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淀川さん (7xct84m9)2021/5/23 00:46 (No.2133)削除
【名前】五鈴( いすず )

【性別】女

【年齢】約1700( 見た目年齢:10歳前後 )

【種族】怪異 / 元々は二神一体の鈴の付喪神
/ 街では時折、山中の神社に近付いた人が行方不明になる事件が起こっていた。
そして行方不明になった人は皆、見るも無惨な姿で発見される。肌は焼けて頭髪は抜け落ち、胸元には無数の刺傷があるのが確認されている。所々骨まで見えてしまっているものもあったらしい。
唯一逃げ帰った人が語るには、小さな少女の声が聞こえたのだと言う。

「 鈴の音、お好き? 」

けれど少し前からそういった事件は聞かなくなった。少なくとも山の神社で変死体や白骨死体が見つかることは、ある日を境にぱったりと止んだのだ。
それからはたまに、鈴がコロコロと転がるように、嬉しそうな少女の笑い声が山に響くようになったのです。


【性格】
昔昔、そのまた昔。彼女はとても優しい神だった。
愚かな人々に寄り添い、願いごとは良く聞き入れた。人々が苦労のないように、夜に蔓延る所謂 “ 悪鬼 ” だとか “ 怪異 ” と呼ばれる者を進んで懲らしめてたりもして。人の幸せを願い、心からの笑顔が大好きな神だった。争いを好まず、時に優柔不断でパッと決められないことはあるけれど、少し半身の事には過激になるような神だったけれど、根の優しさから人々に愛されていた。
とても、優しい神だった。

しかしそれはあくまでも昔の話で、今の彼女は似ても似つかない性分の持ち主だ。
人間というものを酷く嫌い、吐瀉物を見るような瞳で常に人間を見下している。優しさなんてそんなもの捨ててしまっていて、残っているのは人への怨みだけ。人間の醜さを知ってしまった今では、過去の優しさを、慈悲を、愛を、他に向けることはなくなってしまった。かなり口も悪い。
半身を失ってしまった影響で荒みきって、昔のように小さな楽しみを見出すことすらも困難。

彼女の見る視界は異常そのものである。というのも、堕ちてしまった事への代償からか、それとも憎しみによる思い込みからか、人間は「 蠢く肉塊 」にしか見えない。そのままの姿が見えるのは、おなじ妖と契約者である一人だけ。その契約者ですらも、“ 本当に ” 見えているかなんて誰も分からない。彼女の視界は、彼女だけのものだから。
人間は醜いから嫌い。幸せを奪っていくから嫌い。
他の妖は邪魔をしなければどうだっていい。
ただほんの少し、怪異には好意的。

彼女は一人の人間に執着している。
白くて赤くて黒い人間の彼を、自らが失った片割れなのだと思い込んで、二度と離さないように傍を付いて回っている。彼が悲しむから、憎い人間を見境無しに殺すことはしない。しかしその彼が望むのなら、彼女は言葉の如く身を削って命を奪いにいくだろう。そうでなくとも、気に食わないことがあれば、彼女はあなたを敵だと認識するだろう。
だけれど彼と離れたくないから、どれだけ人間が憎くても基本的に友好的であるように接する。
直接殺しにかからないだけというのを友好的と捉えるかは人それぞれだが、少なくとも出会って直ぐに自我を忘れて襲ってくることは無い、はず。

彼女は、本当の片割れが付喪神としてまだ生きていることを知らない。


【容姿】
風に揺れる藤色のふわふわとした綿のような髪はとても長く、地面に擦れはしないものの膝を超える程。サイドに大きな鈴を二つ髪飾りの代用として使い、全体的に見ると控えめな括られた髪が二つ、鈴の下から見える。頭の鈴には普通あるはずの音を鳴らすための玉が入っておらず、何も鳴らない。それであるのに彼女が歩くのに合わせて、不気味な鈴音が鳴るのだから摩訶不思議なもの。
横髪はかなり変な癖が付いており山のようになっている。そこに括り付けられていたそれぞれ15個の鈴の束二つを契約者に渡したことで、そのような面白い癖になったと考えられる。
双眸に嵌る大きな瞳は濁った赤色。目と眉の形だけ見れば優しげであるのに、どこへでも引っ付いて回る冷淡さを隠せておらず、きめ細かな肌は死人のように白く血の気が全く持って感じられない。
身に付けている着物は、幼い女児が七五三の歳に身に纏うような、濃い桜色の振袖。桜の柄に染められた着物はとても愛らしく、良い家柄の童女のようにも見える。足には白い足袋と、3cm程の高さの茶色い草履を履いている。
着物の帯に隠すように挟まっているのは、とても小さな小ぶりの刃物。刺身包丁のような形をしたそれは、いつの間にか手元にあった。


【身長】141cm( +3cm )


【能力】
本来、彼女はただの鈴。これといって、役に立つような力は持っていません。精々出来て、鈴の音を聞かせて人の心を落ち着かせたり、逆に乱したりするようなものです。寝る前に鈴の音を聴くなどすれば、きっと任意の夢が見れることでしょう。

しかし今の彼女はただの鈴ではありません。呪い呪われ堕ちた鈴です。彼女の息の罹った鈴の音は、地の底に眠る脆弱な死体共を、いとも簡単に操ってしまう程の邪悪さを持っています。蘇った死人達は、外の国に伝わる所謂僵尸というものに動きがよく似ているようです。


【顕現方法】
彼女は契約者に迷惑をかけないよう、神社で一人呼ばれるのをずっと待っています。もしかしたら、街で暇を潰しているかもしれません。
すぐに呼び出したいと思うなら、契約後に彼女から渡される30個の鈴に意識を集中させながら名前を呼んでください。
契約者であるあなたの呼びかけなら、彼女はいつ何時であろうと無視することはしません。


【契約方法】
彼女は大切な半身をずっと探しています。半身を殺してしまったことをずっと悔やんでいます。
もしあなたがそれに成ってくれるというなら、山中の寂れた神社の中にある神棚に、油揚げと酒をそれぞれ二つずつ供えてください。
必ず一人で行ってください。
半身は一人しか要りません。
次第に供えた片方が腐り果てていきます。同じように少しづつ、耳障りな鈴の音が大きくなっていくことでしょう。
それからは膝を付き、顔を伏せて、絶対に神棚の方を見てはいけません。
足音がします。赤い水溜まりを踏み締める少女の足音です。
足音がします。神社の奥から響くそれは徐々にあなたに近付いていきます。
足音がします。あなたの目の前で足音が止まった時、しっかりと少女の顔を見て、しっかりと少女に笑いかけて、名を呼んであげてください。
今広まっている怪異としての名前ではなく、昔呼び親しまれてきた本当の名を呼んであげてください。
彼女の真名は、「 鈴彦姫 」 と申します。
死ぬまで一生一緒にいてあげてください。
認められれば、あなたの事を「 ひぃちゃん 」と呼んで大切にするかもしれません。
彼女はあなたを守る盾になり、歯向かう者を滅する剣となるでしょう。
しかしそれは片割れであるあなたにだけ。
人間は守れません。守ろうともしてくれません。
彼女が人間に裏切られた事への怨みで堕ちた怪異であることを、決して忘れないでください。


【契約者】有 / 無医名 白( 古希さん宅. )


【好/嫌】
好 / 「 ひぃちゃん 」.

嫌 / 人間.


【備考】
一人称 / いすず.私.
二人称 / お前.あなた.

鈴の付喪神からは、鈴の怪異が見えません。
鈴の怪異からは、鈴の付喪神が見えません。
触れることも、話すことも、すれ違うことさえできません。

[ --- ]
むかしむかし、ある所に、人間に裏切られた哀れな神が二柱おりました。

二柱の名を、「 鈴彦姫 」 と申します。

…………。

…………。

それだけのことです。


【SV】
「 うるさいうるさい。いつまで経っても野鳥の様に騒がしいのね人間は。これでは静かに眠れもしないの。それもこれもお前らの所為よ。お前よお前、其処のお前。 」

「 お早う有象無象ども。……なに、挨拶をするのがそんなに可笑しいの? 五鈴だって挨拶くらいできるのよ。 」

「 今宵はとても月が綺麗ね。それでも五鈴は気分が頗る悪いの。街には人間があんなに沢山蠢いて、犇めいて、穢らわしくってありゃしない。殺してしまいたいわ。 」

「 ひぃちゃんが悲しむからね、お前は殺さないであげる。感謝してね。 」

「 ねえ、ひぃちゃん。あなたが守れといえば、人間を守ってあげてもいいわ。あなたが殺せといえば、気に入らない人間を殺してあげるわ。 」
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夕焼さん (7xhekj65)2021/5/23 00:19 (No.2131)削除
とある女性からの証言。
「 夜中に外を歩くと、 手毬を落とす音と共に、 子供が歌ってるのが聴こえてくるのさ 。 あたしゃ、 怖くて怖くて 。 もう夜中に外を歩くのはやめたよ。 」

とある男性からの証言。
「 おりゃぁ 、 夜中に酒を飲んだ帰りに歩いてたのなら 、 子供が歌ってたんだ。 ほらちいせぇ頃に皆がやる歌をな 。 でも振り返っても人っ子一人も居りゃしねぇ 、 まぁ俺の記憶違いかもだけどよ 。 」

とある子供たちからの証言。
「 ひるまにあそんでるとね 、 着物を着た女の子が来るの! 」
「 その子、 手毬を持ってるの! 」
「 凄いうたもきれいで 、 楽しそうにしてくれるんだよ! 」
「 バイバイしてから、 すぐに振り返ったら、 その女の子 、 居なくなっちゃうの! 」
「 着物なのに走るのがはやいって 、 凄いなぁって 。 」


「 とってもね、 きれいな黒髪と汚れた手まりをもって 、 現れるの 。 」


「 名前が無いみたいだから、 皆で呼ぶんだ 、 その子のこと、 」




「 まりちゃん 、 あーーーそぼ!!!! 」


『 はぁい 、 まり 、 皆とあーーーそぶ!!! 』


[  名前  ] まり / 毬 . 鞠 .
基 名無 / 皆が彼女をそう呼んだ .

[  性別 ] 女の子

[ 種族  ] 付喪神 / 手毬 .

[ 年齢 ] 飛鳥時代 / 1400 〜 程と曖昧さ有 .
見た目年齢 / 幼子のように 9歳程 .

