りを上げて馬を走らせる時代は終わったんだ!汚い鉛玉をくらえ!その数にだってなんの価値も___お前には何の価値もない!!多勢に無勢という言葉は今、このオレによって覆されたというわけだ!!

だからお前は、今!

今、ここで!!

価値がないわけだから、さぁ!!!

死んだ方がいい!!!!

_____そう言ったことも、あったっけな。


奴はいつも何処かの、奴なりの法則に従って選ばれた廃寺にいる。意欲が無いからか、外に興味を引くものがないからか、或いはその廃寺が気に入っているのか、ずっとずっと籠りきり。奴に明確に悪意と呼称できるものはなかった。ただ、過去に味わった喪失感と絶望が、最も身近にあったはずの炎と血の感触が、奴を無意識に害悪な存在へと駆り立てた。自認することも無く垂れ流された怪異の負の感情を、無力な人間が長期間、知らぬ間に吸い込んで生活していたら。それが果てしなくどす黒く、血生臭く、自身の価値を限りなく貶め、死が救いであるかのように錯覚させるとしたら。大して強くもなければ妖力も胆力もない人間はどうなるだろうか。

簡単な話、奴のいる廃寺の近隣は、異様に自殺者が多いのだ。

【性格】
…オレは短気だ。○○様に似た。
…オレは新しいのが好きだ。○○様に似た。
飽きっぽい。突っ走りがち。○○様に似た。
お茶は薄いのが好きだ。海は懐かしいから好きだ。
じっと息を潜めているのは退屈だ。でも、そうするくらいしかやることが無い。
…えーと、それから………それから、なんだ。
…クソッッッッ!!だから自説なんざ嫌なんだ!!

大切に、大切に扱われて生きてきた。無邪気に走り回り、いきなりしゃがみこんで蟻の行列を眺め、または汚れることも厭わず池に飛び込んでも、それを妖力ある人間に咎められることもなく、妖力が絶望的に少なく自身の一切が認識できない主人が人伝にその一部始終を聞いても「幼い頃の俺のようだ」と言って、笑って許される程には、奴を包んでいた世界は生暖かく、体験したことも無い羊水を思わせるくらい優しかった。
主人を含め周りにいる人間の誰とも契約を交わしてはいなかったが、それでいいと思えたのだ。

馬鹿だなあ。無理矢理にでも、怒られても嫌われてもいいから、契約しとくんだった。そしたらきっと違う未来もあったのに。

少しばかり古風な不良じみているが、人間も妖も見境無く、特に好きでもなければ、嫌いでもない。ただ、自分の邪魔をしないでいてくれたらそれだけでいい。傍から見ればなんの意味もない行動が奴にとっては価値のあることであるかもしれないし、大半の人にとって価値のあるものが奴にとっては取るに足らぬ塵であるかもしれないから。
目標もなく、堕ちたら堕ちたそのままに、過去に見切りを付けないまま、新しいものも何となく拾い上げて、体ばかり大きく、今日も寺の奥、天井の染みを合戦場に見立てて呟いた。「あーあ。つまらん。」

【容姿】
付喪神様は本当に愛らしい!
《嘘つけ!》

身の丈は我々の腰程に小さく
《もうあんたよりでっかくなっちまったよ。そこらの人間より余っ程、腕だってこんなに太いんだぜ。》

声も鈴のようでございます!
《低…あんたほどじゃあ、ない。》

火縄銃の付喪神と申されるほどですから
《………》

着物も縄を帯替わりにしておりまして、袖はやはり縄でたすき掛けに、着物の裾は端折って身軽になっておりますよ!
《変わんねぇな。それだけは。》

腕も何故か縄でざっくばらんに巻いてありまして
《なんでだろうな。》

足は身軽にすね当てだけになっております。
《さすがに今は草履もすぱっつってやつも履いてるからな!》

それから、やはりお顔ですね。短く整えられた真っ赤な髪と、同じ色の瞳で、きりと目は形良く、笑んだ口から八重歯が覗くのです。それもこれも、みな小さく整っていて、愛らしゅうございますとも。
《………あー…そんなこと、思ってたのか。こんなに仏頂面してんのにな。ハハ、こんな顔、あんたらの前ではすることなかったもんな。…アホらし。》

【身長】一八三糎

【能力】
火縄銃について教えてやる。まず、火縄銃は大きく二つに別れるのさ。小さい方は、普通に火縄銃。大きい方は、大砲って言うんだぜ。

奴の背後、縦三米・横八米の範囲において規則正しくみっちりと銃口を配置し、一斉掃射する能力。銃口は上下とほんの僅かに左右にずらすことが可能だが、真横や後ろ、同時に多方面に向けての掃射は不可能。あくまで一方向に対し銃撃を行う能力である。また、一度撃つと再準備に時間がかかるため、使用頻度は2ロルに1回となる。

【顕現方法】
火縄を手に一回、二回、三回巻き付けたくらいのをオレがやるから、それに火をつけろ。息を強く吹きかけて火を煽れ。そしたらあーあ、しかたねえ、オレが来てやるよ。
…嗚呼、オレがお前の近くに居る時はその火縄はずっと燃えるんだが。んだよ、聞くなよ。…るっせ!そんな確認しなくても、火縄はどんだけ燃やしたって短くならねェよ!!

【契約方法】
もしお前が奴のいる廃寺を見つけて、「もしもし、出てきてくれやしませんか」と言っても奴は出てこない。契約自体はとても簡単な方法なのに、まず出てこなければ何事も始まらない。

まずは奴を炙り出さなければいけない。

奴は確かに怒りっぽいけれど、単に適当な悪口を言ったくらいでは奴は出てくるほどでもないから、とびっきり嫌なことをして、カンカンに怒らせてやらないといけない。

さて、奴が怒る方法といえば。
一つに、奴のいる廃寺に火をつけ、轟々と炎を立ち上げて、すっかり寺を焼き尽くしてしまうか。
二つに、奴が契約していないにも関わらず主人などと呼んだ人間の遺物___お誂え向きにも、それは盗ってくれとばかりに博物館に展示されている___を持ち出し、廃寺の前で見せつけるように原型もない程壊してしまうか。

そしたら奴は大変怒りながら、同時に震え、どうにか今からでも何とか直らないだろうかという焦りの表情でもってお前の前に現れるから、そしたら言ってやるといい。

「お前の主人は俺だ」

そんな法螺を。

奴の心は絶対に、絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に拒むけれど、身体が、口が、妖として生まれた本能が、うわ言のようにこう返すから。黙って聞いてやってくれ。

「畏まりました。我が主。」

奴はお前を、大層恨むだろうな。

【契約者】
いない。

【好/嫌】
金平糖、小さな火花、蛙、絵巻物、カステラ、砂糖、鯛の塩焼き、新しい畳の香り、太陽、賑やかな場所。自分の選んだ廃寺
「良いもんだ。すごくな。」

大きく燃える炎、僧侶、裏切り、先日外出した際に飲んでみちたこーひーという泥、肝試し
「なんでこの世にあるのかわかんねえ」

【備考】
奴は基本引きこもりだ。契約者がいればその限りではないが、自由であるときの奴は驚くほど廃寺から外に出ることがない。年に数度、決まった日と祭りや宴のあるとき、そしてほんのたまに自身の気まぐれで外をほっつき歩いては、何かしら新しいものに勝手に見て触れて帰っていくのだ。しかし、奴が一番足を運ぶのは意外にも博物館や歴史資料館である。

一人称/オレ
二人称/お前、○○(サン)
三人称/あいつ、○○(サン)

【SV】
「るっっっっせえ黙れ!」
「オレは打鉄だ、知らなくていい。」
「かき氷には何をかけるべきなんだ?みぞれか?小豆か?…れもん?何だそれ…あーもうわっかんねえ!!クソ!!全部ちょっとづつ乗せやがれ!!」
「オレの主人は日本一の男になるはずだったのさ。死んじまったがな。」
「まったくよ〜お前何歳だよ!!…あっ歳上?そうなんだ………見た目若いんだ…ですね…全然みえね…見えないです」
「なんでお前が生きてんだ!!!!」
「おい、お前!お前だよ!!さっきからオレの前でちょこちょこ動きやがって!!目障りなんだよおいお前なんだそれカステラかオレにもくれ!!悪かった!!悪かったから!!」
「一体何時堕ちちまったのかねェ…案外、堕ちる瞬間なんてあっという間さ。気付く暇もないし、気付けるほどまともな脳みそしてたら堕ちてない……おっと、これは内密な話だぜ。わかったらもう帰んな。」
「お前、暇なのなァ。オレのとこにくるなんて……いや、まず、よくここを見つけたな!賢い、賢い。褒めてつかわそうなァ。それはそうとして。」
「まっず!!なんだこれ!!これが新しい南蛮の飲み物ってのか…!?嘘だろ、だって、甘くないぞ!!」
「好きだよ。(金平糖がな。)」
「戻れるなら、付喪神に戻りてえな。____嘘、嘘。綺麗な神サマになっちまったら、主人に会いにいけねえよ。」
「ぶっっっっっ殺す!!!!!!お前のことは、絶対にこのオレが!!!!!!こ の オ レ が 直 々 に 殺 し て や る ! ! ! ! ! ! ! !」
「主様に伝えて!あのね…」

