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梅雨さん (7xfxy2ab)2021/5/18 23:09 (No.1849)削除
【名前】小糠(こぬか)

【性別】男

【年齢】230歳(見た目20代後半)

【種族】付喪神 / 和傘の付喪神

【性格】

ふらふらと気の赴くままにあっちへこっちへ、気が乗れば何処へでも行き気が向かなければ梃子でも動かない若干扱いが面倒な人物。
人間は好きか嫌いかで言えば好きな方、でも所構わず喚き散らかす煩い奴は嫌い。視える人間にはあちらが危害を加えて来ない限り物腰は柔らかく好青年感が全面に出ていてたまに悪戯して揶揄ったりする。危害を加えてくる視えている人間には「まぁ落ち着け、そう焦るんじゃない」と交戦は避けようとするが手を出してきたら気分が乗ったら戦うし乗らなかったらすぐ逃げる。視えていない人間には基本的には好意的だが前述の部類に関しては無関心。
パッと見ればぼーっとして何も考えていないように見えているが実は明日は何処へ行ってみようだとか今度の酒は月見で一杯だとかそういう悪く言えばどうでもいい事ばかり考えているけれどたまに何を考えていたのか忘れる。
基本的には寛大な心で相手に接して何か相談事を持ち込まれた時には親身になってとまでは行かないが普通に応じるし逆にこちらから酒盛りや遊びに誘う事もある、ちなみ酒はかなり強い方なので酒盛りは長時間続くので悪しからず。ノリはいい方(気分が乗っている時は)なので悪戯に付き合わせるならもってこいの人材。

一人称は「僕」、二人称は「お兄さん」、「お嬢さん」。契約者は「主殿」

【容姿】

薄い黄色の髪の毛をやや短めに切っており前髪は目を覆うほどに伸ばしている、所謂目隠れ。髪の手入れは行き届いているとは言い難い。前髪に隠れた目は若干つり上がっており瞳の色はくすんだ灰色、ちなみに目を他人に見られる事を極端に嫌っている。口角は常に上がりっぱなし。
服装は浅葱色の生地に桔梗の花の柄が描かれた着物に髪の毛の色と似た薄い黄色の帯を締めている。着物は気分でころころ変わり緑青だったり山葵色だったりと緑色が多い。帯と着物の間には扇子を挟んである。着物の下には白の肌着に褌、履物は下駄か草鞋を気分で履き替えている。
雨の日も晴れの日も片手には番傘が握られている。胴は藤色が主で桜の花びらがあしらってあり普通に売られている和傘よりも大きく全長は小糠の首元ほどまであり開けば大の大人が2人ほどならすっぽりと収まる。番傘にも種類があって水色が主で鯉が描かれている物や月夜が描かれているような物がある。
体つきは身長に対して貧相気味であるが腕力は大人の男を軽々と押さえつけられる程にはある。そのおかげで番傘を持つ手は安定している。

【身長】

196cm(履物込み)

【能力】

自分の幻を生み出す能力。幻は本体と同じ格好をしており使用者が思ったように動く。幻は1人しか生み出せないが本人と見分けはほぼほぼ付かない程精巧で触れる事も出来る。なので使い方としては単純に手数を増やしたり幻に厄介事を任せて自分は何処かへ逃げたりするなど色々な使い方がある。幻は外部からの攻撃を食らい続けるとだんだんと姿が霞んでいき触る事も出来なくなり消える。
また外部からの攻撃を食らわなくても時間経過で消えてしまい体力などにも左右されるが凡そ10分が限界。それ以上を超えると一気に幻は消え始めて30秒も経たないうちに消えてしまう。

【顕現方法】

契約成立時に小糠から渡される小さな袋を所持している状態で小糠の名前を呼ぶ、もしくは「来い」と念じれば何処にでも現れる。暇になった時に彼を呼べば退屈も何処かに行ってしまうだろう。