[ 姿  ]

手入れが行き届いている黒髪 . 艶めいていて汚れがないようにと 切りそろえられた腰までの 髪の毛 .前髪は目の上まで 均一に 揃えられているほど . 一切の狂いもないようにと整えられている .

ぱちくりっとした黒い瞳 . 毎日輝きのようにと 目をキラキラさせている .

白い肌にほんのりと桃色の頬 . ぷっくりとした唇 . 幼い子供のような顔立ち .
様々な模様の入った 縫い合わせられた 着物を身に纏う . 市松模様 松竹梅 鶴 熨斗目 もバラバラではあるが 着物自体の意味を込めている . 帯の色は 持っている手毬と合わせている . ただ後ろを りぼん とやらに結び始めたのは 最近のようで . それに下駄を はいている .


身長 140cm あるようで ないようで . 下駄を合わせたのなら143センチ 程


いつも両手で 吉祥文様の毬を持つ. 両手でなんとか 両手で当たり前のようにと すでに汚れきった手毬を持っている . 何度も何度も 土に打ち付けられた ようにと 茶色が取れていない . そんな手毬を いつも持つ .

まるで 普通の人間みたいに 笑うのです .


[  性格  ]

まだまだ子供のようなに 面白い事や 楽しい事が好き . 変なことも気になるし そるでもやっぱり 手毬が1番好き . 甘いものもお煎餅も好き . 可愛いものもかっこいいものも好き . 大人も子供も好き . 怪異さんも部隊さんも好き . 嫌いは 消えること . 忘れられること .

にんまりと笑いながら 子供の中に隠れて 遊ぶことが好き .
いくら声をかけても 気づいてくれない大人は 少し嫌 .

我儘 子供でしかない . それがその子らしい .

遊んで遊んで と頼むのは あなたと仲良くなりたいから .
でも 怖いことや 怒られたのなら 大きな声を出して泣く . 理由は だって怖いから .
甘えん坊で 人懐っこい .

その割には 頑固で 意地っ張りで 欲しいものはとことん欲しい .


誰かに肩車されるのも好き . 抱きしめてもらえるのも好き . 膝の上に乗るのも好き .
どこか遠くに行くのも好き . 近いところを散策するのも好き .



だから まりの名前を呼んで .
だから 名前のない まりに 名前をつけて .
だから まりのこと ちゃんと見てて .


だから まりのこと 忘れないで .


堕ちようと思えば堕ちれました .
それでも 堕ちたくなかったのです . だって 皆が まりの 名前を 呼ぶから .



『 はぁい 、 まり 、 ここにいるよ 。 
手毬であそぼ 、 きょうはどんなうた 、 まりとうたってくれる? 』



[  能力  ]

『 まり? まりのね 、 ちから? よくわかんない 。 
でもね 、 まり 、 てまりをなげるとね 、 びゅーんって飛んでいってから 、 
まりのとこに戻ってくるの! まりね 、 だからおもしろくって 、 
なんどもびゅーんって 、 とばすの! 

たまにね 、 まりにね 、 へんなものくっつくんだ!

例えば? たとえばね 、 かかおってやつとか 、 ヤシの実とか! 
なんでかしらないけど 、 たくさんついてくるの! 』


彼女が手毬を投げたのなら 豪速球にでもなりえる .
それは怪力 なのか 彼女自身が 手毬に触れたからなのかは 曖昧 .
ただ 操る とはまた違う . 手毬をどんな方向に投げたとしても また同じ道を辿り 帰ってくる .


いわば 本来帰ってこない筈の 手毬を ブーメランのように扱うような .
他の人が投げたとて 地に向かうのみである .


[  顕現方法  ]

『 まりの名前を呼んで 、 まりの手毬をもって 。 
それでね 、 手毬唄をうたって欲しいの 。 
まり 、 それだけで出てくるよ 。 


だってまり 、 あそぶのだーーーいすき!!! 』


手毬で遊び 彼女の名前を呼び 手毬唄を歌うだけ .
とてもとても簡単な顕現方法 .


退屈しのぎ 遊びたい それだけならば 彼女は適任ではないか .

[  契約方法  ]

『 まりに名前ちょうだい 、 まりじゃないの 。
手毬もちがう!! あなたがまりを呼ぶ名前!! 
まり 、 ほんとーはなまえないから 。 


だから 、 なまえちょうだい 。


それに 、 手毬を綺麗にしてね 。 
そのあとに 、 手毬を使って沢山遊んで!! 


汚れて 、 模様まで見えなくなったなら 、 

まり 、 あなたと生きる!!! 』


手毬を一度綺麗に洗い その後に 模様まで見えなくなるほどに 遊んで使ってください .
土をかける 態と汚すでは無く “ 遊び ” で汚すこと . 蹴鞠は良しとされています .
ただ踏むのではありません . 形もきれいな丸であること .


そして 名前をつけたのなら 彼女はあなたと生きることでしょう .


忘れないように 名前を呼んであげたのなら .
あなたのためにと 頑張ることでしょう .

[  備考  ]

飛鳥時代に 中国から 渡来してきたとされている手毬 .
皆が皆 遊んでいた際に ふとした日に 1人の女の子が 混じっていたそうな .

子供たちは 気づかずに 共に遊んでいた .

汚れていても大切に手毬で遊んでいた子供たちに現れたのは
彼女自身である . それから時代が変わっても 手毬で遊ぶ子供たちのまえに 現れたそうな .


飛鳥時代の子供たちの証言。
「 あの子 お名前ないの! 」
「 服も私たちとは違うの! でも素敵なのよ! 」
「 名前が無いからつけてあげたの、 」
「 手毬をしてるといつもやってくる女の子 。 」

「 まーーーりちゃん 、 こっちおいで 。 手毬しよ!! 」


『 はぁい 、 まり 、 みんなと手毬するーー!!! 』



江戸時代の子供たちの証言。
「 あの子不思議なの 、 色んな柄が入ってるの! 」
「 髪の毛をおろしてるから 、 綺麗だなぁって 。 」
「 名前が無いんだって 、 でも 自分のこと 、 まりっていうの 。 」
「 楽しそうにしてくれるから、 気にしたことなんてないや 。 」
「 だから 、 名前を呼ぶんだ 、 私たち。 」

「 まりちゃん 、 こっちで手毬しよ 、 きょうは何うたう? 」


『 はぁい 、 まり 、 手毬する! きょうは 、 京のうたがいいな! 』





まり 寂しくなんてないの .
みんなが まりのこと 覚えててくれるから .
だから まり 寂しくなんてないの .
みんなが まりと 遊んでくれるから .



『  まり 、 手毬する 。 きょうは 、 どうしよっか! 』



まり 皆がいるなら それでいいの .
みんなが 手毬してくれるだけで まり 嬉しいの .





とある老人の証言。
「 古い古い家がある 、 そこの中に 、 手毬がある 。 その手毬には神様がついている 。 いや 、 付喪神と言うべきか 。 とても陽気で 、 明るい子供だったかな 。 たまに 、 子供たちといるとこを見ると 、 わからなくなるんだ 。 あの子は、 神様なのか 本当の子供なのか 。 わからなくなるんだ 。 」

[  契約者  ] 無

[  好 / 嫌い  ]

手毬 . 子供 . 大人 . 面白い事 . 楽しい事 . 甘いもの . 可愛いもの . 寝ること . 遊ぶこと . 食べること . 歌うこと . お酒 . / 楽しくないこと . 痛いこと . 怖いこと . 怒られること . 辛いもの . 無視をする人 . 無理矢理感 . 喧嘩 . 馬鹿にされること .


[ SV ]

「 まり 、 まりのこと 、 呼んだ? 
よんでなくても 、 いいよ 。 まりと 遊ぼ! 」
「 まり 、 まり 、 てまり! てまりで 、 遊ぼ! 」
「 まり 、 子供? 子供みたい? でもね 、 まり 。 お酒飲めるのっ 、 」
「 みんなの記憶にのこるなら 、 いいよ 、 まり 、 がんばる。 」
「 ねぇ 、 だっこ 、 肩車! して 、 ね。 」
「 まり 、 甘い物食べたい 。  おいも 、 たべたい! 」
「 ふっぁ 、 怒らないでよっ 、 まりっ まりは 、 うぇ〜〜ん!!!
なんで怒るの〜〜っ!!!! まりっ 、 あそんでた 、 だけなのっに! 」
「 まりのこと 、 ばかにしないでっ 。 1400歳とかだもん! 」
「 まり、 ほんとーは名前ないの 、 だから名前付けて 。 」
「 お姉さん 、 まりのことみえるの? ほんと? 
大人は 、 まりのこと見えなくなっちゃうの 。 だから嬉しい 、 まりと遊ぶ? 」
「 まりね 、 寂しくなんてないの 。  だって 、 あなたがいるから 。 」
「 まり 、 しあわせだよ 。 まり 、 かなしくないよ 。 」
「 ふふん 、 まりはね 、 こうみえて飛鳥時代? から生きてるの! 」
「 みんな 、 まりのこと見えなくなるの、 なんでか知らないけどでも 、 まり悲しい。 」
「 まり 、 まり 、 てまり! てまりをしよう 、 」
「 怪異さんは元はまりとおなじ 、 寂しくないよ 、 まりがいるもん。 」
「 アイスくりぃむ? 甘いの? 食べたいな 、 まり 。 」
「 まり 、 桜似合う? 椿も似合う? んへへ 、 うれしい 。 」
「 名前 、 ちょーだい 。 手毬で遊んで 。 そしたら 、 まり 。 あなたと生きる 。 」
「 まりのこと 、 忘れないでね 。 」
「 だいすき〜とか 、 愛とかわからない 。 でもねまり 、 幸せならいいの 。 」


[  関係 ]