「恨みとかじゃなくて、その…悔やむばかりだと。」
返信
返信0
三角さん (7y19150q)2021/6/2 21:03 (No.2480)
【名前】
大鳳 椿( おおとり つばき )
【性別】

【年齢】
二十歳
【所属】
国家機密部隊 / 第二部隊. 隊員
【性格】
自由を愛する男である。物事を楽観視した発言が多く、いつもにこにこと大らかな性格。とても友好的な為、特に身分や役職など考えずに人と接するが故に偶に敵同士で関わってしまっていることがある。初対面にしては少し馴れ馴れしい部分があったり、男女問わず大体の人にはちゃん付けで呼ぶ為、かなり戸惑う(嫌がる)人も多いだろう。一見何も考えずにのほほんとしているように見えるが、意外と繊細な部分もあり、人知れず落ち込みやすい所もある。だがそれを必死で笑顔で取り繕う為、きっと殆どの人は知らないだろう。ふわっと嘘を吐き、誰にも迷惑をかけないように「大丈夫だよ」で済ませてしまう事が多い。恋愛に関しても、実は結構嫉妬深かったり、とても一途だったりするが、上手く気持ちを伝えるということが彼には難しく、友達止まりで終わってしまうことが多いだろう。少し女々しい部分があったりと、何かと悩んだりなんだりしているが、彼なりの考え方で乗り越えているが故、周りの人はあまり気にしなくても大丈夫だと言える。
【容姿】
髪型. 前髪は眼を避けるように分かれた長い前髪で、横髪も顎下辺りまで伸びている。後ろ髪は鎖骨辺りまで伸びた髪を後ろのちょうど中間辺りで纏めている。さらりとした髪の毛は藍色に輝いている。顔立. 吊り目でも垂れ目でも無い中間な眼で、口元の右下辺りに黒子が付いている。すべすべな綺麗な肌をしており、少し色白である。全体的に大らかな印象の少し大人びた顔をしており、かなりの色男である。服装. 白い軍服を着用しており、袖を二つくらい折るように捲っている。他は特に着崩したりなどはしていない。黒い革の手袋をしており、靴も革製の脹脛あたりまで長い厚底3センチ程度の靴を着用している。
【身長】
180(靴含め183)
【武器】
日本刀
【武器顕現】
石ころを足で空高く蹴り上げれば、まるで手品のように石が日本刀に変わっている。日本刀を手にする時強い風が吹くが、きっと飛ばされる程では無い。
【好/嫌】
好. 婚約者(雛). 自由. 幸せに笑えること. 魚
嫌. 完璧. 酒(苦手). 痛ぶること. 雛を傷つけるもの
【備考】
過去. あれはきっと、 今から十四、五年前の話だっただろう 。父に連れられ、羽衣石家へと足を運んだのは 。大層立派なお屋敷で、己の屋敷よりも広いその建物の中へ入ると、どうしようも無くわくわくしていた。他人の家、更にはこんなに大きな屋敷、それはある意味未知の世界ともいえて、幼い頃には良く在った好奇心というものに勝てず、父から離れ屋敷内をうろうろと彷徨った 。最初こそわくわくと屋敷の中を歩き回るのだが、次第に自分が何処にいるか解らなくなり、不安に心を満たされた 。父を探すように、彼方此方へと歩き回っている時だった 。まるで小鳥のような、耳心地の良い声が聞こえてきたのは 。振り返ると其処には、同い年くらいだろうか 。素敵な一人の少女が立っていた 。己は呆然としたまま、その少女に手を取られ、屋敷を案内してもらった 。 きっと、その時からだっただろう。己がその少女に恋に落ちたのは 。

彼はお坊ちゃんであり、かなり良い身分の家で育ったようだ。小さい頃から剣道や護身術などを極める為、厳しい鍛錬を重ねてきたようだ、それ故実力はかなりある。父はとても厳格な人で、いつも物事を完璧に熟す二人の兄と比べては、厳しい言葉を投げ掛けてきたようだ。それに彼は何処か疲れてしまったようで、完璧という言葉が苦手になってしまった。家に縛り付けられ、ろくに友人とも遊べなかった彼は、自由を夢見るようになる。先述にも書かれているように、雛にはかなり昔から好意を寄せているようで、婚約者に選ばれた際も大変喜んだようだが、今はそれを破棄しようと考えているらしい。
彼女を護れるのであれば、彼はきっと付喪神だけでなく怪異だろうと契約を結んでしまうだろう。

一人称. 俺. 二人称. **ちゃん. 目上の人には**さん. 君. 婚約者のみ呼び捨て
【SV】
「 そこの爺さん。 どうしたのさっきから右往左往しちゃってさ〜。何々、何処行きたいの?俺ここら辺詳しいからさ、案内してあげるよ。 」

「 あ、やぁまた来てくれたんだ…。え…?あぁ、誕生日…。覚えててくれてたんだ〜わざわざどーも有難う。 」

「 っと怖いな〜…目が合ったら速攻戦闘って…。君、怪異かな…?  あーやっぱり。だったらやっつけないとな〜…まぁいきなり襲いかかってくる時点で闘り合わなきゃ駄目だろうけど。 」

「 あっはは、いいじゃん。ちょっと馬鹿やってるくらいが丁度いいんだぜ?」

「 そんな顔しないしない。ほら、またそんな眉毛八の字にしちゃってさ〜。いいんだよ、間違えたって。" 転んじゃいけない " とか、俺は無いと思うな〜。ちょっと躓くくらいが丁度いいんだよ。 完璧なんて……無理に決まってる。 」

「 平気平気、ぜーんぜん大したことないよ。心配してくれてありがとね。 」

「 その子嫌がってるだろ?…手、離してくれないかな。 」

「 婚約者…?居たっけ…?………嘘嘘。覚えてるよちゃんと。でも彼女は俺じゃないし、俺も彼女じゃ無かったんだ。仕方ないだろう? 本当に、それだけだったんだよ。 」

「 彼女が幸せならそれでいいって…何度も頭では想うのにさ。…彼女が、他の奴と笑う姿を想像すると、それが俺ならどれだけ幸せなんだろうって…はははっ乙女かよってな…。呆れるよな、俺の気持ちばっかりだ。 」

「や、雛。 はははっ、そんな驚いた顔しなくてもさ〜。今買い物とか? ね、もしこの後空いてるなら、何処か遊びにでも行かない?…雛が行きたい所でいいよ。甘味処とかさ。 」

「 俺は雛とは闘えないな。…俺を殺るなら殺ればいいよ。敵同士だしね。…………俺はさ、弱いんだよ。貴女には…どうしても、傷一つ付けることすら恐ろしいんだ…。 ………。 ……未練ばっかで…ほんっと女々しいだろ、笑ってくれ。 」


「 君が好きだ。
      ……今でも、君が好きだ。 」

「 でももう。これでさよならにしよう。」


【関係】
雛ちゃんの婚約者です…!!
三角さん (7y19br3h)2021/6/2 21:11
ざっくりしすぎました。申し訳ない。
佐藤さん宅の羽衣石雛ちゃんと婚約者という形で関係を組ませてもらってます…!!何卒よろしくお願いします。
三角さん (7y2qlek1)2021/6/3 22:02削除
また雑で申し訳ないですが、参考までに😔
返信
返信2
桜草さん (7xvtflzp)2021/6/2 19:27 (No.2469)削除
【名前】
筆(ヒツ)

【性別】
男性

【年齢】
125歳あたり

【種族】
付喪神 / 万年筆

【性格】
気取ったり見栄を張ったり、着飾ったりせず相手が誰であっても同じように接することのできる。
人柄がさっぱりしており、変に固執したりしない…潔く執着心があまりなく、こだわりがない。
その時の気分や接する相手で接し方が一切変わらない。但し、最低限の礼儀は持っているため、厚顔無恥と言うわけではない。
人見知りをする性格ではなく、初対面の相手でも臆せずに話しかけることができている。
何処か自身を卑下しており、自身を顕現した相手の事を運がないと称したり契約を持ちかけられれば「正気か?」なんて相手を疑う。
面倒見のいい兄貴/姉貴肌でもあって、頼ってきた人を無碍にすることができないお人好しでもある。
誰かのために労力を惜しまない。
機械を扱うことが苦手で、触れようものならすべてを壊す...ぐらいの勢いで機械が苦手。
曰く「万年筆に期待するな」。


【容姿】
スッキリとした輪郭に華奢な体躯をもっている。
学生のようにまだ幼い印象を受けるが整った容姿をしており、綺麗と評するにふさわしい。
色白の陶器肌に、薄く色づいた頬。
髪は真っ白な肌に映える青みがかった黒髪。よく手入れされていることがすぐわかるほどに清潔で、艶やか。
前髪は目が覆われるほどの長さまで伸びているが左側で分けているため、左目は見えているが、逆側の右目は髪に隠れて見えなくなっている。
鎖骨まで伸びる横髪は内巻き気味で、毛先に行くにつれ毛が細くなっている。
後ろ髪は腰を超し、尻を隠すほどの長髪。
普段は三つ編みハーフアップにしているが、食事など髪が邪魔になる時にはポニーテールにしている。
目尻が下がった目(タレ目)をしており、パッチリとまでは言えないが大きめの目である。
宝石のごとく澄んだ瞳は藤色で、伏せた時には長いまつ毛が影を落としている。
眉もたれている上、いつも柔らかな笑みを浮かべているため、温和な印象を受ける。