【契約方法】

もう人が住まなくなった古い屋敷の敷地内にある蔵。そこの中にある小糠の「本体」である古びた大傘を持ち出し大雨の日の晩にその傘を差しながら外を歩けば不意に足音が聞こえて傘の中に入ってくるはず、そして小糠から小さな袋を渡されれば晴れて契約は成立。契約するには十分に仲を深める必要があり中が深まっていない、もしくは何かよからぬ事をしようと大傘を持ち出そうとすると大傘は見た目からは考えられない重さになり梃子でも動かない。ちなみに中身の入った酒瓶と甘味を置いておくと少しだけ軽くなる。

【契約者】



【好/嫌】

好 / 雨、緑色、蛙、涼しい日、寿司、甘味、猫、他人の色恋沙汰、歌舞伎、酒盛り

嫌 / 暑い日、煩い奴、他人に目を見られること、蛇、さつまいも

【備考】

屋敷の主人は商人の男だった。元々商人の男は武士の端くれであったがまぁ色々時代と共にと流されていく内にすっかり落ちぶれてしまい屋敷も財産も失ってしまい人生どん底。手元に残ったのは少しばかりの金と古い友人に譲ってもらった傘のみ、それを売れば少しは金になったと思うのだが不思議と手放せずにいたらしい。剣の腕が立てば剣道の師範なども出来たのであろうが男は武士であったが武術はからっきし、だが幸いな事に商人の友人や知識があったので友人に頼み込み働かせて貰う事になった。既に人生どん底を経験していたからか大変だと思う事は無かった。
商人になってから数年後、男は大きいとは言えないながらも屋敷と土蔵を一つづつ手に入れた。その頃には身なりもきちんとした物になっていたがやはり貰った傘は捨てずに使っていた。
時は流れて男は嫁を娶り子も生まれて歳をとった。そして息を引き取る前夜、枕元にあの傘を持ってきて貰った。男は「物持ちは良くない人間だが不思議とお前だけは手放せなかった、俺がここまで稼げたのはお前のお陰かもしれん。ありがとうな。」と言って翌朝、息を引き取った。
男の死後、私物は蔵の中にしまわれ大傘も同じところにしまわれていた。それから月日は流れ、屋敷には人っ子一人居なくなりそのまま放置され廃屋と化し蔵の中の物もボロボロに……なっている筈なのだが何かがおかしい。傘だけがまるで時が止まったかのように昔のままの姿を留めているのだ。

【SV】

「僕は傘の付喪神、小糠って言うんだ。宜しくねぇ。」「気が乗らないと僕動かないんだよねぇ、だから今はごめんねぇ。また明日出直して来てねぇ、まぁ明日もこのままかも知れないけど。」「人間は嫌いじゃないんだけどねぇ、煩い奴は………嫌いだよ。」「お兄さん、頭が熱くなってる時は何しても空回りだよ。だから大人しく見逃して欲しいなぁ。」「暑い日はいつもより気が乗らないねぇ…………はぁ…………」「ひっ、蛇………………蛇怖い…………蛇だめ…………」「酒盛り〜酒盛り〜酒が飲めるぞ〜。あ、度数低いの持ってこないでねぇ。ちゃんと酔えないからぁ。」「主殿〜一緒に寿司食べようよ〜僕の気が乗ってる内に食べようよ〜」「雨の日は好きだよ。音が気持ちよくて気分が良くなるんだぁ、主殿は雨の日は好き?」

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宮原さん (7xfp1b74)2021/5/18 21:41 (No.1831)
【名前】血染(チゾメ)

【性別】男

【年齢】約600歳/外見年齢は20代前半ほどだが、包帯ばかりで隠れている

【種族】怪異 / 大太刀(銘:不明) / 妖力を持つ人間には『紅い霧』として認識される瘴気を放っている。瘴気に浸食された人間は残虐性に拍車が掛かり、衝動的暴行・殺人衝動・加虐嗜好を加速させる。帝都での傷害・殺人などの犯罪率が上昇した際は、血染の接近を疑うべきかもしれない。