契約者さん . お兄さんしてくれる方 . 遊んでくれる方 . 覚えててくれる方 .
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ケイさん (7xlh0cxp)2021/5/22 22:41 (No.2124)削除
【名前】弓
【性別】女性
【年齢】実際:1000歳(平安時代)/見た目:20後半
【種族】付喪神 / 和弓(大弓)
【性格】楽しいこと、面白いことが好き。物腰が柔らかく、おっとりして慈愛に満ちている。人間や神が好き。特に人間の赤子や幼子は古来から出産の魔よけとして、梓弓(弦を打ち鳴らして魔を祓う行為)にも使われていたことから、愛しく守るべき存在と思っている。恋路は見てて応援したくなるしちょっかいもかけたい。
【容姿】長く床につくほどの黒髪を一本にまとめて流す。平安時代の狩衣を纏って、唇に仄かに紅をつける。夜のような澄んだ黒い眼。昔ながらの日本女性の妖艶な美人。蝙蝠扇を懐に持つ。巨乳でむっちりした体だが、本人は肩が凝るとサラシを巻いている。狩衣を着ているため触れないとわからない。藤の香を纏っている。
【身長】221cm
【能力】放たれた矢は疾風の如く、魔を祓い、鋼をも貫く。一撃必中。ただし、弓が重いために矢を放つまでは無防備になる。矢を放った後の弦が腕に当たると腕が飛ぶため、熟練した使い手が望ましい。一度でも、弓で腕を飛ばそうものなら「使えない」と判断され生気を吸いとる。
【顕現方法】どこかの竹林に紛れている弓を見つけ、供物を祀り、三日三晩、弦を引ききり弓を打ちならす。彼女が認めたら出て来てくれる。
【契約方法】彼女に口付ける。
契約を継続していきたいなら毎日、彼女のどこかに口付ける必要がある。強制契約解除をすれば、60日後に体が竹に変わり果てる。
【契約者】無
【好/嫌】甘味、人肌/雷、わさび
【備考】昔々、宮廷の庭におかれた竹林には、見事な女竹と男竹があった。樹齢は500か800か、とも言われた長く、美しい女竹と雄々しく太い男竹。仲睦まじい二本は、 夏にしなれば万物に木陰を与える。病に倒れれば女竹の朝露を集めて飲めば、経ちどころに癒された。そんな女竹に心奪われた御上は、他男に見られぬようにと、女竹を切り、弓にしてしまった。男竹は竹林と共に燃やしてしまった。そして、見事な大弓になった彼女を満足げに手にした御上は、早速彼女で試し打ちをした。するとどうだろう。あまりの大きさに弦が跳ね返り、御上の腕を飛ばしてしまったという。
また、明くる日は難産の正室のために梓弓が行われた。御上の弓だった彼女が一弦鳴らせば、正室と赤子にかかっていた凶の黒雲が晴れ、何人も魔を入れることなく世継が産まれたとか。
時代とともに彼女は自分を使える者を探しながら、遣えてきた。何度か焼かれ、壊れそうになりながらも、それでも彼女は折れずに今にいたる。
「愛し子らが、私を忘れても、私は貴方たちを愛しく思います。」
【SV】「あら、初めまして愛しい子。貴方、私を使ってくれるの?」「今日の分の接吻はないのかしら?」「っ、や、やだわ。こんな年増をからかうなんて…」「あの人はもう、いないのかしら」「甘いものね!ち、ちょうこ、れと?南蛮のお菓子かしら?」「きゃっ!雷っ…‥………!!(ぎゅっ)」
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さん (7xhekj65)2021/5/22 13:20 (No.2056)削除
[ その昔、名の通る花魁は想い人を、想い人から貰った簪で、人を殺めたという。]

【 名前 】桜楽ーさくらー

【 性別 】不明

【 年齢 】
恐らく315歳(江戸時代のうまれ)
見た目年齢/14歳ほどの子供のようにみえる。

【 種族 】怪異 / 簪

とある太夫がつけていたとされている簪である。

簪にも種類があるとされておりますが、
彼?彼女?は、15cmの簪になりましょうか。
綺麗な白の交じった桜色の、桜の飾りがついております。

チェーンのようなものをとりつけられており、
鈴もついていることでしょう。


つけている人があるいたのなら、
りんっ、とした鈴の音が聞こえてくることでしょう。
(詳細イラスト、後にて。)


ただその簪の銀は、赤色に染め上げられておりました。




それはそれは、とても古いようで、
そして、血の赤と香りが、こびり付いてしまったかのような、
そんな簪でございましょう。



もしあなたの近くに簪があったのなら、
つけずに置いてある、それだけなのなら、
ちゃんと閉まっておいたはずの簪が、箱から出ていることでしょう。

それに触れようとしたのなら、


傷を負い、そこから血が出ることでしょう。
重要なのは、傷ではございません、簪で御座います。



簪の先で切れたのなら、彼?彼女?の気がすむまで、

血が止まることは無いでしょう。
それゆえ、この噂を知る者は、口を揃えてこう話しましょう。


「簪があるのなら、身につけない。」
「江戸時代では、身を守るお守りだったらしい。」
「その昔、遊女が簪で人を殺めたんだって。」
「血に染った簪があるんだって。」
「簪を大切に扱いなさい、きっと妖がみているわ。」


簪を出したまま、寝てはいけません。
もしかしたら、簪が落ちて、
あなたを刺してしまうかもしれないのだから。


はて、簪はいったいどこに、閉まったかな。


【 性格 】
ただの子供と変わらないようにと、子供のように笑うことでしょう。

物を大切にしないのを嫌います、それ故に手荒な扱いをする輩ほど、嫌いな存在は御座いません。好戦的、とまでは申しませんが、煽ることなど多くありましょう。

人の色恋沙汰にとても敏感であり、人の友好関係にまでは敏感であります。

彼?彼女?に聞いたのなら、大抵の事は教えてくれるでしょう。それと同時に、対価を頂くかもしれません。極めて気まぐれで、自分勝手の、自己中心的な人物ではございます。


ただ、それでも血に染ってしまった簪を、褒められたいなんて、そんな我儘を零すのです。


彼?彼女?が壊れたのは、いつだろうか。

太夫の想い人が来なくなってからなのか。太夫の想い人がほかの女に現を抜かしたからなのか。太夫が想い人を、想い人から貰った彼?彼女?で殺めたからなのか。


はてさて、それを知る人は、もう生きてなどおりませぬ。


ただまだ生きていて、彼?彼女?の簪を使ったものがいたのなら。みな、口を揃えてこう話しましょう。

「あの子はとても良かった、とてもよ。」
「わっちのひかりで、ありんした。」
「桜の花言葉、純潔、似合わなくなっちゃったね、私。」
「可哀想、だった。とても、ね。」
「簪は、つけなきゃ意味が無いの。
人を殺めるための、道具なんかじゃ、ないの。」



「ごめんね、ごめんなさい、ごめん。
うち、あんたのこと、大切にしてあげられんかった。」


どれほどに自身に血を浴びせられたことでしょう。


彼?彼女?にとっては、裏切りに近いものでした。


いつからでしょうか。

付喪神から怪異に堕ちたときから、
彼?彼女?自身の簪で、遊女たちを殺めたことでしょう。


その度に、埋まらない何かを察して、
視える人達がまだいたのなら、きっと。


「桜楽、あの子の名前は、それ。」
「あなたをつけると、とても名が通るの。」
「あの子をつけたわっちは、遊郭では1番になりましょう。」


「今度は、間違えちゃいけないんだよ、桜楽。」


女は地獄、男は天国と謳われる桃源郷。
その昔、とある簪を身につけたのなら、
名の通る太夫になれると言われたそうな。


名が通ったのなら、また次へ、また次の人へと渡されたそうな。とある想い人が太夫へ贈ったそうな。それから想い人はその太夫の元に来なくなったそうな。簪を片手に待っていたのなら、想い人は他の太夫のとこに出入りしていたそうな。それを見た太夫は、想い人から貰ったその簪で、想い人を殺めたそうな。


太夫は、返り血を浴びながらも、涙を流しながら、殺めたそうな。




あの子がとても可哀想だったんだ。待っていたのに、信じていたのに。だって、浮気はいけないことなのに。それなら、あの子みたいに悲しんで、傷つく子が出来るぐらいなら、ボクをそう扱わせた輩がいるのなら。




純潔、じゃなくたって、いいよボク。



とてもとても、遊郭の太夫や遊女を大切にしておりました。外の世界も知らない、箱庭の彼女たちを愛しました。それを汚す男が、とても嫌いでした。



嗚呼、はて、あの簪はいつから、血に染っていたのでしょうか。


【 姿 】
どうにもこうにも、なにもないほどに、黒い髪の毛。艶やかで、それを、腰まで伸ばしたのを、1つに結んでいます。

簪の使い方ではございませんが、紐替わりではありますが、簪をさして、とめていることでしょう。えぇ、彼?彼女?自身の簪を。黒に映える簪と言えましょうか、桜の飾りが印象的です。


前髪は、目の上までに整えられております。瞳の色は、桜色で、鮮やかであり、生気のないようなとこが見られます。


太夫が着るような、絵踏衣装と呼ばれるものになりましょう。柄は、桜柄に黒を身にまといます。ゆっくりとした下駄の音が聞こえたのなら、まるでそこは花魁道中でも起きてるかのように、彼?彼女?が綺麗に見えることでしょうか。


傍から見たのなら、その風貌は女性にも思えることでしょう。サラシを巻いておりますので、そこら辺での判断は出来ないでしょう。ただ、その絵踏衣装には血がついております。えぇ、きっと、簪での恨みが篭っているからでしょうか。


身長145cm、下駄をいれたのなら150cmとなりましょうか。


化粧をしておりますゆえ、
顔立ちでも性別の判断は出来ませんが、
キレイめな顔立ちなのは、変わりありません。

彼?彼女?にくせなんてものは、ありません。ただし如何せん、簪に対しての思いレが強いのです。



だから、強いて言うのなら、

簪を身につける街ゆく人々を、
眺めるのが癖になっていることでしょうか。


もしまだ、彼?彼女?を知る人が居たのなら。
「幼い子の顔立ちをしてますわよね。」
「どんな簪も似合うことでしょう。」
「全く嫌だねぇ、如何せん何でも似合っちまう。」
「黒に桜はとても綺麗ですもの、」
「まだあやつは子供だ、ほんと可愛らしいなぁ。」