服装は書生風である。
藍色の着物の下にスタンドカラーの白シャツを着て、灰色の袴を穿いている。
靴は下駄を履いているため、カッカッとした音が彼が歩いている時よく聞こえるのだそう。

【身長】
164cm

【能力】
紙に文字(単語)を書くとソレが宙に浮かび敵に攻撃したり、味方を治癒したりする。
ex)「斬」と書く→宙に浮かんだ文字が敵を「斬」りつける

自身を守る、敵を縛る、と言った行動も文字を書けばできる。

とはいえ、所詮は万年筆。殺傷力など期待しない方がいいだろう。足止め向けの能力だ。

ちなみに、万年筆なのだからインクはなくなる。なくなれば新しくインクを補充しないといけない。

【顕現方法】
万年筆(なんでもいい)を落とす動作をすれば絶対に出てくるけれど、名前を呼ぶだけじゃ出てくるかわからない。
なんで出てこない時があるのかはわからないけれど。

【契約方法】
彼の万年筆で紙に「契約 自分の名前」と書くだけ。
勿論彼が気に入らない相手が契約しないよう自身の万年筆は絶対に手渡さないが。

【契約者】


【好/嫌】
好/平和、文字、契約者

嫌/怪我、浮遊感

【備考】
・一人称
「僕(やつがれ)」

・二人称
対.契約者「お前さん」「ご主人」
対.その他「あんた」「名前」「○○の旦那」

【SV】
「...あんた、運がないな...。あぁ、すまない、急に運がないなんて言って。なにせ、僕を呼び出してしまったんだ、運がないといっても仕方ないんじゃないか。...まぁ、話し相手にはなる」

「残念だが、僕は役立ちそうにない。なにせ、僕は"万年筆"だ。手紙の代筆程度なら役立ちそうだが...、探し物は...どうだろうか....。悪いな、名前」

「ん?○○の旦那じゃないか。何しているのか、聞いてもいいか?...はーぁ、なるほど、そういうことか。よく飽きもせずやるものだ。ふむ、一つ助言をするか。...押してだめなら引いてみろ、だ」

「はぁ、僕に何を期待しているのか。まったく、謎だ」
桜草さん (7xvtflzp)2021/6/2 19:32削除
【見た目年齢】
24歳前後
返信
返信1
田中さん (7xzxil79)2021/6/1 22:52 (No.2453)削除
【名前】狛枝 百合 ( こまえだ ゆり )

【性別】男

【年齢】20

【所属】国家機密部隊 / 第二部隊 隊員

【性格】

飽きもせず、今日もアンタは俺を咎めるんだねえ。うふふ

......

他人の人物像を知るには、その人に最も近しいとされる人物に話を乞うのが得策だ。得策の筈、なのだが......とある人間は、彼の事を利口の利の字も無くて他人を馬鹿にするような発言ばかりが目立つ、悪戯好きな青年と称して、毎日毎日双子の"兄を見習え"と口煩く叱る。しかし、別の人間は、彼を真面目で優秀な人材だと称して、彼が成すこと全てをおだて上げる。はてさてどちらが彼なのか。真偽が付かず別の人間に問えば、今度は間抜けやら、胡散臭いやら、様々な返答が返ってくるものだから謎はただただ深まるばかり。

近頃、彼が片割れと共に入団したという政府の内での共通認識としては、面倒な絡み方を好む悪戯好きという前者の回答らしい...一体どれが本当の彼なのだろうか......否、どれも彼であって彼では無い。

何故なら、彼は優れた演技派だから!

アンタがどれだけ咎めようと、俺はへらへらとした笑みを浮かべるだけ。アンタが褒めるなら、俺は快い笑顔で謙遜でもして見せようか。アンタが喜ぶなら............いいや......俺が愛する貴方(片割れ)の為ならば、何だって。込み上げる嗚咽を押し殺して、笑って見せよう、泣いても見せよう、クソみたいに甘ったるい愛だって囁くよ!本当の俺を見失ってでも。それでもいいんだ。だってふたりでひとり。いっしょの魂。貴方は俺だから、たとえ俺が俺でなくなっても......そうでしょう?キク。

間延びした口調と生意気な態度、独特な笑みは彼らしい特徴。非常に見分けやすいけれど、本当に彼なのかは当ててみないと分からない。気を許した相手には割と懐く様子も見られるが......

「アンタが片割れに捨てられるまでは、なかよしこよしで居ようね。」

政府内での彼は、片割れも揃えて戦闘狂と呼ばれる程の戦好き。毎日毎日飽きもせず怪我を作って戻って来れば、必死の逃走劇も叶わずに首根っこを掴まれて医務室に通う常連ぶり。しかし、凝りもせずに翌々日にはまた新たな傷を付けて医務室へ放り込まれるものだから呆れた物だ。彼には、学習する気は鼻から備えられていないのかも知れない。それか、単純にわざとしている、だなんて噂もちらほらと......

【容姿】
一種の不気味さを覚えるほどに整った顔立ちは、まるで人形のようだ。中性的なそれは男性とも女性とも見て取れる風貌で、明確な確信を得るまで彼は...否、彼らが一体何者なのか、不明瞭であろう。

指を通せば軽々と流れ落ちてしまうほどに細く艶やかな闇色の濡れ髪。ふんわりとした緩い癖毛で、襟足は長めのウルフカット。長い前髪に隠されているのは、頬に影を落とすほど長く繊細な睫毛に縁取られるようにして嵌め込まれた光の無い夜色の瞳。華奢な直線を描くしなやかな肢体と、上質な陶器のように白く滑らかな肌。朱華色に淡く色付く薄い唇は、ただただ美しいかたちを携えているのみで、双子の狛枝菊に比べて、緩く解れた笑みを携えている事が多い。しかし、ふたりでひとり...同魂の存在である彼らの容姿は瓜二つ。目の前に立つのは当人か、はたまた真似た片割れかもしれない。

「ねえ、右か左か俺は何方か当ててみてよ。」

服装は純白の詰襟学生服。靴は黒い革靴で、ズボンに隠されているがソックスガーターを付けている。気温の低い日は、外出する際に肘辺りまでの丈をした同色のケープを羽織っている事が多い。任務時は腰から左脚にかけてレッグホルスターに似た黒色の帯刀ベルトを付けており、黒い鞘の脇差を一振り提げている。

【身長】172cm

【武器】黒塗りの鞘に収められた脇差

【武器顕現】
自身の唇を小さな八重歯でぶつりと噛み切って、溢れ出てきた鮮血を、まるで情婦が紅を塗りたくるように妖しく人差し指でなぞりあげ、そのまま赤が滲んだ指先で虚空を切り裂くように左横へ振り切る。そうして切り開いた虚無から、とん...と刀が一振彼の手元に落ちてくる。

【能力(備考参照)】
重力を操り対象者の身体機能に制限をかける能力。使用条件はひとりでは使用が出来ないということ。

片割れと向かい合い、胸の中央で両手を丁寧に組んで、目蓋を閉じて祈りを篭める。緩りと目を開けば、透かし彫りの木枠に嵌められた古ぼけた鏡が二人の間に現れる。ゆらゆらと宙を漂うそれに、双子は裏表から手を伸ばす。鏡に指先が触れ、二人の影がぴたりと合わさればたちまち、周囲には深海に沈み込むような深く重たい重圧がのしかかり、使用者であるふたり以外の対象者にはまるで水中で身体を動かしているような不自由感が強く纏わり付く。貴方は必死にもがくのだろうか、それとも戸惑うのだろうか?その中を、彼らは躍るように軽やかに駆け巡る。

【髦ソ蠖「】
古びた狛犬が置かれた神社がある、ちいさなちいさな集落に生まれた。

家は決して裕福と言う訳ではなくて、父親は既に他界していたし、寝たきりで病弱な母親と双子の兄と3人で暮らしていたけれど、貧しくも、温かい家庭だった。

ある日かあ様が、枯れ果てた声で泣きじゃくりながら、嗚咽混じりに俺達へこう言った。
「菊、百合...よく、お聞き。......この村にはとある言い伝えがあるのです。...七つになるまで、双子を生かしておけば、村が滅びる。......お前達は双子だから、何方かを殺さなければならないのです」と。

ひとつの器に宿るはずだった魂が誤ってふたつの器に分けられた..."誤って"、だなんてふざけてる!馬鹿馬鹿しい話だ。

けれど、五つだった俺達には母親の言葉が全てで.....反論は愚か、それは正しいことなのだと認めるしか、道は無かった。恐る恐るに"どうして"と俺達が問えば、かあ様はごめんなさい、ごめんなさい、と泣くばかりで...しばらく、3人で手を繋いで、かあ様を落ち着かせてから俺達はふらふらと覚束無い足取りで、ふたりきりで外へ出た。

いつもは秘密基地だなんて、遊ぶ神社。毎日毎日村人から決まったようにさけずまれて、殴られて、逃げ込んで、無力なふたりきりで、夜までかくれんぼをする場所。

狛犬の横にある草むらを抜け道にして、森の中へはいる。歩いている最中は、当然のように言葉が出なかった。だって、信じられなかったから。あの話を、受け入れる事なんて出来なかった。キクはどうだったかは知らないけれど...いや、片割れの顔を見ることすら出来なかったんだ。だって、これから、彼を.....殺さなきゃいけないんだから。

『 _________、 』

片割れの名前を呼ぶ。

瓜二つの、震える声が重なった。

俺は、彼......を、....................