【性格】血染の人格とは、激しい破壊衝動そのものだと言って過言でない。殺し壊すことだけを至上の快楽としており、目的としており、存在理由としており、他の何も持ち得ない。今の血染を構成するのは、命を奪うことへの執着ただ一つ。殺害への強迫観念に何もかもが塗り潰されている為、対話はほぼ不可能と言える。
——ただ、満月の夜を除いては。

【容姿】黒髪を後ろ一つに束ね、着物に羽織を合わせた外出着の男性の姿。皮膚表面には紅色の文字で書かれた呪詛が蠢いており、左半身は肉が無く、骨格が剝き出しになっている。呪詛の浮かんでいない部分の皮膚も赤黒く火傷のようになっており、それを隠すためか、顔の全面に包帯を巻いている。隙間から覗く瞳は、眩い程の金色だ。一言で化物と表すべきその姿だが、本人の意思で正しい姿に戻る事も出来るらしい。少なくとも、今の時点ではこの傷を、この恨みを、この怒りを消すつもりはないという事か。
——嗚呼、おれが、殺してさえいれば。

【身長】193cm(刀として作られた当初の全長に同じ)

【能力】自らの血液から刃を錬成することが出来る。非接触状態であっても、視界に捉えることさえ出来れば能力を発動させることが出来、『飛び散った血液を刃弾として攻撃に転じる』、『相手の肌に付着した血液を、体内に向けて刺す形の刃に変える』、『接近時に、自らの傷から刃を錬成し、相手ごと貫く』等、攻撃的な使い道ならば様々。刃渡りは血液量に比例するが、最大でも150cm以内。これは、血染が大太刀であった頃の刃渡りだが、この長さの刃を生成するには1L近い血液を必要とするため、契約したとて人間が再現することは難しいだろう。最も、出血性ショックで意識が疎らになる事すら厭わず、残り少量の出血で失血死する可能性すら無視出来るのならば、話は別だが。この能力によって錬成された刃は、任意で消滅させることが出来る。

【顕現方法】赤い霧の揺らぐ街で、血の香りさえすれば現れる。任意で呼び出す場合は、血染の『銘』を呼ぶだけで良い。最も、その名を知っているのならば、だが。

【契約方法】血染の本体である一振りの大太刀は、一度砕けて鍛え直された際、ひび割れだらけの鈍らになってしまったそうな。契約を望むのならば、今も崩れ落ちそうな大太刀のその破片を、命に最も近い場所——おまえの心臓へ宿す事を、承諾するだけで良い。
——おれで殺してくれるのならば、おれはお前に従おう。
——お前が誰も殺さないのならば、おれがお前を殺そう。

【契約者】無

【好/嫌】
好 / 子ども、動物、満月、月見酒、彼岸花、麻の衣類、形あるものを壊すこと、人間
嫌 / 武士、転じて政府の忠僕、盛り塩(目に入ると破壊しがち)、壊れないもの

【備考】
その國を納めていた武士は、とある刀匠が打った大太刀の刃の美しさを尊び、家宝として受け継ぐことに決めたそうな。『この美しき刃面を汚すことなかれ』と言い含め、人を切るために使われる筈だった大太刀は、一滴の血をも吸うことなく××家の守りとなった。数代に渡って受け継がれる内に大太刀は神を宿し、自らを敬い愛する愛しき人々の為、××家の護り神になる事を決意。その代の幼き当主に誓いを捧げ、彼の家族を守り抜くと宣言し——それから1年も経たぬ内に、焼け落ちる屋敷を見上げ哭くことになった。
「おれが、人を殺せなかったからか」
「おれが殺さなかったから」
「おれが殺していれば」
「奴等を、殺していれば」
後悔先に立たず。博愛主義で気弱だった男の神は次第に壊れていき、今となっては後悔故の破壊衝動だけに突き動かされる異形と化してしまった。××家襲撃の過程で一度刃が折れ、恨むべき仇の手によって鍛刀し直されたことも、男が壊れた原因かもしれない。幼君に仕えていた頃の名残か、幼子と動物だけは殺さず、瘴気がそれらを侵食することもない。
——満月の見える夜。帝都の屋根を見上げると、大太刀の鞘を抱いた大男が月を見上げて泣いている。