時折、簪を眺めながら、泣いていることがあります。まるで何かあるかのように思われるかもしれません。


彼?彼女?は、




あの日の泣いていた花魁を思い出してしまい、
どうにも、痛くて堪らないのです、無くしたはずの心が。


【 能力 】
音を鳴らしましょう、奏をかなでましょう。
一節聞いてみてはどうでしょう。

三味線で奏でる、彼?彼女?であります。

聞いたのなら、たちまち道具だろうとなんだろうと、舞うでしょうか。

人以外であれば、液体でもなんでも、操れます。

ただ彼?彼女?の胸元には、
それはそれは多くの簪をもつためか、それを操ることが多いことかと。




尚、簪の怪異のためか、簪を操ったのなら、

害が加わるこもしれません。
それはわかりやしませんが、




如何せん、どうでしょうか。


単純に、音で物を操る能力になりましょう。
はてさて、何を操るかは、彼?彼女?の気分になりますが。

三味線の音が1回、聞こえたのなら、
ふわりっと、物が浮かぶことでしょう。

2回目が聞こえたのなら、そのまま刃先をあなたに向けることでしょう。



3度目は、あなたを目掛けて飛ぶことでしょう。




はて、彼?彼女?はいったい、なんの曲を、弾いてましたかね。


【 顕現方法 】
簪の先で、あなたのどこの部位でも良いです、切ってください。
血を流して、簪に血を与えてください。

したたり落ちるはずの血は、簪が吸収することでしょう。


そのあとに、簪を頭につけ飾ったのなら、
ふとした瞬間、簪の鈴の音とともに、
からんからんっとした下駄の音とともに、


あなたの前に、現れては、子供のように笑うことでしょう。


最後に一言、いってあげたのなら、
好意的に受け取り、あなたの役に立とうとしましょう。

「簪、とても綺麗ですね。」


嘘は、いけませんよ。



【 契約方法 】
遊郭があった場所、そこの高い所のお部屋、
タンスの奥底にしまってある木箱があります。

その中には、血に染った簪がある事でしょう。

ふとした瞬間に、血の香りがしては、
錆びてしまっています。



あなたの血を与えてください、

あなたが簪をつけるのに相応しいのかは、
彼?彼女?の気分になりますが。


桜が似合う人でないと、ダメなのです。



血を与えたあとに、
なんでも宜しいです、布団でもなんでも、
その場にある、古びた絵踏衣装でもなんでも。

彼?彼女?を使った悲しい事件の再現をしてください。



一言一句間違えてはいけません、
それは彼?彼女?への冒涜でしかないのです。



間違えたのなら、手に持っていた簪が、あなたを貫くことでしょう。間違えたのなら、例え小さな簪であろうとも、あなたに沢山の傷をつけることでしょう。

間違えなかったのなら、彼?彼女?はあなたを気に入り、



あなたと共に歩くことを決めるのでしょう。





事件の再現。

太夫は想い人を、計21回、簪で刺しました。
そして涙を流しながら、言葉を投げるのです。

「どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、……………………どうして、
わっちは待っていたのに、信じていたのに。
あたし、待ってたのに、信じてたのに。
うち、待ったのに、信じたのに。



どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、…………………どうして、

私、あなたのこと、愛してたのに。
この子を、こんな風に使わせるなんて、使わせるなんて、使わせるなんて。



私、綺麗じゃない、この子も汚れた。
嗚呼、嗚呼、嗚呼、嗚呼、嗚呼。






お慕いしておりました。」




目の前の想い人は、動かなくなっていました。
血の再現までは求めておりません。

ただ、忘れないで欲しかったのです。



太夫の、悲しいこのことを。
ほかの周りの、遊女たちも涙を流していたのです。

【 備考 】
今からおよそ300年ほど前の話になります。


時は江戸時代、とある簪商人がひとつの簪を作り、それを遊郭へ持って行き売るところから始まりました。桜の装飾がついた簪を遊女たちは、求めたのです。意味合いとしては、まだ汚れていません、と表すためでしょう。えぇ、その意味は、まだ手をつけられていない、を意味するからです。こぞっ、と桜の簪を欲しがっていたのは事実です。

ひとりの遊女が、桜の装飾がついた、とある簪を望みました。


それから数週間後、その簪を身につけていた遊女が、
太夫へと上り詰めたそうです。


誰もが、その簪を特別に見ていることでしょう。


「あの簪には、特別な力がある。
つけたのなら、売れる。」


誰もが、彼女のそれを欲しがりましたが、
太夫となった彼女は、同じ妓楼の格子に渡したそうで。

その太夫が亡き後、渡された格子までもが太夫となったそうで。


そのあとも、そのあとも、渡されたものは太夫となったようです。

ですが、ふとした瞬間、日頃の恨み妬みがある、女の世界で御座いましょう。その簪が盗まれ、外の世界へと逃げようとした遊女がおったそうな。元から、ほかの者のをくすねていたそうで。捕まり、殺められたそうな。

川へ投げ入れられた簪は、川を渡り外の世界へ。
そこでとある男が、その簪を見つけ出そうな。その簪が遊郭のものだと思ったそうな。届けるために遊郭へ行ったそうな。



そこで男は出会ったのです、格子となっている遊女に。
まさしく2人は、一目惚れでありました。

そしてその簪の本来の持ち主でもあったのです。
ただ、渡してはいないのです、
えぇなぜなら、簪の贈り物には意味がありましょう。


それから男は何度も何度も通い、2人は想いを合わせ、
いつか彼女を買うと、男は約束し、簪を贈ったそうな。


格子はその簪に覚えがありましたが、知らないフリをしたそうな。



信じて待っていたのです、毎日。
いつか、いつかと待ちわびた、その幸せを。

ここは吉原、妓楼内で他の遊女に手を出すことは、タブーとされておりましょう。



似たような彼女を身につけた、自分よりも位が下の、格子の所へと通っていたのを、太夫である彼女は見つけてしまったのです。髪につけている簪を手に、その男を刺したそうな。格子の遊女は、泣き叫び彼女を止めようとしても、ほかの遊女が止めたのです。



何年も何年も、この鳥籠の外へ出られることを望んでいたからです。


髪を1本抜き、小指につけ、外れることも無く大切にしていた彼女とは違い、彼男の小指にはその契りはなくなっていまのだから。


泣いていた彼女を、止めることもなかったのです。
その遊郭では、誰よりも幸せになろうと、していたのだから。





一体、どこの誰が、彼女を責められようか。



血に染まってしまった簪、
返り血で汚れた絵踏衣装、涙でおちたべに。






ここは吉原、
女は地獄、男は天国と謳われる桃源郷。


はて、いったいどうして、






こんなにも哀に満ちているのやら。



「男は地獄、女は天国、そんな世界があったら良かったのに。」


昔、江戸時代、吉原がまだあったとき。
とある簪を身につけた遊女が、太夫になったという。
とある簪を貰った遊女が、幸せを望んだという。
とある簪で人を殺めた遊女が、哀に染まったという。




人知れずに堕ちた桃源郷の奥底で、簪は眠っていた。



女の地獄はいつまで続くのか、わかりやしませんね。



【 好/嫌 】
女性、うた、舞、三味線、音楽、愛、簪、花魁、遊郭、遊女、悪戯、褒められること

男、恋愛、裏切り、忘れられること、汚れること、傷つくこと、涙、愛、浮気

【 契約者 】


【 SV 】

「男は天国、女は地獄。
いつまでも、変わらないんだね、この世界は。」

「我が名は、う〜ん怪異太夫?桜楽、」

「簪は、身につけてこそ意味がある。
箱に閉まっといて、大切になんて、くっだらない。」

「その昔、男に裏切られた太夫がいた。とても、可哀想だったんだ。」

「男は嫌いだ、大嫌いだ。
自分のことしか考えないじゃんか。」

「愛は好きだけど、恋愛は嫌いなの。
だって、傷つくのは女だけだから。」

「そんなんじゃだめ、それじゃだめ。
あの子が、泣いていたあの子が、何よりも報われないから。」

「可哀想で可哀想で仕方がないんだよっ、
客を盗られたから?ふざけないでよ、あの子は、
あの子は誰よりも幸せになろうと、してただけなのに。

あの子を傷つけて、僕をそうさせたのは、男のせいだよ。」

「からんっ、と音がして、鈴の音が聞こえたかい。
花魁道中だ、そうだね。ゆうならば、



いまでいう、マウントったやつさ。」

「いきてる年が1000年とか、ジジイじゃん。」

「……………綺麗って言って、
血に染ってても、綺麗って言って、」

「ぼく、わかんない、恋愛とか。
愛とか、そんなの知らないよ。
鳥籠の中に閉じ込められた彼女たちに、愛はあったのかな。」

「忘れないで、おねがい。あの子が、流した涙を、忘れないで。」

「簪をそんなふうに扱わないで貰える?」

「ぼくの気まぐれだよ、だからね。
血はどのくらい、流させようか、」

「みえないなら関係ないよ、くすねてきてもばれやしない。」

「まともな生活、とは言えやしないけど、
あの時代でも、僕は幸せだったなぁ、禿たちが遊んでくれたし。」

「簪、似合ってるよ、」

「ひとりぼっちは、慣れっこだもん。」

「報われない、報われないと意味ないの。
あの子が、あの子たちが傷ついて、悲しんで、
いくら裏切りにあったか知ってるの?

何度、何度も求めたのに、逃げようとしたのに。


目の前で、生きることすら出来なくて、
想い人が浮気して、って。





ぼくだって、許せるわけ、ないのにっ。
それでも守りたかったの、
助けてあげたかったの、




あの子たちの幸せが、ぼくにとっての全部なのに。」

「名だたる太夫?
う〜〜〜ん、椿太夫とか、雲太夫、あーーあと!あれ、うーん。
やっぱりあの子、桜太夫がいちばん綺麗だったかなぁ。」
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村雨さん (7xkf7r7w)2021/5/22 03:17 (No.2038)削除
【名前】花仙 沙月 (̠̠カセン サツキ)

【性別】女

【年齢】18

【所属】国家機密部隊 / 第二部隊/隊員

【性格】
友好的でおとなしく穏やかな性格を持ち、どんな内容でも同調を忘れない八方美人のような女性…ただし仲の良い人に限る。
逆に同僚や怪異に対しては素っ気なく、その人物が嫌いであるほど名前が覚えれない。
本来は、負けず嫌いで努力家、冷徹で何よりも自分の死を望み、自分さえ良ければそれで良いと考えてる自分勝手な利己主義女である。
ただし義理堅い所もあり、本当の友達は大事にする人間。一緒に居て苦じゃない、楽しい、面白いなど明るい気持ちになる人物を好む。


【容姿】
薄茶色の長い髪、翡翠のような綺麗な緑色の曇った瞳。タレ目は優しい印象を与え、口元は貼り付けたような微笑みを浮かべている。
髪型は高い位置でポニーテールをしておりツインテールの様に二股に広がっている。ポニーテールの部分に大きな藍色のリボンを付けている。
服装は、セーラー服を模した袴、丸襟はワンピース状で袖は振袖のように広がっている。
白いハイソックス。こげ茶を編み上げブーツ。軍指定の白い軍服マントを羽織っており、金の編み紐と大きな翡翠の付いたブローチを留め具として付けている。