『 なら、殺せばいいだろ 』

突然降り注いできた声。

左右で色のちがう瞳。

俺達と正反対のま白な髪が、カーテンのように俺達の視界へ流れ落ちる。


「嗚呼、俺達の神様!」


死にたくないなら、殺せばいい。かみさまの言う通りだ。だから、たくさん。たくさん。たくさん。殺したんだ。間違ってなんか、ない。

.....自分達が、ただ怪異に利用されていただけだとも知らずに。

【好物】
甘い甘い黒蜜をたっぷりかけたわらび餅

【嫌悪】
治療、人参

【備考】
一人称......俺
二人称......アンタ(あんた) / サン付け

国家機密部隊 第二部隊所属 隊員「狛枝 菊」の双子の弟

昔住んでいた集落に在った神社。そこの狛犬に宿っていた付喪神...もとい怪異と「人を殺す為に、二人に怪異の能力を貸すこと」「怪異が望む同類殺しの手助けを双子がすること」を条件に儀式を行い、利害関係の契約を交わした。しかし現在は国家機密部隊に所属している為、口外はして居ない。戦闘時に能力の使用をする事は時折有り。

( ※双子を作成するに当たって、ひとつの器に宿るはずの魂がふたつの器に入ったとの設定をし、自宅内契約という形で架空の怪異と1対2の契約を結んでいる設定にしております。怪異は顕現させたり、実体として也に登場させることはありませんが、シチュエーションによっては能力使用や契約済を匂わせるようなセリフのみを使用する事があります。 )

利害関係の契約とは言えど、当初は双子と怪異の間に信頼等は存在しなかった。「人間を殺せばいい」と怪異に誑かされ、洗脳されるような形で契約をした。その為、怪異の呪いで半ばに蝕まれてしまい、自身が"僕達の神様(契りを結んだ怪異)"に対して一種の狂気とも呼べる程、宗教的な羨望を抱きながら居る事に自覚をして居ない彼。初めから怪異に誑かされた時点で、ただただ都合のいい器として利用されていたのかも知れない。

同類殺しの怪異を手伝ってはいるが、基本的に必要があれば殺す、面白くなければ殺す、必要が無ければ殺さない思考な為闇雲に突っかかりはしない。

【SV】

「 狛枝 百合。よろしくねえ ( にい、と目を細める ) 」

「 おにいサン、おにいサン。うふふ。そうそう、アンタだよ 」

「 治療って言っても、人に針刺すとか、頭可笑しいんじゃないの...?! 」

「 ..................嘘。 」

「 こわいねえ。痛い?うふふ。俺はきもちいよ 」

「 嗚呼、可愛らしいひと。..................どう?似てたでしょう、キクに 」

「 うふ、うふふ...。精々まどわされていなよ 」
返信
返信0
雷鳥さん (7xjv6m7q)2021/6/1 20:58 (No.2451)削除
【名前】天間 司 (テンマ ツカサ) 
 
【性別】男 

【年齢】19歳 

【所属】国家機密部隊第二部隊秘書 

【性格】気を許した者の前では気の抜けた,だらだらしている姿を見せる事が多いが,基本的に仕事は期日までにしっかり終わらせる。仕事は,求められたこと以上やるか,言われた事しかやらないかは本人の気力次第という,何とも自由人だが隊の事を一番に考えており隊長,副隊長の事を尊敬し忠誠も誓っている。ただ,それを口にする事は少ない。時に彼らに反抗する行動をとる事もある。会議などに出席してもよっぽどのことがない限り自分から意見を発言することも無く,常に眠そうに手を動かしているだけだが,頭の回転は速く秘書として隊長たちを支えている。部下には必要以上の事は話しかけ無い為少し固い人と認識されているようだが,本当はただ面倒くさいだけ。常に気怠けに話す。本人の機嫌がいい時は笑顔で話しかけてくれる。ただ,人と必要以上にかかわりを持つのを嫌う。動物が好きで,特に小鳥を好む。たまに彼の肩に小鳥が2,3匹乗っていることもある。妖に対しては特に恨みがあるわけではなく「国家機密部隊」に所属しているから殺す,というだけ。国家機密部隊に入った理由は周りに勧められたから。彼の親は妖力も常人並みだったが,彼は偶然妖力が常人よりははるかに高くして生まれた。規則から少し外れたところもあり,隊長たちを困らせている所もあるが基本的には規則スレスレの所で自由気ままにやっている。本人はキッチリした決まりよりも自由にいくことを望んでいるが隊長たちに却下されている。

【容姿】華奢な容姿だが,かなりの高身長。笑うとよく鋭い八重歯(?)が見える。ただ,八重歯にしては少し鋭すぎる。日光を避けるため肌は白く,腕や肩に所々傷はある物の大きな傷はない。癖のある黒髪は目にかからない様に分けられ,後ろ髪は肩のあたりでふんわりとまとまっている。紅い目は暗闇の中で妖しく光り,白い肌と相まって妖艶な姿,見る物を夢中にさせる。白い学生服は第二ボタンまで外していることがほとんど。また,白い手袋をしており,知らない人の物を素手で触るのを嫌う。

【身長】174㎝

【武器】柄が西洋の剣のような刀。切れ味は抜群。

【武器顕現】体の前で両腕で大きく円を描き,その後に地面へ向けて力強く剣を刺す動きをする。すると,キーーンと甲高い音が響き,それと共に彼の手には地面に刺さった青白く光る刀が現れている。

【好/嫌】好:睡眠,鳥 嫌:暑苦しい人,安眠妨害,日光

【備考】睡眠が好きで,仕事の合間にすぐに寝る。どこでも寝ることが出来るため,床などで寝ているとよく人に踏まれている。腕力は,刀で首が落とせる最低限しか鍛えていないが,その代わりに脚力が以上に発達し,彼が本気で走れば彼の姿を捉えることは不可能となる。肩に乗っている小鳥たちには一匹一匹名前を付け,皆ちゃん付けで呼ぶ。一人称:俺 二人称:君,貴方 三人称:あの人 家族構成:両親と兄が一人。何処にでもあるような,平和な家庭環境。危険な仕事を行っているのは親戚の中でも司だけ。お酒は嗜む程度。兄がブラコンで週一のペースで手紙が届く。最初の方は手紙を返していたが,今はもう面倒になり,無視している。

【SV】

「はぁ?……俺,そんなこと頼んだ覚えないけど……」

「うぅん?もうそんな時間…?何かの間違いだよ,もう一回よく時計見てみて………」

「うっ……踏んでる踏んでる……うー…吐く…早くどいて…」

「こんな所でへばっちゃうなんて…まだまだだねぇ♪ね,姫宮ちゃん♪」(床で伸びている部下を見下ろし,肩に乗せている小鳥(姫宮)に笑顔で喋りかける)

「………こちらの方が,効率はいいと思いますが……」

「人助け?俺たちは妖を殺す部隊でしょう?なんで人助けなんか……はぁ…」(目をこすりながら,眠たそうに瞼を開く)

「ふぁ……その書類は全部机の上に置いてありますよっと……ん?あ,その書類はもう提出しときましたけど……」(椅子に座ってのびをすると,目を擦って眠そうに机の上を指さす)
(君の世界メーカー様より)天間司
返信
返信0
田中さん (7xbdthac)2021/5/31 22:53 (No.2420)
【名前】狛枝 菊 ( こまえだ きく )

【性別】男

【年齢】20

【所属】国家機密部隊 / 第二部隊 隊員

【性格】

彼を咎める人間なんてこの世に
存在しないだろう!

......

非常に温厚な性格。人当たりのいい穏やかな雰囲気を身に纏っているが、目立つ事は好まない。落ち着いた口調、そして風貌をした物静かな青年。

一言。話し掛ければ、彼は癖のある髪を揺らしてにこやかに振り向いてくれることだろう。

彼と接点のある者に、彼は一体どんな人物なのかと問えば、百発百中で"利口"やら"模範的な人間"やらと、不気味な程に肯定的な返答のみがつらつらと湯水の如く溢れ出てくる。周囲がそう評する通りに、彼を幾らおだてあげようとそのちいさな口から述べられるのは謙遜の一言。他者から直接の悪意を向けられようが、手を上げられようが、決まって控え目な笑みを浮べて肯定も否定も示さない。ただただ他人の癇に障るのを嫌うが為に、低姿勢で接するような臆病な性格なのかと思っていれば、彼の琴線に一度でも触れてしまえば一転。圧倒的な圧力に押し潰される。その姿はまるで玉座へ腰掛ける独裁の女王のような......それ程までに、彼の瞳は絶対的な自尊心を携えている。まさしく、心の奥底を読み取れない人物。他人を棚に上げる事が上手くて、世渡り上手。そこに裏の感情は一切備えられていない......ように思われたが、実際彼の腹の中は真黒に塗りたくられている。

本来の彼は酷く傲慢で高飛車な人間だ。いつからそうなってしまったのか、何が切っ掛けでそうなってしまったのか、今になってはさっぱり分からない事。数多な人脈は数多なる利益を得る為に。兎に角、そういった合理的な思考と関係を好む性格でいる彼。仲良しこよしをしていたって、培った信頼は時に落とし穴になり得る。総ての行動が吉と出るか凶と出るか、何方に転ぶかは...貴方が使える人間かって話だけ!他人の事柄なんて一切も気にはせず、自身に不利益になろう物なら安易に切り捨てる......勿論貴方に価値があるならば、無償の愛を。そんな、猫被りに長けた性格をしている。

しかし、そんな事実さえ無かったことにするように、全て押し殺してしまう程完璧に繕えた笑みは彼の十八番。接し方も相俟って、政府内での彼の立ち位置は揺るがず、優等生そのもの。実力も人格も、取り分け申し分の無い人材。悪戯が絶えない事が唯一の難点だが......