元は、とてもとても、美しい刀だったらしい。刀の美しさとしなやかさをその身に表したような、うつくしい男神だったらしい。

【SV】
「此処で刃を納めれば、嗚呼、嗚呼、おまえはさぞ後悔する。おまえが生かしたこの者が、おまえの家族を殺すぞ——さあッ!!殺せ、殺せッ、殺せッ!!」
「案ずるな、人の子、案ずるな、人の身よ……おれがまとめて壊してやる、何も恐れることは無い」
「おれが殺せば!おれが殺せば!殺しさえすればッ——」
「疲れたろう?痛むのだろう?何故死なない?何故その命を絶たぬのか、おれにはほとほと、わからない」
「おまえたちも、お偉様の為に、殺すのだろ。自分の手は汚れていないような面をして、罪を犯すのだろ。ならば、此処でおれが殺してやる。案ずるな、案ずるな、お前達の罪ごと、このおれが呑み干してやる」
「おれは人間を愛おしく思う。だからこそ、殺してやらねばならんのだ。無垢なまま。何かに操られることを知らぬまま。血に手を染めぬまま。嗚呼、清くあれ、人よ、清くあれよ」
「——おれは、泣いてなどいない。月を見ているだけだ。放っておいてくれ。あの月が隠れてしまったら、おれはおまえを、どうしてしまうかわからない」
【黄色い男】様よりお借りしています。
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春雨さん (7xfsybqs)2021/5/18 20:49 (No.1830)削除
【名前】暗燈 (あんどん)


【性別】不明(姿形は男よりのため、仮称で"彼"とする)


【年齢】600歳前後/見た目は10歳から12歳


【種族】付喪神 / 灯篭


【性格】奇妙で、奇怪で、不可思議で、可笑しくて、楽しくて、面白い事が三度の飯より好き。童のように無邪気だが、それなりに歳はくってるからかどことなく大人びた態度をとる子供のような大人のようなチグハグな印象の付喪神。一人称、話し方共に古めかしく笑い方が独特。自分本位なマイペースでよく人(付喪神?)を振り回し、興味を引いた人間を神隠しで攫っては共に遊び数日で帰し、またある時はその辺の付喪神にちょっかい掛けをかけ、またある時は怪異と大はしゃぎ(戦闘)しと、とにかく自由奔放。神出鬼没のため色んな所に顔を出す。なのでそこら辺ふらふらしてても会える……かもしれない。なにせ好奇心旺盛で新しいことには目がない。なんなら周囲への被害もあまり考えずやってしまうことも多々。お願い事をする時は目新しい物、珍しい物を献上すればよっぽどのことがない限り快く引き受けてくれる筈だ。
割と飽き性で遊んでても急に「飽きた」と言い投げ出し別のことを始める事も珍しくはない。けれど本当にのめり込んだ物には一生飽きがこないのでとても極端。それもそれでかなり面倒くさいことこの上ない。
善人悪人凡人才人平等に人間へ慈愛を向けており、彼なりの愛し方で人間を愛で慈しむ。その愛情表現のひとつが"お遊び"。鬼ごっこにかくれんぼ、だるまさんがころんだ、川遊びなどなど童がよくする遊びをすることである。特にまだ10代前半の子供と遊ぶのが楽しいらしい。
気に入った人間には契約すら自ら持ちかけ、しょっちゅう構いながらその人間が長生きするよう支援し、または死後迷わぬよう黄泉の国へと導き輪廻へ還す。人間を愛す故に、ちゃんと人間として死して人間として生まれ落ちて欲しいという願いが存在するため魂を縛ったりしない。それはもう人間とは言えないから。……なんて、神様らしいのか人間らしいのか、人間に対して奇妙な価値観を見出し、「人間は人間であること」に拘りを持っているらしい。ちなみに人間の好きなところを聞けば「汚く足掻いて藻掻くクセに愚かで脆くて矛盾だらけで綺麗なところ」と返すので彼の論理観はお察し。バッチリしっかり神様なのでちょいちょい大雑把でおかしな思考になるのはご愛嬌。
怪異の事は特に何とも思わず、ただの遊び相手と認識している節がある。同族であれど、既に堕ちたら存在に同情もクソもないだろうとのこと。なので怪異を見つけると速攻で戦闘吹っかけに行き、飽きが来るまで相手を強制する。