【身長】160cm

【武器】軍刀

【武器顕現】
羽織の留め具であるブローチに手を当て祈る。
祈り終わるとブローチについていた宝石が無くなり。変わりに宝石が埋め込まれた綺麗な軍刀が現れる。

【好/嫌】

好_。紫陽花、透き通ったモノ(ガラス細工、飴細工、氷、など)キャラメル、裁縫。
嫌_。雨、湿気、家族。

【備考】
数歳離れた、血の繋がった兄が数年前、国家機密部隊に所属しており任務中怪異に殺された。
その事件があって以来事件に関わった組織や怪異憎むようになる。
元の生まれは貧しくも幸せな家庭だったが、兄妹どちらも生まれつき妖力が高く、それに目を付けた今の家族が兄妹を買い取り。
年頃まで育て上げ、自分の栄誉とお金の為に国家機密部隊へと送り出す。兄が死んだ後は沙月が次の番になった。

新しい家庭は良家の為、教養水準も高くどこに出しても恥のない大和撫子(仮)になっている。
初めての事にはめっぽう弱く、要領もあまり良くないので影で人が見られる程度まで練習をして一つずつ極めている。
なお、婚期は逃している模様。死ぬつもりなので婚約も婚期も関係ないと思って独り身を過ごしている。

死を望む理由は、生きる理由がない事。兄に会いたいこと。腐れ切った家族から解放されたいこと。
なお、自殺は怖い為他殺を望んでる。重い内容な事もあり友人には頼めることができなく。
皮肉な話だが、殉職がしやすい国家機密部隊、秘密結社は彼女にとって適職だと言えるだろう。

余談_。
彼女の服は和服や洋服の良い要素を詰め込んだ彼女好みの服で、特注の品。
この時代の流行りからして、彼女はハイカラを通り越して奇抜な女に見えるかもしれない。

苦手なのは、国家機密部隊、怪異。
秘密結社、付喪神に関してはそれほど苦手ではない。

一人称:私、自分
二人称:〇〇殿、名前、キミ、貴方。

口調は兄の真似をしている。たまに口調が戻る時がある。
基本上司には敬語、同僚にはタメ口。

【SV】
友好的_。

「私は花仙沙月です。好きな物は綺麗な透き通った物かな。」

「紫陽花…見に行かない?今の季節はとっても綺麗に咲き誇るの。」

「綺麗な物って惹かれるよね、水も好きなんだけど…雨は嫌いなんだ…髪が跳ねちゃうからかな…。」

素っ気ない_。

「何か用ですか…?要件がないなら早く去りたいのですが。」

「別に私には関係ない仕事ですよね、身の丈にも合っていないので丁重にお断りさせていただきたいのですが。」

「貴方…誰でしたっけ…ごめんね、覚えてないや…。」

「ありがとう…いくら興味なくても…お礼は言えるよ…。」
カセン サツキ
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羽紅さん (7xk9znjx)2021/5/21 23:57 (No.2034)削除
【名前】
 沼池之和邇主~ヌマイケノワニヌシ~

【性別】
 ♂

【年齢】
 数1000年は存在している。 見た目年齢は20前半から後半

【種族】
 怪異 / 神社に祀られていた鰐の尻尾の剥製に宿った付喪神。

人間に対して、水害を振りまいた…というのも彼の所業というより土地本来の性質を取り戻させた。
要するに付喪神としての仕事をしなくなったために洪水や大雨、逆に干ばつの被害が相次いだ。
また、その地域周辺、および足を踏み入れた者は感情を失ったように廃人と化した人々も増えていった。

【性格】
基本的には温厚である。柔らかい口調で優しく話し、おっとりとした性格であった。
人を傷つける事は好まず、どんな人でも丁寧に接するのが彼だった。

常にそういう風に優しく振舞っているが、その反動も大きかった。
本人は自覚していないほどの念や妖気がストレスに比例し尻尾にため込まれる。
尻尾に感情が飲み込まれたとき、口調は激しくなり、その場に居る全てをその口で攻撃し始めるくらいに荒々しくなる。
人などは下位の存在、他の付喪神なども自信よりも劣っていると一気に傲慢な性格に変わる。
また、飢餓状態に陥っているため、常時イラついている様子。

ただ、この性格が彼の本質なのだ。人に触れ、荒々しい性格が薄れていっただけなのだ。

付喪神としてこの世に降り立った時の純粋な…温厚な彼にはもう戻れない…

【容姿】
髪の色は少し緑色かかった水色で前髪は切りそろえられており、横髪は鎖骨より少し長め。
後ろ髪は乱雑に伸ばされて、背中が少し隠れるくらいの毛量がある。

透き通るような緑色の眼を持ち、口元には頬までの切れ目があるが、これは模様ではなく、そこまで口が開放する。

服装は全体的に若草色で帯の色は黒緑。着物の袖丈と肩の少し下部分は切れており、その間は赤い紐で繋がっている。
着物の下に着ている肌着は少し緑色を含んだ黒色。足は白い足袋を履き、草履を履いているが足先は着物が長いため見えずらい。

着物から突き出すように腰から黒い尻尾が生えている。鰐の尻尾…というより鰐の頭の部分が腰から伸びているという雰囲気。
その尻尾は黒く、質感も鰐革のようだが柔軟に動くことが出来る。また、10m程くらいまでは自由に伸ばすことも可能である。


また、善意の感情を失ったときにのみ、口元は最大まで開口し、眼は強く発光する。
さらに、手は鱗が生え、強靭な皮が付き鋭利な爪を持つ。そう…鰐のように。

【身長】
 約6尺(181.8㎝)


【能力】怨呪和邇牙―オンジュワニキバ―

尻尾の黒い鰐の口が物質以外の不可視のモノを喰らう。その尾は壁や地面などの物質を貫通する。
しかし、妖力の込められたモノは貫通しない。

尻尾の口が捕食できるものは妖力や生命エネルギー。空気や水、空間など一般的に触れる事が出来ないモノ。
もし人が妖力を捕食されたのなら数分~数時間、回復するまでその部位では付喪神などには触れれず、
生命力を捕食されれば傷と同じように回復するまで動かすことが出来ない。
全身を捕食されてしまった場合、意識を失うか、それとも……死に至る。

契約を交わした際、契約者は腰から1m~1.5mの尻尾が生え、同じように能力を使用できるが、
尾の伸縮は能力ではなく怪異としての個性なのでそこまで再現は不可能。

また、尾はもし切られても強い妖力を持っていれば数日あれば再生する。

【顕現方法】
手順①手を前に突き出す
   その時、左右の手どちらでも構わないが片方を腕を上、もう片方の腕を下に持っていく

手順②腕を突き出したままがっしりと手を組む。

手順③それっぽい顕現の口上を唱える。※別に無くても良いけれども彼的にはその方が雰囲気が出るとの事。


【契約方法】
彼が守っていた沼地の水を手ですくって飲み、神社に祀られている依り代に触れる。
その時、契約者は1度彼によって捕食されるが、彼との親和性が低ければそのまま生命力を全て喰らわれて息絶える。

※現在沼地はゴミで酷く汚染されています。頑張って飲んでね!!、

【契約者】
 無し


【好/嫌】
好/人間、感情や妖力(餌としているため)、肉類(というか、美味しい物ならなんでも好き!)

嫌/人間、美味しくないもの


【備考】
60㎝ほどの鰐の尻尾の剥製の依り代は東洋より持ってこられた。良く洪水や大雨など水害が多い村の奥、山に囲まれた沼地付近に社が建てられ、その依り代は祀られていた。
後に神社も建てられ、管理や整備する人も居たが、時代が経つにつれて、次第に村は町となり川は整備され洪水も無くなり、存在は忘れられていった。

ひとけが無くなり、荒廃していくだけの神社でただひたすら汚れていく沼地を見ていくのは苦痛だった。昔は子どもたちが魚を取ったり、
お婆さんが畑の野菜をよく洗いに来ていた…しかし今はどうだ。ゴミ…ゴミ…不法投棄の山だ。これも時代の移り変わりで仕方のない事…。

そう思いながらも気が付けば、純白の尾は黒く染まり牙を見せた。無意識な恨みや念は町を包み、その地域では蛇口から泥水が溢れ、
下水は逆流し、土は汚染され疫病が流行った。

 それでも彼は人を待った。誰かまた此処に訪れ、かつての輝きを取り戻してくれると…人の居なくなった世界(まち)で。

【SV】3つ以上
「私の名かい?これでも怪異なんだ。そんな簡単に教えはしないよ。名前は魂だ。そんな簡単に魂を他人に見せたりはしない。でしょう?」

「お酒は嫌いじゃないよ~?でも、私は日本のお酒よりも外国の…そう!麦酒!あれ好きなんだよ~。君持ってないかい?」

「君はとってもいい感情を持っているねぇ~。ドス黒い感情だ。とっても味わい深くて美味しそうだ!ちょっと味見したくなってしまう…」

「戦うのはあまり好きじゃないんだ…でも、彼がね…君を食べたがっているから~。此処で消えてもらうね?」
自作ですが…
※鰐柄はフリー素材です
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市ヶ谷さん (7xk63tp3)2021/5/21 22:09 (No.2027)削除
( 名前 )
白沽俐 / シロウルリ

( 性別 )
女性

( 年齢 )
実年齢:573歳 / 見た目:10代後半

( 種族 )
付喪神 / 布

( 性格 )
十代のみずみずしく若々しい見た目をしているクセ 、中身は全くお淑やかでもなんでも無い 、ただのヤンチャな我儘さん 。話を盛る癖があり 、自分は凄いぞ ! と色々なところに自慢して廻っている 。
傲慢で怠惰 = 怠慢 。そして気分屋 、刹那的 。暇な時間はただただ惰眠を貪り 、それを邪魔されれば怒鳴り散らす 。かといって 、彼女が退屈をしているときに構ってくれないと 、例え貴方が眠っていようと叩き起し 、終いには「 うるに起こしてもらえて幸せだろ ! 」なんて暴論を掲げるのだ 。
一方そんな暴君ではあるが 、一部ギャップのある一面も垣間見せる 。
こう見えても 、実は彼女は忠実である 。自身が〝 アルジ 〟と定めた者には忠実 。着いて廻るし 、道標にもなろう 。
───── ツンと尖った扱いにくい性格をしている割には 、意外と単純だったりも 。