政府内で片割れと共に戦闘狂として認知されている事に関しては特別苦言は無し。兄弟揃って怪我が絶えない割には医務室の独特な香りと消毒液やら注射やらの痛みにはめっぽう弱く、毎夜毎夜あの手この手で逃走を図るが、最終的には好物のみたらし団子で釣られてあっけらかんと捕まる日々。それでも懲りないのか、弟を診てくれと先に差し出しておいて本人が一番の重症を負っているなんて事はザラにあり、それもまた得意の無表情または笑みで何とも無しを装うのだから、素人目の軍医ではなかなか見抜く事が出来ない。他人の頭をこれ程までかと言うほど悩ませる、彼の厄介な所。

読書好きと豪語する所以か、はたまた元から備わっていた才なのかは不明だが、彼の頭脳は明晰で加えて計算高い。敵に回せば面倒な程優れた特性を持っているのだが、残念な事に味方に取り込む事はなかなか出来ない。彼が味方に付くのは双子の弟、ただひとりだけだから。

因みに、餌付けやら世話焼きやら何かと構われれば大抵は懐く軽い面もちらほら。大人しく後ろを着いて歩いたり、裏面を知る人間からすればそんな彼らの従順な様子は鳥肌もの。当然、根本的な態度は変わらない為、その時が来れば簡単に手を切離すだろうが......それまでは、歪んだ愛しか知らぬ彼らに、せめて幸せな夢を。

【容姿】
一種の不気味さを覚えるほどに整った顔立ちは、まるで人形のようだ。中性的なそれは男性とも女性とも見て取れる風貌で、明確な確信を得るまで彼は...否、彼らが一体何者なのか、不明瞭であろう。

指を通せば軽々と流れ落ちてしまうほどに細く艶やかな闇色の濡れ髪。ふんわりとした緩い癖毛で、襟足は長めのウルフカット。長い前髪に隠されているのは、頬に影を落とすほど長く繊細な睫毛に縁取られるようにして嵌め込まれた光の無い夜色の瞳。華奢な直線を描くしなやかな肢体と、上質な陶器のように白く滑らかな肌。朱華色に淡く色付く薄い唇は、ただただ美しいかたちを携えているのみで、双子の狛枝百合に比べて、感情の色を表に出す事は少ない。所謂無表情だけれど、柔らかな笑みを薄らと浮かべたり、悪戯に細めた瞳を妖しく携えたり...と珍しい様子も時折見られる。しかし、ふたりでひとり...同魂の存在である彼らの容姿は瓜二つ。目の前に立つのは当人か、はたまた真似た片割れかもしれない。

「ねえ、右か左か僕は何方か当ててご覧。」

服装は純白の詰襟学生服。靴は黒い革靴で、ズボンに隠されているがソックスガーターを付けている。気温の低い日は、外出する際に肘辺りまでの丈をした同色のケープを羽織っている事が多い。任務時は腰から左脚にかけてレッグホルスターに似た黒色の帯刀ベルトを付けており、黒い鞘の脇差を一振り提げている。

【身長】172cm

【武器】黒塗りの鞘に収められた脇差

【武器顕現】
自身の唇を小さな八重歯でぶつりと噛み切って、溢れ出てきた鮮血を、まるで情婦が紅を塗りたくるように妖しく人差し指でなぞりあげ、そのまま赤が滲んだ指先で虚空を切り裂くように左横へ振り切る。そうして切り開いた虚無から、とん...と刀が一振彼の手元に落ちてくる。

【能力(備考参照)】
重力を操り対象者の身体機能に制限をかける能力。使用条件はひとりでは使用が出来ないということ。

片割れと向かい合い、胸の中央で両手を丁寧に組んで、目蓋を閉じて祈りを篭める。緩りと目を開けば、透かし彫りの木枠に嵌められた古ぼけた鏡が二人の間に現れる。ゆらゆらと宙を漂うそれに、双子は裏表から手を伸ばす。鏡に指先が触れ、二人の影がぴたりと合わさればたちまち、周囲には深海に沈み込むような深く重たい重圧がのしかかり、使用者であるふたり以外の対象者にはまるで水中で身体を動かしているような不自由感が強く纏わり付く。貴方は必死にもがくのだろうか、それとも戸惑うのだろうか?その中を、彼らは躍るように軽やかに駆け巡る。

【 蜷ス蠖「 】

人を殺した。両の指では到底数え切れない程に、沢山の人を殺した。

初めはお隣さん。何時も僕達を見かける度に暴言を浴びせてくるような人。次は集落で一番に若い夫婦。明確な殺意に怯え切っていたのか、これと言って抵抗は無かった。嗚呼、押さえ付けたんだっけ...覚えてはいないけれど。金切り声のような悲鳴を抑え込んで、静かに。

ひとり、ふたり、さんにん、よにん。

不思議と、取り返しのつかない罪を犯してしまったんだという意識は無かった。
他人を殺さないと、僕達が死んでしまうからなのかも知れない。よくは、分からなかった。

人を殺した。十はとっくに過ぎていて、もう何人目かも分からない。人を殺して命を奪う、そんな行為に対する恐怖心はさっぱりと無くなっていた。それよりも、柔らかい肉を断ち切るあの感触と、錆び付いた鉄の臭いと、赤い赤い鮮血が飛び散る光景に、妙に心躍ったのが不思議で堪らなかった。

神様を殺した。

かみさまを。奴等を殺して欲しいと、僕達の神様が言ったから。
人間以外を殺したのは初めてだった。けれど柔らかな肉の感覚は人間と同じで、何よりも高貴な生き物を僕達の足元へ引きずり堕とす背徳感が堪らなくそそった。

人を殺した。また人を殺した。今度は神様を殺した。人を殺した。たくさん。たくさん。たくさん。

「嗚呼、嗚呼......僕達のかみさま......!ねえ、ねえ、僕、沢山の神様を殺しましたよ。偉いでしょう、凄いでしょう、ほら......!たく、さん...............、?」

【好物】
タレがたっぷりかかったみたらし団子

【嫌悪】
治療、人参

【備考】
一人称......僕
二人称......貴方(あなた) / さん付け

国家機密部隊 第二部隊所属 隊員「狛枝 百合」の双子の兄

まるで洗練された刃のようにしなやかな身のこなし、舞うように軽々と振り翳す刀裁きが特徴的。

昔住んでいた集落に在った神社。そこの狛犬に宿っていた付喪神...もとい怪異と「人を殺す為に、二人に怪異の能力を貸すこと」「怪異が望む同類殺しの手助けを双子がすること」を条件に儀式を行い、利害関係の契約を交わした。しかし現在は国家機密部隊に所属している為、口外はして居ない。戦闘時に能力の使用をする事は時折有り。

( ※双子を作成するに当たって、ひとつの器に宿るはずの魂がふたつの器に入ったとの設定をし、自宅内契約という形で架空の怪異と1対2の契約を結んでいる設定にしております。怪異は顕現させたり、実体として也に登場させることはありませんが、シチュエーションによっては能力使用や契約済を匂わせるようなセリフのみを使用する事があります。 )

利害関係の契約とは言えど、当初は双子と怪異の間に信頼等は存在しなかった。「人間を殺せばいい」と怪異に誑かされ、洗脳されるような形で契約をした。その為、怪異の呪いで半ばに蝕まれてしまい、自身が"僕達の神様(契りを結んだ怪異)"に対して一種の狂気とも呼べる程、宗教的な羨望を抱きながら居る事に自覚をして居ない彼。初めから怪異に誑かされた時点で、ただただ都合のいい器として利用されていたのかも知れない。

同類殺しの怪異を手伝ってはいるが、基本的に必要があれば殺す、面白くなければ殺す、必要が無ければ殺さない思考な為闇雲に突っかかりはしない。

【SV】

「 狛枝 菊と申します。お見知り置きを 」

「 神を手に掛けたことはあっても、ヒトを殺したことは無いでしょう? 」

「 ..................物好きも居たものですね ( 照れ隠しのように顔を逸らして襟足を弄りながら ) 」

「 医務室だけは絶っっっっっ対に嫌です 」

「 僕は軽傷なので、ユリを先に診て頂けませんか、 」

「 そう............多分、そう 」

「 跪け。ほら......なあ、なあ、なァ! 」

「 悪趣味なひと...... ( 溜息混じりに ) 」

「 ふふ。いえ、珍しい御客人だと思いまして 」

「 これ、頂けるんですか? 」

「 遊月堂の、みたらし団子............ ( 唾を飲み込み ) 」

「 ...はは、あは...!あはは、馬ァ鹿 」
返信
返信0
佐藤さん (7xcu8pfc)2021/5/30 16:59 (No.2392)削除
【名前】花牟礼 蜜(はなむれ みつ )