彼の行動指針は「面白いか/面白くないか」である。彼にとって「面白くないこと」は絶対悪であり、「面白いこと」が絶対善。彼の地雷を踏んだ場合、それは黄泉の国へと導かれる引き金でもある。
大丈夫、人間であればちゃんと黄泉の国へ導き輪廻へ放り込んでくれるから少なくとも"魂"は無事だ。
……付喪神と怪異?……さあ、どうだろうね?



【容姿】腰まで伸ばされた暖かな炎を連想する髪の毛はくせっ毛で項辺りで1つに括られ尻尾の如くゆらゆらと揺れ、つむじにぴっこりとアホ毛が一本立っている。前髪は向かって1:9の割合で分けられ、顎とほぼ同じ長さに緩く伸びているため向かって右目は髪の毛に覆われて見えない。
目はつり気味のぱっちり二重、猫目にも見えるだろうか。薄い薄い、冬空のような空色は常に愉悦の色を宿し面白そうに目を細めている。しかし隠れた右目は既に原型を留めておらず、空色の眼球を失い、目の周りも頬骨や鼻柱にかかるほどの広範囲に渡って、破裂したような、または爛れたような傷跡が残っている。あまり見られたものでは無いのは確実であるし、彼も積極的に見せようとは思っていない(ただし見せる時に積極的にならないとは言ってない)。悪戯っ子の笑みを浮かべれば、両の犬歯はよく見なくとも鋭く尖っているのが分かる。ちょっとした、ちゃーむぽいんと、である。
まろく輪郭に、白く滑らかな肌。幼くも端正な顔つきで10歳から12歳の童に思われることの多い。子供にしては痩せ気味の、力を込めれば折れてしまうのではと思う程華奢な体格。その体躯に似合わず怪力なうえ岩のように頑丈だから本当に謎である。 / 血が乾き黒くなったような、朱殷色の子供用のみすぼらしい着流し。サイズの合わないブカブカな渋い深緑の羽織は明らかに大人用の物で、丈が長すぎるからか裾を地面につけズルズルと引き摺っている。背に金の刺繍がされており見事な鳳凰の刺繍、貧相な着流しとは不釣り合いなまでに豪華で何処と無く違和感が残るだろう。裸足に可愛らしい赤い鼻緒の草履を履き、時折素足が見え隠れする。耳に上等な金糸を束にした耳飾りを着け動きに合わせてしゃらしゃらと揺れる。右目を泥で汚れた包帯で覆っており右目を見ることは出来ない。
常に取っ手の付いた灯篭を持っている。灯篭はとてもシンプルな素材だが、組まれた木彫りは様々な花と蔦を描いており素人目に見ても感嘆する程の出来栄え。中の火は青白く燃えており仄かな明かりに安堵の息が漏れるかもしれない。

【身長】149cm



【能力】周囲の人魂を手繰り寄せ、火を灯す能力。
人魂とは文字通り「死んだ人の魂」。あの世に逝くことも出来ず、道に迷ってしまい自分すら忘れてしまった哀れな魂。その殆どは正気を失っており、ただただ徘徊を続ける者、生前の感情のみ鮮烈に焼き付き黄泉の国へも逝けぬ者、憎悪を滾らせ人を害する機会を虎視眈々と狙っている者等様々。一つ言えることといえば、長い間さ迷い理性を喪った者の末路はすべからく「消滅」のみ。何故なら正気を失くした時点で"それ"は人間としての格を剥奪されており、されど他のものに転生する権利すら無い。長い年月をかけ、苦しみながら、虚無を抱えながら少しずつ魂と精神を削られ消えゆく。だからせめてと、彼は火種にする。魂という強い力の流れを炎へと、灯火へと変えて。最期の一欠片までを変換し、火を灯すのだ。
それは、あるいは慈悲なのだろうか。