( 容姿 )
さらさらと伸びる美しい長髪 。髪油の微かな椿が鼻を擽った 。そんな少しくすんだ乳白色の頭髪を 、臀部まで伸ばしている 。毛量が多くボリュ ー ミ ー な髪なために 、邪魔になることも少なからず 。対策として 、ふわっと靡く白髪を二つ結いにした 。左右高めの位置でそれぞれ結われており 、結んだ状態でも肩甲骨辺り迄と結構長め 。結びきれなかったやや短い毛束は 、二つ結いまで編み込んでいる 。前髪は長く目にかかるからと 、丁度M字に分けている 。ぴこんとたったアホ毛がチャ ー ムポイント 。──── はらりふわりと風に揺れる髪は 、艶やかに虹彩を放ち 、きっと人を魅了するでしょう 。
羽のように軽やかに両瞼に据わる睫毛は 、上睫毛がやっぱり長い 。ツリ目気味の上瞼と 、ふっくら膨れた涙袋に囲まれて 、留紺色のサファイアは双眸に据わった 。きらきらと瞳からは輝きが放たれて尚美しい 。その瞳にちらり 、覗き見られただけで 、きっとあなたは釘付けになろう 。
細めの四肢に 、柔らかくハリのあるきめ細かい肌 。靱やかな体躯は雪のように白く 、小柄で華奢 。もっちりとした少しだけふくよかな頬に 、朱みを帯びる関節 。丸くて可愛いまろ眉が 、貴方の目を釘つける 。左右の下瞼に一つずつある計二つの泣き黶 。大きめの目に 、珊瑚朱色のちゅるんと潤う唇 。そんな唇から覗くギャップ 、ギザギザの鋭い歯 。小さい小鼻の頭はちょこんと尖り 、高めの鼻 。指先から二糎程度も伸びた長い爪の先は尖っていて 、瞳と同じ留紺色の爪紅でコ ー ティング 。化粧一つもしていないくせに 、あどけない表情と可憐な立ち姿 。そんな姿から連想されるは純粋無垢な少女か 、…… 否か 。
ぴったりと肌に密着する黒いタ ー トルネック 。ノ ー スリ ー ブで袖が無く 、縦のラインが強調される 。錆鼠色のボリュ ー ム感たっぷりの羽織を上に羽織っている 。… が 、羽織るというよりかは 、肩を出して腕に掛けているというような感じ 。普通に羽織った後に 、肩を出すようにずるっと下げたような 。お陰でぶかぶかの袖に指先は包まれてしまう 。膝を隠さないほど短く黒い袴 。すらりと伸びる脚を辿れば 、黒っぽい革のブ ー ツが見える 。

( 身長 )
150糎

( 能力 )
手の平から布を出し 、またそれを自在に操ることが出来る 。
靱性・強度・長さ・大きさは変幻自在 。布の枚数は右手左手からそれぞれ一枚ずつ 、計二枚しか出すことは出来ない 。し 、基本布を手のひらから離すことは出来ず 、言ってしまえば手と布は同化している 。念じた通りの布を錬成することができ 、柔い塵紙程度のものから 、硬い革程度のものまで自在である 。
基本的に援護や防御に向くが 、その気になれば対象の首に巻き付けて 、きゅっと息の根を止めることさえ容易い 。また 、布自体の形状を変えることも可能 。生き物の形にしたり 、鋭利にしたり 。
布を自在に操る力は 、自身の握力・腕力に応じる為 、少ない力で大きく布を動かすことは出来ない 。宙・地面では難なく動かせるけれど 、水中の中で布を動かすことは中々難しく 、動きが鈍る 。欠点としては 、妖力が纏わる鋭利な武器( 布を裁ち切れるようなもの ) ・妖力が纏わる火の攻撃 …… により 、布ははらはらと塵となり消滅する 。気を付けるべきは 、一般に使用される普通の刃物やマッチで着けた火なんかじゃあ 、裁てないというところ 。

( 顕現方法 )
──── このうるを呼びたいのなら 、その指をぱちんと鳴らしてね 。
彼女を呼ぶ手順は至極単純 、一度の指鳴らしをするだけである 。ぱちっとあなたの指の鳴る音が聴こえると同時に 、白を靡かせながら彼女が現れるだろう 。
気分屋な彼女だけれど 、あなたのことをアルジにしたんだもの 。きっと直ぐに駆けつけてくれる筈 。

( 契約方法 )
だあれも居ない田舎の 、澄んだ川を上って 、茂る山奥を突き進んだ処にある 、忘れ去られた風化寸前のとある神社 。
この神社の何処かにある 、ボロボロの擦り切れた雑巾 ─── それが彼女の宿る代物である 。
広い敷地で 、何処にあるかも分からないその古びた雑巾を見つけ出してあげよう 。それから 、
〝 白沽俐 〟
とでも 、彼女の名前を呼んでやろうか 。
長らく存在を忘れ去られて 、孤独だった彼女はきっと 、呼びかけにはすぐさま応じてくれる筈 。彼女の承諾さえ受けることが出来れば 、晴れて契約は成立である 。

( 契約者 )


( 好/嫌 )
好:みたらし団子 。たれがたっぷり掛かっており 、団子はもっちりとした歯当たりのよいものが好みとのこと 。

嫌:そんなのねェよ !

( 備考 )
貴方はさながら美麗だった 。
老女になっても尚美しい虹彩を放つ留紺の双眸 。年老い色素の抜けた纏め髪の白髪 。香る椿の髪油 。刻まれた皺 。
神社の境内に二人で過ごす日々も 、閉じ込めておきたくなるくらいに美しかった 。

──── それでも貴方はいってしまった 。
ある日 、ぷっつりと事切れた 。
何にやられたの ? どうにかしたの ?
聞いても応えてくれなくなって 、ニンゲンが脆いことを知った 。脆くて壊れてしまいそうで 、手を伸ばすのさえ恐れていたけれど 。
だから 、だから 、

今度こそ 、うるの〝 主 〟を守り抜くの 。

「 よろしくね 、うるの〝 アルジ 〟! 」


/ 元々 、付喪神で白沽俐の姿が視える 、年老いた神主の老婆と二人で神社の境内に暮らしていた 。その後神主は老衰により他界 。彼女はそんな人間の事情なんぞ知る由すらなく 、不甲斐なさを直に感じ取る 。契約は結んでいなかったものの 、主同然に扱っていた老婆がどこかへ行ってしまうというショックは相当なものだった 。──── だから 、貴方のことを最期まで守り抜くと誓うの 。
/ 体力量がとんでもなく多い 。一般男性の二倍 、調子の良いときは三倍程度の力を発揮することも 。足も速く 、力もそれなりに強い為 、長時間妖力を使用しつづけても平気 。…… でも 、リバウンドが酷いために中々使いたがらないのは事実 。
/ 遣い方のなっていない言葉を話す 。〝 ~~ もん 〟なんて可愛らしい少女の語尾口調で話すこともあれば 、〝 ~~ ねぇか 〟なんて男勝りな口調を使用するときもある 。曰く自覚は無いらしいが 、他の人に恐がられる一因にはなっているだろう 。…… 本人はその事実さえも知らない 。
/ 一人称:うる 二人称:お前・呼び捨て( アルジ )

( SV.)
「 はっはっは ~~ ! よく来たニンゲン !! お前が探してたのはうるだよね ? 白沽俐だよね ?! 」
「 へ ~~~ 、ふ ~~~~ ん 、は ~~~~ ん …… つまりまァ 、ニンゲンて色々複雑ってワケだな 。成程 、んじゃ契約してやろうか ? ど ~ してもってんなら 、うるがお前をアルジにしてやってもいいぞ !! はっはっは ! 」
「 はァ゛?? 脳みそ詰まってねぇのかお前 ! うるがこうしたいって言ったらお前もこうしなきゃいけないの 、分かる ? そんくらい世の常識だわば ~~ か !! 」
「 おいそこのお前 、なんかうめぇモン買って来てよ 。さっきからグウグウ腹が減って仕方がねぇんだって ~… ね ? 頼むよぉ ~~ 」
「 はっはっは ! そんなに頼むんならやってやろ ~~ じゃねぇの ! ──── うるの力 、お前らに見せてやる ~~~ !! 」
「 そうじゃなくて 、こう ! 手をギュッて握ってパッてすると 、革みたいに硬い布なんてすぐ出てくるって !! だァから 、ギュッ 、パッ ! もうなんで分かんねぇんだよぉ ! 」
「 はァァ゛~~~… もうやだ 。うる寝る 。──── だって ! うる全ッッ然活躍出来ないんだもん !! うるだってきらきらしてるのに 、全然みんなしてうるのこと見てくれないんだもん ~~…… もういい 。いいもん 。いいってば 。話し掛けんなぁ … 」
「 うるは付喪神の方じゃまだ若い方なんじゃねえ ? 知らねえけど 。…… ま ! 若人がってナメられないよ ー に頑張るだけよ !! 」
「 なんだなんだ ? 夜討ちか ? 強盗か ? 敵襲か ?? …… んだよぉ 、なんでもねぇのに呼び出さないでほしいんだけど 。うる今休憩してたのに 。今度アルジがうるのこと呼び出しても闘ってやんないよ 」
「 はっはっは ~~ ! ───── いい加減にしろおめェ 、うるのアルジに手出してんじゃねェよ 、消えろ 」
「 ───── ふん ! うるのことも見つけらんないポンコツが 、なァにてこてこ境内うろつき廻ってんだか 。い ~~ 加減にしねぇとうるが怒るぞ !! 」
「 はっはっは 、お前強いな ? 視れば分かるよ 、だってうるも強いんだもんね 」
「 うるはバカじゃねぇもん !… けど頭がよくないのも分かる 、うるだってしっかり考えてんだよ 、馬鹿 !! 」
「 ──── はっはっは ! 受けて立つよニンゲン 。言っとくけど 、うるは強いから 。… それにうるのアルジも強いもん 。後悔したって知らねえからね 。 」
お借りしたメ ー カ ー : 好きな顔メーカー
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さん (7xjvehv4)2021/5/21 17:09 (No.1990)削除
【名前】
唐橋( からはし )

【性別】
不明( 見目は女性にしか見えない )

【年齢】
170歳( 見目は20代後半ほど )