【性別】牝

【年齢】20

【所属】秘密結社 / 乙班 隊員

【性格】

おおらかでお人好し。誰かの為に泣き喜ぶ様なそんな純粋な子。人のために世のためになんて思いながら、生活している。どこからどう見ても善人という言葉が似合う人間である。妖を嫌っておらず、心から受けいれ愛することが出来る。相手のことを思い相手に合わせることが出来る。が、それは自分の存在価値が欲しいからという理由もある。本当は心配性で寂しがり屋。憎むことがよく分からない。怪異のために涙を流したりもする。どこまでもお人好しで抜けているため、よく騙されたりからかわれたりしている。別にその人達に対して特に憎むこともしないが悔しいなぁとは思う。心配性なくせして楽観的な部分がある。かなりのドジっ子でよく転んだりする。男慣れしてない。礼儀作法、料理、家事は全般的に出来る。泣いているところを人に見られたくはない。だって、心配かけたくないから。恋話が好きで、よく近所の子達の話を聞いてきゅんきゅんしてる。も、恋愛経験は無し。かなりフレンドリーで、誰とでも仲良くなろうとする。危機感が薄い。いつもにこにこして周りを癒す存在となってくれる。が、結構繊細な部分もある。割と鋭くて相手の感情を汲み取ることが出来る。恋愛に関しては初で、慣れてない。自分に自信がなくて、諦めてしまいがち。好きになったら一途。よく嫉妬するけど我慢する子。


【容姿】

傷が目立ってしまいそうなほど白い肌に桜色の小さな唇。薄い桃色の頬にぱっちりとした二重の目。瞳の色は、薄紅色。前髪は鋏できちんと揃えられたぱっつん前髪。整った顔立ち。どちらかと言えば、愛らしい容姿をしている。薄い蜂蜜色の髪の毛はふわふわとしていて肩までの長さ。触れてしまえば、どこか消えてしまいそうな、そんな雰囲気をもっている。もちもちほっぺ。手首が細く、指が長い。長いまつ毛は整えられている。左で小さく三つ編みをしている。指定された制服。すかーとはふれあすかーとがあしめになっていて段がある感じとなっている。黒のぶーつ。右耳に母から貰った耳飾りをしている。女性らしい肉付きで、少し色っぽさがあるも性格が性格なので愛らしく見えてしまう。特に胸の肉付きが良い。笑えば笑窪ができ、なんとも愛らしく笑うさまは1輪の花のようだ。綺麗な涙袋。優しい花の香りが彼女を包んでいる。声は透き通る様な声で少し高め。薄桃色の勾玉の首飾りをいている。

【身長】159cm

【武器】鎖鎌

【契約相手】無

【武器顕現】1度目を瞑り、目を開ければ花畑が広がりこのから1輪の花をつむとその花はいつの間にか鎖鎌になっている。

【好/嫌】

好 / お花、紅茶、水やり、花言葉、童歌、花札、ぷりん、ラムネ、甘酒、ババロア、クッキー、お肉屋さんのコロッケ 、読書、お洒落、家族/愛

嫌/ 大事な人を傷つけるもの、栗ご飯、つみれ汁、鴉(怖いから苦手)

【備考】

街の中でも人気店であった花屋の娘だった。花よ蝶よと大事に育てられた彼女はどこに出しても恥ずかしくないくらい愛らしかった。誰にでも優しい彼女を愛さないものは誰一人いなかった。が、突然の事だった。買い物を頼まれて戻ってきた時、自分の花屋が血の海になっていた。呆然としながら両親に手に触れた瞬間びりっとした衝撃が走り見る世界が変わった気がした。直ぐに警察が来たが詳しい事情を聞けないままその事件は幕を下ろした。突然1人になった彼女を襲ったのは孤独であった。だが、その事件から彼女は人間では無いものを見るようになる。そして、警察官のひとりが放った「また、怪異かよ」という言葉に全て理解した。家族は、両親は怪異に殺されたのだと。それでも、彼女は妖を怪異を憎むことも無く過ごした。両親が残した膨大なお金。己のために貯金してきたものなのだろう。そのお金でやりくりをしていくうちに沢山の付喪神やら怪異やらと関わることとなる。そして、ある妖と契約を結ぶこととなった。契約を結んで、しばらくだった頃 両親が 元秘密結社隊員だったことを知る。そして、また彼女も秘密結社に入隊することとなったのだ。

食べることが好きで、普通の女性と比べると多すぎなのでは?と思うくらい食べるが、太らない体質というなんとも便利で都合のいいからだをしている。妖力を使いすぎると余計に食べる量が増える。

よく転んだりして両親を心配させてた。

「わっ、へぶ、」「「お、お蜜ーーー!!!!!」」「だ、大丈夫?!お蜜!(あわあわ)今手当しますからね!」「よ、嫁入りの娘に傷がついたらどうする!せっかくの愛らしい顔が、、あぁ、大丈夫かい?!」

「お母さん、お父さん、大袈裟だよぉ、(へへ」


【SV】

「花牟礼 蜜っていいます。みんなからお蜜ちゃんって呼ばれてるんですよ(へへ) 気軽に呼んでくださいね(にこ)」「憎まないのかって、だって、憎んだってどうにもならない事だもの(眉下げ」「貴方を苦しめるものは嫌いよ、貴方の幸せが私の幸せだもん、」「..、怪異ってそんなに悪いものなんですか?とっても、悲しいだけじゃないですか。(暗い顔」「人間の都合に振り回されてきたんだからそれを絶対悪だなんておかしいよ(む)」「お父さんが昔、この家系はとっても凄いんだって。...ふふ、でも信じられなかったんです。え、どうしてかって?だって、祖先様が女王様なんて言うんですよ(ふは」「..、お父さんの話はとっても面白かったけど信じれなかったんです。神様だとか、怪異だとか、でも、本当だったんですね。もう少しちゃんと聞いてあげればよかったなぁ、」「お父さんとお母さんの分を私は生きないといけないんです。けど、できれば、一緒に死にたかった...、な、んてね(へへ」「あぁ、この勾玉ですか?お父さんがお母さんに1番初めに送ったものらしいです、.. 両親がいなくなって 部屋の整理をしていたら出てきたので付けてみたんです、似合いますか?(に、」「でも、1番初めに貰ったのが勾玉って、なんか、ちょっと、不思議です(ふふ)」「あ、でもこの勾玉は大好きですよ?だって、お父さんとお母さんと形見ですし、綺麗じゃないですか(へへ)」「私、戦闘好きじゃないんですよぉ、、、まだ、鎖鎌を上手く使えないですし、、」「あぶっ、( 転んで )あでで、転んじゃいました.. 最近は転んでなかったのに( うぅ、)」「この子は何も悪くないわ!寂しかっただけだもの!どうしてそれだけで消そうとするの?!」「....、ふふ、やっぱり笑った方がずーーっと素敵だよ(に」「...私のお母さん、胡蝶蘭がとっても好きだったんです。...花言葉は、幸せが飛んでくる。だから。( 寂しそうに笑って」「多分、私は私がここにいたことを残していたいのかもしれないんです。自分でもよくわからなくて、死にたかったけど死にたくなかったって。」「よく言うわ、私の事あんなにからかっていたくせに(む」「...、私何もいらないの。ほんとよ、何もいらない(眉を下げて」「..、人を愛するってそんなにも悪いことですか?私はそう思わないけど、、だって、誰かを大切に思えることってとっても素敵な事じゃない。」「全ては愛に執着するんじゃないかな、貴方も私も。」「愛がいらない人なんていない気がする。誰だって愛されたいもの。それが 過去の人なのか、未来の人なのか、それとも目の前にいる人なのか、、それによって変わるんじゃないかな。」「命をそんな簡単に捨てないで!貴方が死んだら、もうあなたとの思い出を作れなくなってしまう(泣きそうな顔。」「はぁい、花屋のお蜜ちゃんですよ〜、...なーんて、もうこんなふうに返事は出来ないのね。花屋のお蜜では無いもの。」「お願いだから、私を愛して。」「1人は嫌なの(涙ぽろぽろ」「...、貴方はいつも私ではなくて別の人と会話してますね。(ふふ)大丈夫です、代理にしてください(へら」「お慕いしておりました。貴方を愛することが出来て、私は幸せでしたよ(に)」「死ぬにはとってもいい日ですね(ぼそ」
花牟礼 蜜

レトロメイドメーカーさんより
返信
返信0
みやかわさん (7xuh6zm2)2021/5/29 19:18 (No.2377)削除
【 名前 】焔 ( ほむら )

【 性別 】男性

【 年齢 】100歳 / 見た目は17〜18程度

【 種族 】古本の付喪神

とある本屋の窓際に飾られていた古本 。少し日焼けしている様で頁はシワシワになって色も少し褪せてしまっている 。

その本を一度読み始めてしまえば何かを食べることも湯浴みすることすらも忘れてしまい読み切るまではその本に没頭してしまう事から一時期は噂になりその古本を一度読んでみたいと人が本屋に押し寄せたが本を読み終えた人間が次々と身投げをし始めたことから店主の手により店裏の森にある祠へと封印されてしまった。