とは言え人魂一つ一つの力はそこまで強くはない。付喪神や怪異相手に精々軽い火傷を負うくらいで、牽制に使えるか…?程度。
そもそも能力自体が戦闘向きでは無い。炎を生み出し攻撃するのだって本来はただの応用である。

本来の用途は「道標」や「道案内」。
人魂を火に変えて、迷った魂や人を導くのが本当の使い方。ふわふわ、ふよふよと揺らめく火の後を着いて行けば、知らない道、行ったことのない場所であってもその場所にたどり着く。導く対象に制限はなく、例えば家族の居場所から始まり、世界の果て、冥界、相手の急所までもが対象となる。

火は普段は青色。火力が強い訳ではなく、ただ単に普通の炎と見分けるために彼が着色しているだけ。赤色にするか、青色にするか、はたまた緑にする他の色かは彼の気分次第。
ぶっちゃけ人魂攻撃()より急所を明かしたり、明かりを灯す方がまだ役に立つだろう。



【顕現方法】小さな火、点火器(ライター)、火具(ランプ)、燐寸(マッチ)……とにかく火を灯そう。それから彼を"遊び"に誘いましょう。ちゃんと名指しで呼んであげてね。彼は"遊び"が好きだから、あなたが大好きだから、沢山の人魂を連れてふわりとやってくるよ。


【契約方法】
とある田舎町の端っこ。追いやられたように存在するこじまりした古びた神社。人の出入りはなく、忘れられて久しいボロ屋を守るように置かれた双方の石灯籠。片方は半ばから崩壊しており修復は不可能であろう事が伺える。もう片方の石灯篭は苔が生えヒビが入り始めているものの、いまだ堂々と直立している。その無事な石灯籠に向かって三回柏手を打ち、「とうろうさま、遊びましょ」と呼びかける。次に現れるのは青い灯火。人魂のように浮遊するそれと"遊んで"あげて、見事勝利すれば契約は完了。
遊ぶ内容は「かくれんぼ」。範囲は馬鹿みたいに広く町全体という規模。しかも景色に擬態し姿が見えないので視力には頼ることも出来ない。
"普通"であればノーヒントで探し出すのは至難の業だが、適正のある人間であればちゃんと探し出せる。なぜなら彼が「導く」から。
目を瞑って、よおく耳をすましてごらん。暗闇の中に青い火が見えるはずだ。……ほら、彼の笑い声も聞こえる。ハッキリと視えて、聞こえたなら、目を開けてごらん。次に視えるのは、彼の道標だから。後は、声と道を辿っていけば良いだけの簡単なお仕事。見つけたならちゃんと「みぃつけた」って言ってあげて。それで儀式はおしまいだよ。


「みつかっちゃった!」



【契約者】無



【好/嫌】
好:面白いこと、甘いもの、遊ぶこと、人間(特に子供)、新しいもの、契約者、お酒

嫌:苦い食べ物全般、退屈なこと、人間が"人間"じゃなくなること



【備考】鎌倉時代半ば頃の神社の石灯籠の付喪神。
町が小さな集落だった頃に出来た「とうろうさま」という偶像の神様を祀る神社で、「灯篭のように我々の道を照らして下さりますように」と住民たちが丹精込めて作った。毎年神様に祈りを捧げるお祭りが開かれ、その年の作物をお供えされ、大切に大切に想われ続けた。何時しか人の想いは形となり彼という付喪神と成る。付喪神に成ったとてやることも変わらず、ただ静かに、時折子供たちに混じって遊びながら、穏やかにのんびりと集落の発展を見守っていた。