【種族】
怪異 / 笹紅 _ 真っ白な陶器に、控えめだが美しい花模様が描かれた紅猪口。その中には 眩いほどに輝く玉虫色の笹紅がたっぷりと塗られている。今ではもう .. 罅割れてしまっているけれど。 / こんな噂を御存知かしら?一人きりの時、「唐橋さん、唐橋さん」と唱えながら 持っている中で一番上等な口紅で唇を彩ると、見間違えるように綺麗になれるらしいの。嗚呼 ... でも、お気を付けて?心根が腐っていたり、お化粧や お化粧で綺麗になろうと努力する人を馬鹿にしたり、そんな事を思っている輩が この方法を実際に行ったり、この方法で綺麗になった人から接吻をされると、途端に醜く変わり果て、打ち上げられた魚のように、のたうち回って事切れてしまうの。恐ろしいわよね。けれど、不思議ね。唐橋さんに 人間を美しくする力なんて、これっぽっちも残ってないのに。嗚呼、いえ、何でもないわ。これは、ただの噂よ。そう、噂。

【性格】
女性的な柔らかい言葉遣いに、嫋やかな所作、顔に浮かぶは艶やかな微笑。其れだけ汲み取ってしまえば、きっと愚鈍な方達は勘違いしてしまうでしょう。彼女が心優しい付喪神なのだと。けれど、確りと紅の指された口から吐き出す言葉には、貴方を突き刺さんとする棘の数々が 見え隠れしながら滑り落ちる。貴方を敬いながら親しみながら、存分に貶す。そんな怪異。
怪異にしては珍しく、秘密結社や国家機密部隊と刃物を交える事を好まない。相手が下衆野郎でない限り、戦う理由は無いし、そもそも彼女には戦う術がない。だから、刃物を向けてくる 可愛らしくも愚かな人間と出逢ったなら、丁寧にお辞儀をして、能力を使って さっさと退散するが吉。面白い人間とは、少々お話をしてしまうかもしれないけれど。生きてさえいれば、彼女は 好きなように呪いを振り撒いて、好きなように下衆共を屠れるのだから。
さて、彼女にとって、美しさは絶対。けれど、勘違いはしないで。外見が美しくない者が悪だと言う事では無いのだ。外見も、内面も、努力も、向上心も、美を好み、美を掴み取ろうとする人間達は、何れも美しく愛おしい。嗚呼 ... でも、残念。この世には、美しさを疎んじ、愚弄し、嘲笑し ... そんな下衆野郎が居る。そんな下衆共は、大嫌い。いいえ、大嫌いなんて生温いもの通り越して、溢れる笑みを携えて、もう二度と起き上がって来ないように、もう二度と臓物に空気を送らないように、もう二度と他人を嘲笑えないように、もう二度と私の瞳に映らないように、確りと、丁寧に、乱雑に、屠ってしまうわ。兎にも角にも、害虫よりも下劣で、肥溜めよりも醜悪な下衆共の心臓が正常に動いている事が許せない。下衆共を屠れるのならば、もう何だって良いの。

_ まぁ、下衆かどうかの判断は、完全に彼女の主観のみで決められているのだけれど。

【容姿】
真紅に染まる頭髪は、腰下ほどまでスラリと伸びた艶やかな直毛。風が吹けば、水の中を泳ぐ魚のように ふわりと優雅に靡く 絡まり知らず。″髪は女の命″ なんて言葉もあるのだから、手入れは怠ってはいけないの。揉み上げ辺りの髪だけ、青碧のような青緑色をしており、鮮やかな真紅の髪をより引き立たせている。前髪は、ほんの少し かきあげたような七三。少々吊り目気味で 長い睫毛で縁取られた瞳は、確かに鮮やかな緑をしているのに、まるで玉虫の翅のように 見る角度によって金緑色や金紫色へと見える不思議なもの。けれど、その瞳に もう光は射さない。下衆共に奪われてしまったの。緩く弧を描いた眉は、怪異にそぐわない 柔らかな印象を持たせる。下衆を蔑む言葉が絶えず零れ落ちる唇には、いつなんどきも 確りと笹紅が塗られており、真紅色と共に ほんのりと笹色に輝いている。綺麗でしょう?高級品だもの。
薄らと麻の葉柄が見える灰色の半衿に、真紅色の伊達衿、控えめだが繊細な花の刺繍が施された真っ白な着物に身を包んでいる。胴には、ほんのりと緑掛かった灰色の帯揚げと、血で染められたかのような朱殷色の帯。足元は 髪と同じ真紅の ぽっくり下駄で彩っている。それから、着物と同じ真っ白な被衣を一枚、ふわりと頭から被っている。

余談だが、能力を使って ころりころりと見目を変えるのが好きで、ある時は優男、ある時は老婆、ある時は稚児、ある時はハヰカラな婦女、などと 見目が定まらない事が多い。何れに化けても、どんなに着飾っても、只人の目に映る事は無いのだけれど。

【身長】
155糎 + ぽっくり下駄 7.5糎

【能力】
彼女の能力は、化粧を読んで字の如く、粧って化ける。笹紅を唇に塗って塗って、塗り重ねて、ほんのり玉虫色に色付く頃には、あら不思議。己が思い浮かぶモノへと早変わり。紳士、淑女、老若男女は お手の物、猫や蝶々にだって、化けられる。けれど、残念ながら完璧なんて この世には無い。この能力にも 幾つかの制限がある。
一つ、化ける物は、自分で呼吸をして、自分で動く動物、又は人間である事。
二つ、彼女が一度でも目にした事がある生物である事。
三つ、一度化ける事に 笹紅を 玉虫色に光るまで確りと塗り重ねる事。
嗚呼 ... それと、女性が化粧をしている姿を見るなんて御法度。化ける際には、ほんの一瞬でも 目を離して貰わなきゃ、ね?

【顕現方法】
至って簡単。契約が完了した後に笹紅を渡してあげるから、それで粧うのよ。何処でも良いの。唇でも、目元でも、爪でも、何処でも良いから 笹紅で粧いなさいな。それから、私の名前を囁いて。そうすれば、何処に居たって駆け付けてあげる。
誰も綺麗に出来なかった私をどうか _ 粧って。

【契約方法】
まず、私の欠片を探して欲しいの。割れて、欠けて、″あの人″ の傷だらけの手から滑り落ちた一粒の欠片。きっと何処かにあるの。私が割れてしまった場所は教えてあげる。少し難しいかもしれないけれど、必ず見つけ出せるわ。私のお眼鏡に適った貴方なら。きっと。だから、血眼になって探して頂戴。
それから、割れた私を 綺麗に直して欲しいの。また私が使えるように。もしも、不細工だったら承知しないわよ?
最後に ... 私で貴方を彩って。唇は勿論、目元も爪も、私で、笹紅で彩って頂戴。此処まで出来た良い子には、この笹紅が付き従ってあげましょう。
貴方が綺麗に朽ち果てる、その時まで _ 。

【契約者】


【好/嫌】
好 _ 美しい物や人間、美しさ、ハヰカラな ふぁっしょん、物珍しい甘味、面白くて愚かで愛らしくて気が狂っている人間、下衆共を屠る事。
嫌 _ この世に蔓延る下衆共、美しくない物や人間、誰も粧えなかった私。

【備考】
怨嗟と情念が渦巻く世界。煌びやかな花達が格子越しに 妖艶な笑みを見せる世界。遊郭。笹紅の最初の持ち主は、そこで人気を博した遊女だった。羽振りの良い馴染み客からの贈り物。艶やかで芯の通った彼女に、笹色の紅は これ以上に無いくらい似合っていた。彼女は 笹紅を贈った馴染み客と 直ぐに身請けが決まって、花色の監獄を出て行った。けれど、笹紅は、遊女の彼女の 妹女郎へと贈られた。初心でおっとりとした少女。.... 数年後に、お歯黒どぶに放り込まれてしまったけれど。笹紅は、そのまた妹女郎へと贈られた。勝気なのに優しい少女。身請けが決まったのに、間夫との足抜けに失敗して、酷い折檻の末に息絶えた。笹紅は、そのまた妹女郎へと贈られた。今度は、飄々とした垂れ目の少女。とても人気だったけれど ... それを疎んだ別の女郎に毒を盛られて泡を吹いた。笹紅は、そのまた妹女郎から妹女郎へ、受け継がれて、受け継がれて、いつの間にか 芸妓の女性の唇を彩っていたり、夜鷹の女性に 宝物として握り締められていたり、色々な人間達の間を転々とした。
受け継がれては、手放され、その繰り返しに疲れ果てていた頃、とある奥方の手元へと転がり込んだ。.... それが、最後の持ち主。『少しでも綺麗にして、夫を喜ばせたいの』なんて独り言を紡ぐ彼女は、貞淑で少し臆病そうな心の優しい女性。うんと、綺麗にしようと笹紅は、届かない声で励まして、届かない手で彼女の唇を撫でた。これまで非業の死を遂げてしまった持ち主に詫びるように。
けれど ... 付喪神が言うのも何だが、この世に神なぞ居なかった。彼女の亭主は帰って来て、褒め言葉も無しに『そんな高価な物、何処で買ったんだ。そんな着飾って何処へ行く気だ。女のくせに。』そう、逆上して 彼女に拳を振り上げた。それから、次いでとばかりに ... 笹紅を、放り投げた。
後で、彼女が痛ましい身体を引き摺りながら、掻き集めて、彼女が巻くはずの包帯で、拙く直してくれたけれど ... 。もう、笹紅には、己など、どうでも良かった。
付喪神としては短い時間の中で、多くの人間の間を転々としたのに、笹紅には 何も出来なかった。そんな己と、花の蕾を嗤って踏み躙る下衆共が 心の底から憎くて、憎くて、憎くて ... 。後は、お察しの通り。