藍色に染められた表紙はタイトルすら書かれていないものの何故かそれに魅力を感じさせ人を惹きつける力があるんだとか 。

【 性格 】誤解を産む様な(言葉を略してしまう)話し方をし、相手が勘違いしていた処を突いては揶揄う悪戯な一面を持ちながらも困っている人を見捨てはせずに手を差し伸べる様な優しい性格。

平気で嘘をつく。なんでもかんでも 「 嘘ですよ 」 なんて言って退けるので彼の言葉を100信用するのは難しそうだ 。

一人称は 「 私 . 小生 / 俺 」
二人称は 「 貴方 . 貴女 . 君 . 〜さん / 呼び捨て 」

小生という一人称は自分の物語を
読み聞かせる時にのみ使う。

基本は穏やかでゆるゆると自分の好きなことをして日々を過ごしている様子。最近のブームは甘味。

見た目とは真反対に誰に対しても
敬語で紳士的な態度をとる。

が、実は腹黒く計算高い策士だったりする。自分の本性を知っている人間に対してはタメ口で本心を全て口にする辛辣野郎だったりも。

自分の顔の良さを充分と理解し自分の気に入らない者の恋人を横取りしてしまったりする場合も。

自分の考えた物語を読み聞かせるのが好き。老若男女関係なく自分の物語を聞いてくれる人は誰だって大好きで大切。

契約者をとるつもりもないし、契約者になってくれる人を探すつもりもない。なりたいって言われても 「 君にはもっと素敵な人がいる筈ですよ 」とはぐらかす。

面倒な事が苦手というかなんというか。誰かが事件を起こしてそこに首を突っ込むのは好きだが自分がその面倒事の中心になることは嫌いな様だ。

【 容姿 】褐色肌。
白寄りのミルクティー色の髪をしている。
右目は赤 . 左目は黄緑のオッドアイ。
片眼鏡をしており歯はギザギザ。
本の表紙と同じ色をした服を着ている。

【 身長 】183cm

【 能力 】手に持っている本に欲しい物を書いてその頁を破るだけでその頁に書いたものが具現化される能力。

ペンで本に欲しい物を書いて頁を破るという行為をしなくてはならないので体勢が崩れている時は使えないし本を奪われてしまえば手も足も出ない。

更に実際に存在しないものを具現化することはできない。「 三色団子 」 と書いてそれを破れば三色団子が出てくるが 「 レーザー銃 」 なんて書いたってそんなものは存在しないんだから出てくるわけが無いのだ。

破って具現化した物は24時間のみ効力を発揮する。

つまり具現化された刀で相手を斬っても致命傷(腕を切り落とすなど)をつけれなければ24時間後には傷が戻るのである。

但し、1回だけ 「 嘘 」 を書いてそれを実現することが可能。その嘘とは人を殺す事は出来ないものの 「 相手を数分間動けなくする 」 という嘘は本当になるのだ。

嘘を本当にするには対戦相手の 胸 ( 心臓周辺 ) または 頭 ( 顔でもいい。とにかく頭周辺 ) の何れかに傷を与えていなくてはいけない。

【 顕現方法 】心の中で 「 焔 」 って呼ぶだけ 。きっと面倒くさそうに 「 なんですか? 」 って登場してくれる 。

【 契約方法 】キスするだけ。ちゅってね。

【 契約者 】無

【 好 / 嫌 】甘味 . 寝ること / 怖い人

【 SV 】「 私も彼のことは ( 友人として ) 好きですよ。ええ、貴方が思っている通りです。__ え?恋敵だなんてそんなそんな、ふふふ。 」

「 え?嗚呼、あれは嘘ですよ。...もしかして本気にしちゃってました? 」

「 そうですか?彼女はとても ( 内面が ) 美しいと思いますが ... え?どうしました? 」

「 だからね、小生はこういってやったんです。____ と。そしたら彼は大きな瞳をぐわっと見開いてその次には __ 」

【 本性バレしてる相手に対するSV 】「 よォ 、〇〇チャン。今日も元気にガリ勉してるかァ〜? 」

「 あ"ぁ?別にどーでもいいからなァ。あの店主がどうなろうと.......俺が被害を受けるわけじゃねぇだろ?なァ? 」

「 御前は彼奴が好きなんだろ?じゃァ奪っちまえよ!!どう奪うかって....男女がする事なんて分かりきってんだろ? 」
返信
返信0
夕焼さん (7xhekj65)2021/5/29 11:45 (No.2363)削除
とある専門家からの証言。
「 とある勾玉があるのですよ。 えぇ、 古来からあるとされている、 とても不思議な勾玉です。 ですが、 普通の勾玉とは違って、 少々いやぁな雰囲気を纏う勾玉ですね。 それでも、 過去のものなので、 扱わないわけにはいかないのですが。 時折、 場所を移動していたり、 あるはずも無いとこにいたりと、 奇妙なのですよ。 その勾玉を見つめたのなら、 その時の記憶だけが抜け落ちてるんです。 とても、 不思議な勾玉でありますね。 」

とある警備員からの証言。
「 おらぁ聞いちまったのさ! 見ちまったのさ! 博物館の巡回をしていたらぁ、 音が聞こえてきたんだ。 がたがたがたっ、 てな! 気になって見に行ったのなら、 そりゃそりゃ窓から入る月明かりに照らされた、 白い幽霊ってやつを、 俺は聞いて見ちまったのさ! しかもその幽霊、 俺に話しかけてきたんだ!! ただ記憶はそこで終わったんだ、 なんでだろーな。 」

とある怪異たちからの証言。
「 あの人は、 とっても長生きをしているの。 」
「 いつからだったっけ? 飛鳥?平安? 」
「 ばかね、 あなた! 縄文からよ! 」
「 あの人、 いつも穏やかなはずなのに、 ダメなのよ! 」
「 それでも、 寂しがり屋なの! 」

「 だから、 あの人の名前を呼んで、 お酒を一緒に飲むの。 」

「 でも、 沢山お名前があるから、 いつも違う名前で呼ぶけど! 」


「 翡翠さん!! こっちこっち、 こっちだよ! 」


『 年寄りを急かすのは辞めてくれ、 今行くさ、 私はどこにも行かんよ。 』



[ 名前 ] 翡翠 / 瑪瑙 / 鼈甲 / 玻璃 . / ひすい . めのう . べっこう . はり .
基 名無 / 勾玉の主な鉱石名から .
尚 よく呼ばれるのは 翡翠 / 彼自身が翡翠の勾玉が故 .

[ 性別 ] 男性 .

[ 年齢 ] 勾玉が出来た時は 縄文時代生まれ .
付喪神になったのは 縄文時代 中期 .
全ての仮説において 大体 15000 歳ほど . ( 背後調べ故 誤差あり )
見た目は 恐らく 20 代 〜 30代前半ほど .

[ 種族 ] 怪異 / 勾玉 .

翡翠の古い勾玉 .
それはそれは とても奇妙な勾玉である .

触れたのなら 呪われる という噂があるそうな .
実際には ただの 噂ではあるため 誠ではないけれど .

基 触れた者 が その直前に見た 記憶を失う害 .

害と呼ぶには弱いのだが 博物館に怪異が居る 、
という 情報が出ないためなのか .
はたまたは ただの 気を失ったか迄は あやふやではあるが .



彼にとって 不都合を隠すには とても利用性のある 害であった .


[ 姿 ]

白いとても長い髪の毛 . まるで 手入れをされているかのように とても 細く 指が簡単に通るほどに . 月に照らされたのなら 透明感があることだろう . 前髪は バラバラではあるが 真ん中の前髪は少しばかりながく それ以外は左右へと 流されている . ( 後にイラストにて )
髪の毛の長さは 膝裏まで なためか かなり長い . 時折 小さな怪異や子供に 結われるが .

透き通るかのように 翡翠色の 左目と 琥珀色の右目 . 白いまつげ である . まるで 全てを見透かしているように あなたを見る .

白の着物を身に纏うが 如何せん ゆったりと着ている . 羽織を身に纏うも 袖は通さずに 羽織っているだけのこともある . 冬は通してはいるが . 色は 薄黄緑と 薄い . 時折 着物も羽織も色が変わることが多いが よく見られるのは その2色のみ . 柄はない .

ここ最近では 漢服に 興味を持っているためか 欲しいとは考えている .


身長 205 cm . 長年生きているからなのか どうかは 不明 . 下駄を入れずに .
下駄を入れたのなら 210 cmほど .


手首には 勾玉に 紐がついたのを よくつけている . それも 日により違うことがあるため 些か 安定性がない . 常に含み笑いなためか 中々に 怪しいところも .


穏やかな雰囲気を纏いながら . どこか裏のある 笑みばかり浮かべやすい .


[ 性格 ]

裏表のない善人のように見えはするが どうにもこうにも 裏がありそうにしか見えない . 些か 胡散臭いといえばそうだが なんだか 読めない 食えない男 . 年寄りのように 穏やかな はずではあるが どこか 疑いたくなるものをもつ . 掴みどころがなく 心や手の内が読めない と 感じられやすい .

人は好きだ . 怪異も好きだ . 付喪神も好きだ .
秘密結社も好きだし 部隊も好きだ .


おいでおいで なんて 微笑みながら あなたを 招くことでしょう .
あまりにも 謎が多すぎて 信用なんて出来やしない .
独占欲 ? 執着があまりにも強く たまに拗らせる時も .


その癖して 人様にちょっかいをかけたがる .
例えばそう 呪い だとかね . それは冗談だけれど .



冗談なのか 本気なのか 些か読み取れない .



髪を結われるのは好き . アレンジされるのも好き . 結ばないのも好き .
遠い国の話をするのも好き . この国の話をするのも好き .


なんていうが 怪異は怪異 . 呪い 又は 害を受けている人を見ていたのなら .
笑顔で 「 頑張れ 頑張れ 」 なんて応援だなんて タチが悪い .
いつから 壊れたのかは わからないね .



私は壊れてなんて居ないよ .
私は堕ちてなんていないよ .
私は元からこうだったよ .




だから 心配なんてしないでおくれ .


堕ちたのはあなたのため .
拗らせて 道を間違えたのです .
だって あなたが そうしたのだから .



『 長生きしていると、 悪いことも良いことも沢山ある。 
嗚呼、 いかんせん、 全部どうでもいいけれどね。 』


[ 能力 ]

人の意識を少しばかり操る能力 .

なお 条件が多くあるためか あまりにも 報われない .


その1 勾玉をちゃんと見ること .
その2 勾玉を見る時間は10秒ほど .
その3 その間に ほかのものの声や音を聞いてはならないこと .

といったように 条件があるため
意識を操るなんてことはあまりにも 不得意 .

ただ 操るとなると マリオネットの如く

糸で操られた人形のようにと .
簡単に 思うように動かせる .



意識や信念がゆらがない者には あまりにも 通用せず .
ほんの数秒 体を持っていかれた 感覚にはなるものの 意識に害はない .


その応用で害がそうなっている .

つまりは 10秒間 勾玉を見つめていたのなら 意識を操られる能力 .
まぁそんなものに面白みは無いのだから .




如何せんつまらなそうな顔をした彼がいるでしょう .

[ 顕現方法 ]

『 私の勾玉を揺らしてから 、 
私の名前を呼べばいいさ。 まぁ、 出るかは、
私の気分次第、 といったところかな。 


嘘だよ、 ちゃんと求めているのなら、 迎えに行ってあげるよ。 』


彼が渡す勾玉を揺らしながら 名前を呼ぶこと .
ただし 退屈しのぎのお相手 なんていったものでは 早々現れてはくれない かも .
念には念を なんてわけでもないけれど .
求めるのなら 何処までも 何処からでも 出ていってあげる .


彼は勾玉越しにあなたを見ているかもしれない .


まぁそんなの 解りっ子もないけれど .


[ 契約方法 ]

『 私と契約したいなんて、 物好きな子だね。 
そうだなぁ、 勾玉を両手でこう、 ぎゅーっとして。


そして、 私に名前をくれるかい?


そのあとに、 勾玉をよぉく磨いておくれ。
ぴかびかになるまでだよ、 それに私が良いと言うまで、 
ちゃんと磨いておいて。

約束だよ?』


彼の本体である勾玉は いわく付きとされている .
所持者に 話せば 恐らく貰える程には 引き取り手を探してるという ,


その勾玉を両手で握り 名前をつけてあげること .
そして その勾玉を 本来の勾玉のようにと 綺麗にすること .
彼が満足するまで 綺麗に .



そうすれば あなたと契約をすることでしょう .


[ 備考 ]

生まれは縄文時代 .
恋をしたのは とある 女王 .


とてもとても愛していたのに .


魔力が衰えた だの . 日食だの . 魔女だの 彼にとってはどうてもよかった .
とある女王が産まれる前に 付喪神にはなっていたかもしれない . その後ではあるが その女王が死んでから 怪異になったかもしれない . それ故に 契約を結んだことも あれば 破棄での 代償というものも あるらしく . 恐らく 歴は長い方ではないか と いわれている .


勾玉が 発掘されたのは 恐らく平安時代 .
発掘された とはいうも 彼自身が わかりやすく 出ていただけではあるが .


夜な夜な 都合の良さを求めている人間の前に現れたそうな .


平安時代の人々の証言 .
「 あの勾玉はだめよ、 いわくつきだもの!! 」
「 怪異であれ、 手を組んだのなら、 億万長者だ。 」
「 名を残す為ならば、 致し方ない。 」
「 女がいずれ強いとされる時代は来ましょうか。 」

「 玻璃、 叶うならば、 どうか私を連れ出すか、 あやめてはおくれませんか。 」


『 いわく付きと言われても、 人の欲は終わらない。 
嗚呼、 本当に可哀想な、 人達だ。 』





博物館の警備員たちの証言。
「 白いお化けが出るって噂だぜ? 」
「 いんやあれは、 きっと天使様だ、 」
「 夜に酌をすると、 後日恩返しされるらしい。 」
「 あそこに置いてあるのは、 縄文の勾玉だったよな。 」

「 白いお化け、 天使様! 酌をしてやるから、 願いを叶えろ。 」


『 全く、 昔から変わらないじゃァないか。 
いや、 昔の方がもう少し利口だったかな、 』




私はね、 こう見えて寂しいのだよ。 
何れ忘れ去られてしまうことが、 怖くて堪らなくてね。
だから私はね、 噂だけは残しておくのだよ。
確かめに来る人間と、 酌を交わすためにね。


『 私と月を眺めながら、 お酒でもどうだい? 
なぁに、 消えるのは、 この記憶だけさ。 』


ただの気まぐれの、 そんなものだよ。
酒をかわす、 それだけで私は満足するのだから。





とある女性の証言。
「 あの人はとても、 えぇ、 迷惑ではありましたね。 勝手に惚れられて、 ではありまし。 んまぁ、 とても良い人ではあって、 とても悪い人でもありました。 執着心がとてもお強くて、 尚且つ あまりにも、 単純なお方ですもの。 でもあの人と飲む酒は、 美味かった、 かしらね。 全部を忘れ去られて、 何も知らない無垢のままで、 居られたはずなのに。 」


[ 契約者 ] 無 .

[ 好 / 嫌 ]

お酒 . 怪異 . 付喪神 . 人 . とある女性 . 勾玉 . 月 . 博物館 . 噂 . 静かなもの . 宴 . 空 . 太陽 . 呪い . 物を送ること / 浮気 . 複数での叩き潰し . 人間 . 部隊の人 . 面倒なこと . 寂しいこと . 1人 . 愛 .

[ SV ]

「 おや、 私の名前かい? 小さな怪異たちからは、 翡翠や玻璃だとか呼ばれているよ。 勾玉が作られた鉱石の名前さ。 なんとでも呼んでくれ。 」
「 こら、 しーっ。 気づかれてしまうだろう? いい子だ、 」
「 月を眺めながらの1杯は美味いさ、 なんせ月はいつものぼるのだから。 」
「 人は嫌いだけれど好きではあるよ、 矛盾? 君たちも矛盾しかしないだろう? 」
「 んははっ、 いや失敬、 あまりにも下らなかったものでね。 」
「 お化けだの、 天使様だの、 どこで噂がねじ曲がったのだろうね、 全く。 」
「 人は等しく傲慢な生き物だ、 だからこそ、 面白いのだけれどね。 」
「 たかが1000年生きてるだけで、 自慢するなんて、 哀れだね。 世間で言うマウントを取って楽しいとは、 可哀想に思えてくるよ。 」
「 おや、 招かれたのかなんなのか。 君も酒の1杯飲んでいきなさいな。 」
「 髪の毛を結ってくれるのかい? 優しい子なんだね、 ありがとう。 」
「 髪の毛を結われるのは好きだよ、 なんせ、 1人でもできるけれど、 してもらった方が良いのだから。 」
「 私は、 ………僕は、 俺は、 愛してなんていないよ。 」
「 付喪神ではなく怪異、 なのだから。 ほれ、  頑張れ頑張れ。 耐えれば明日が来るよ、 耐えられたらの話だけれどね。 」
「 私は私だよ、 とても誰よりも私なだけだ。 」
「 こ〜ら、 勾玉を見つめてはいけないよ。 操られたくないだろう? 私に、 」
「 優しいだけが全てでは無いのだから。 」
「 君はとても変な人だ、 人?神?怪異? そんな事はどうでもいいね。 先に言うと、 私はとても面倒な怪異だよ。 」
「 漢服に興味はあるよ、 似た雰囲気なのを身にまといからね。 」
「 寂しいのは嫌いなんだ、 ひとりぼっちは、 辛かろう。 」
「 君が悪いんじゃない、 君の運命が悪いのだよ。 いいかい、 だからね。 また明日、 おいで。 忘れていなければ、 になるけども。 」
「 ……………愛は嫌いなんだ、 傷つくのは自分だけなのだから。 」
「 名前をおくれ、 そして勾玉を握り、 磨いておくれ。 君を守ると誓おう、 」
「 静かなものは好きだけれど、 寂しいのは嫌いなんだ。 わかるだろう? 」
「 持っていきなさい、 気にしないで。 私がただ君に送りたいだけの、 気持ちなのだから。 」
「 腑抜けた顔をしているなぁ、 1500年前と変わらない顔だ。 」
「 君、 もしかして …………… 。 嗚呼、 やっと見つけた、 私の僕の俺の 、 可愛いお人だ。 」


.
返信
返信0