_ 名ばかりの神なぞ要らぬ。下衆共を屠れるのならば、存分に堕ちてやろう _ 。

【SV】
「笹紅の怪異、唐橋と申します。あらあら、そこの可愛らしいお嬢さん。愛らしい お口に 紅は如何かしら」
「いつの世でも 化粧の力で花開く人の子の何と美しい事 .. 。あら嫌だ、そこで何をしてらっしゃるのかしら?溝鼠のような殿方」
「ふふふ、その程度で 私を壊すと?これが救いようのない阿呆と言う物なのねぇ。怪異よりも余程 気が狂っているわ」
「あら嫌だ、付喪神のおじ様、長く生きすぎて耄碌してしまったのかしら?逃げるに決まっているじゃありませんか。それでは御機嫌よう。私の紅で粧う気になったら呼んで頂戴な、耄碌おじ様」
「私が、いつ、女性だと言ったかしら? ... ふふふ、私に あるのは美しいか、美しくないか、だけよ。」
「あら、誤解なさらないで?私は心根の腐り切った溝鼠を相応に粧ってあげているの。死化粧と言う化粧で、ね?」
「まぁ!とても お似合いよ!下衆相応の とても醜い死化粧だわ。精々 閻魔様に見せびらかしなさいな」
「莫迦は死ぬと直るのに、下衆は死んでも直らないのね。あぁ、でも、大丈夫よ!何度でも殺してあげるから、安心して お死になさい。」
「醜悪な下衆め .. 。」
「たった170年。たった170年の間、愛しい人の子達を、皆、下衆に踏み躙らせてしまったの。たった170年間、耐えれなかった。ねぇ、付喪神様。私 ... 薄情かしら ... ?」
「守りたかったの。愛らしくて美しい人間達を。... 私、何処で間違えたのかしら ... ?」
「戻れないわよ。もう遅いもの。だって、あの子達を 踏み躙った下衆共を屠れる事が、こんなにも幸福だと知ってしまったのだから!!」
「は、はは、ふふふふ!!私と、契約なさるの!! ふふふ、嫌だわ、笑いが止まらない!とんでもない気狂いだわ!怪異と契約だなんて!!ならば、示して頂戴。貴方が私を粧うに値する人間なのかどうか。生憎 私は安い怪異じゃないの、一等高く美しい笹紅なのだから」
「親愛なる糞契約者様、下衆野郎を屠ってもよろしいかしら?だって、下衆なぞ呼吸をするのも烏滸がましいでしょう?」
「どうぞ、貴方様の ご随意に。私は下衆を屠れるのならば、何だって構わないのだから」

「貴方のように、気高く、優美に、堕ちたいの。だから、少しだけ ... 御名前、お借りするわね。... 唐橋さん。」
″10月とりそぼろ″メーカー様、お借り致しました。
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芦屋さん (7xius9d8)2021/5/21 05:00 (No.1964)削除
【 名前 】 二色 “ ニシキ “
【 性別 】 男性 【 年齢 】 153歳 / 見た目年齢 24
【 種族 】 怪異 / 罪人を囚える為の枷の付喪神だッた。生きている人間の後ろを付いていき段々と足取りを重たくさせて行き、最悪其の場から動けない様子を楽しみ何処かで只笑い“お前も堕ちろよ、ほら一生堕ちろ“と延々と誘う、其れに承諾してしまうと足をもぎ取られ治らないという一部の都市伝説の様な害を行っている 。

【 性格 】 独占欲と束縛心の塊の癖に自分は放浪癖が有り浮気する、屑と名乗っても皆が納得する程浮気癖が有るので本人も否定出来ない 。好きな物に吊られやすくふらりと何処かへ行っては相手方が浮気したりすると瞬時に戻ってきて拗ねる、言わば現代の面倒臭いメンヘラチックな怪異。我侭だが我慢もするがさして保たないので直ぐに何処かへ行って勝手に帰ってくる。口が悪く仲良くに為っても暴言を吐く小学生の様な男性 。相手の全てが自分では無いと許せないという重たい気持ちの持ち主であり、今迄も何度も捨てられるのを繰り返され其の度相手に纏わり付いていた。また男子の牢獄で居た為、女性に不慣れ。

【 容姿 】 黒髪で襟足の長いウルフカット 、普段ボサついて居り清潔感は無い 。目も黒色で縁に赤が滲んでいる 。余り美青年という感じでは無い 、私服には改造した何方の規定でもない学ランを着ておりボンタンで半ラン、そして必ず其の時の契約者の上着を何かしら借りて身に着けている。またやけに細身で肉が無く骨が所々浮き出ているのが目立つ程 痩せている。関節全てに枷の跡が付いており我慢をする度に其れが広がっていく 。また存外低い声をして居る。

【 身長 】 185cm

【 能力 】 相手の黒い闇に取り込み耳元や周りで“堕ちろ“という声が聞こえて行き身体を奪う、耳栓等は効かない。正しくは動きたくとも重さが掛かって動けないという具合。相手の黒い闇の大きさ小ささ、自我の強さ、また発動者本人が我慢した分の強さが比例するが、反発されれば逆に此方側が動けなく為る呪いの様なもの。此方が堪えるたび相手にも同じ負荷が掛かる持久戦タイプの呪い。つまり、殆どが扱い手と相手によりけりの投げやりな能力。

【 顕現方法 】 「 おいで、来い 」と言った趣旨の言葉に必ず 愛しい人 や 好きだ 愛しているといった類の愛情表現を混じえて呼べば出てくる。実は来いと言えば出てこれる筈だが二色が欲求を満たす為にそうしているらしい。厄介。

【 契約方法 】一生添い遂げ囚える事が目的に怪異になった為、都市伝説の様なあの害に“わざ“と巻き込まれ誘われた際に其の“一生添い遂げる“気持ちを伝え其れが本音だと受理されれば契約される。

【 契約者 】無

【 好/嫌 】好 : うどん 、愛情 / 嫌 : 浮気

【 備考 】 長い事色々な罪を犯した囚人を囚えて来たが重く外れない頑丈な足枷だった為、死刑囚に使用されていた。本人は其の事に気付かぬ侭寂しい気持ちを埋めるよう死刑囚と過ごすが皆が突然離れていき死ぬ姿を見てきた 。其んな生活を繰り返す内に其の刑務所自体が使われなく為り、廃棄品として廃棄され、寂しい、辛いという気持ちが膨れ怪異と為る。其の為愛への欲が強い。

【 SV 】

「 ね!ね!構えるだろう ?おい構.. 決めた、お前に呪い掛けてやるからな覚悟しろよ此の野郎!!.. ァ、浮気か?!浮気だろうッ ( 黒い靄ずも〃 ) 」

「 .. ほォら堕ちろ、堕ちろ。一生堕ちて誰からも愛されぬ体に為ってしまえ ( 不服そうにして居た先刻とは違い貴方の反応に楽しげに笑い始めた ) 」

「 俺は浮気していいの〜〜ッ!!.. はァ?やだよバーカバッッッ ( 叩かれた侭吹っ飛び ) 」

「 .. 好きと言わねば俺は出てやんねえよう!! ( 面倒臭い言葉連ね乍、至極真面目そうに反論 ) 」
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芦屋さん (7xius9d8)2021/5/21 01:36 (No.1962)削除
【 名前 】 時任 昴 “ トキトウ スバル “

【 性別 】 女性  【 年齢 】29
【 所属 】秘密結社 / 甲斑 団長

【 性格 】 男らしい名前に違わぬ 酒豪で有り一晩で酒樽を開けまくる 。何かにつけて記念日にしたがり何かにつけて酒を飲み明かそうとする 。面倒事やら何やらを押し付けている訳では無いのだが、何か唆られるモノが無い限り外に出たがらないのでお使いと称し部下に “面倒事“ を良く押し付ける為、上司としては如何な者、然し家族を大変大事にして居り 、秘密結社の者達を愛で付喪神を可愛がり酒を煽って飲み明かし二日酔いというお決まりの日々を繰り返していて 最近は二日酔いに効く薬を無理矢理常備し始めた 。何かにつけて人を揶揄う 、煙管を良く吸って居る。時偶哲学的な事を話し始めるがどれも曖昧、恋愛の話を持ち掛けると必ず「巣に掛かってくるのを待っているのよ」という性格は宜しくない発言を溢す。料理が大の苦手で厨房に立つのさえ億劫らしく立ちたがらないが、唯一作れるのは不格好なお握り。


【 容姿 】 黒い軍服 に 床に引き摺る程の長い着流しを羽織ッていて女性にしては高身長に加え下駄を履いているので元の身長と合わせ180cmは有るので威圧感が有る 、真っ黒で踵迄ある長髪 、普段は首裏辺りで簪を差し込みある程度は纏めている 。瞳は切れ長で少々吊目気味 、色素の薄い灰色の双眸 。顔は隠していない 、胸は大きめで日本人離れした体格をしているが純日本人であるらしい 。背中に大きく百鬼夜行の入れ墨が入っている 。契約を結ぶ者の為に心臓のある左胸だけには入れ墨が入っておらず、時偶其処を愛おしそうに擦る 。

【 身長 】174 cm

【 武器 】鋭く細い蜘蛛糸の様な糸

【 契約相手 】無

【 武器顕現 】扇子で口元を隠せばまるで元より其処にあったかのように蜘蛛の巣が広がり彼女に纏わり付くように大きく為る、触るなと言うように何かを守る様に、彼女の周りに蜘蛛の巣が蔓延った後残ったのは鈍く光る糸を指先や身体に纏わるが侭操る時任だけだッた。操られているのは彼女か蜘蛛か、知るのは時任だけで有る―――。

【 好 / 嫌 】 好 : 酒 と 家族 と 付喪神 / 嫌 : 晩酌を邪魔される事 、家族を傷付けられる事

【 備考 】団長で有りつつも契約相手がおらず右手が空いている事に不満気、亦眠る時は必ず服を脱ぐというらしい。酒に吊られる。能力である蜘蛛糸の原材料(?)は血液である。名前が男性的である為、秘密結社外には殆ど甲斑団長は男であると知られているが本人は其の侭でいいやというよりも会いたくないという気持ちが大きい。

また運動神経は宜しく無く何なら頭脳派、
此の前二日酔いで階段から転げ落ちた。


【 SV 】

「 こういう日はあれよ、ほら、.. お酒を飲むに尽きる!! ( 酒瓶を手に取りながら高らかに胸を張り ) 」


「 余り動かない方がいいわ、糸が食い込んで痛むわよ。其の白くて柔い肌が千切れるのは嫌でしょう。 ( 囚われのお姫様を見遣り着流しの裾で口元抑えては ねえ お酒を呑む?何て桜の花弁1枚手元で揺れる器を近付けた ) 」


「 恐ろしい世の中だわ。棚に忍ばせておいたお酒が無いの..! .. あら? ..あっ、私昨日飲んだわ、ほほほ何でも無いのよ ほほほ.. やだそんな怒んなくたって やだ〜〜〜 ( 扇子で口元隠し乍、双眸弧を描きそそくさと自室へ ) 」


「 蜘蛛の巣に掛かった虫螻に慈悲なんて無いわ、有るのは命を下さる事への愛だけよ ( 長い椅子に腰を下ろし乍に黒く長い髪を連ね流せば目を伏せた ) 」
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