…しかし、人の想いは無限なれど、必ずしも受け継がれる訳では無い。
時間が過ぎ、日にちが過ぎ、月が過ぎ、年が過ぎ、時代が過ぎ、日々発展し続ける集落はやがて村へ、村から町へと大きくなってゆく。そうなれば当然、淘汰されるものも出てくるわけで。
彼への信仰は徐々に無くなって行った。沢山来ていた子供たちは何時しか大人となり、彼を忘れ巣立って行き。ポツポツと行き来していた人間は何時しか居なくなり。彼が視える人間も居なくなり。廃れ、壊れ、寂れてゆく神社で独り、彼は眠りについた。目覚めるかもわからない、深い深い眠りへ。

そんな、幾年もの時代と時間が過ぎ去ったある日のこと。彼は唐突に目が覚める。
「とうろうさま、遊びましょ」。
ああ、懐かしや、懐かしや。掻き消えていた名を呼ぶ人の子がそこにいた。
だから、応えてやるのだ。

なんせ、人間から産まれ落ちた「かみさま」なのだから。



人間のことは恨んでおらず、むしろ「それが人間じゃよ、愛い愛い」とニコニコしてる神様。
大体ぷよぷよと空中浮遊しながら移動してる。遊ぶ時は地面に足をつけて全力で遊ぶ。狡は良くないよね。
体格に似合わぬ怪力と頑丈さを持ち、戦闘の時は身一つで行う。一撃一撃がクソ重い。
普段は迷子の人魂を黄泉へ導く案内人的なことをしながら放浪してる。
酒はザル超えてワク。酒は水と同じ!と声高らかに叫ぶタイプの酒豪。お酒を献上すればとても上機嫌になり何でも叶えてくれる。上質な物を頼むよ。



【SV】
「キハハ!なんじゃなんじゃあ、妾と遊びたいのか?」
「おお!そこの人の子!……手前じゃあ手前!!話しかけておるのじゃ、返事くらいしても良かろう!」
「のう、のう、童。ちと妾と遊ばんか?……そうか、そうか!遊ぶか!キシシ!!ああ、嬉しや嬉しや!何をして遊ぼうかのう!」
「なに、ちぃとばかし永く生きている年寄りじゃ。そう大層なものじゃあない」
「キッハハハ!!なんじゃあ手前、もう潰れたのか?まだまだ青いのう。妾に飲み比べなんぞ挑むからじゃ……中々健闘していたが、残念じゃったな」
「くふ、キヒヒ。のう、怪異。手前は何処まで妾と遊んでくれる?……勿論、最期までじゃ。異論は認めん。――そぅら、鬼さんこちら、手の鳴る方へ!」
「…おぉ?手前、さては迷い子じゃな?……はっは!安心せい、とって食ったりはせん。―――そら、見えるか?この道を真っ直ぐ進め。黄泉が手前を待っておるぞ」
「…キヒヒ。ああ、懐かしや。その昔人の子に呼ばれていた名じゃ」


「……キヒ。キヒ、は、ハッハハハ。キハハハハハハ!!ああ!ああ!!その心意気やよし!気に入ったぞ!」
「主よ、我が主となる者よ。妾は"お主"を離しはせん。戦いの果てに朽ち果てるか、老いて朽木のように頽れるか」
「お主の往く道を、妾が導こう。今この時から輪廻の流転へ還るその時まで、妾が道を示そう」

「妾は暗燈!!灯篭に宿り付喪神!神の末席に座する者じゃ!」



―――契約者よ、妾を楽しませてくれ!







【募集】

「宿敵or友人の付喪神or怪異」で、昔暗燈の右目を吹っ飛ばした人を1名募集します!

それ以外でも関係組みたいと言ってくれる方(いないやろ)、気軽にお声がけ下さい!
五百式立ち絵メーカー様お借りしました!
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曲輪さん (7xedygcp)2021/5/17 21:02 (No.1682)削除
【名前】橡 ( つるばみ )
【性別】不明。
【年齢】1118歳 ( 20代前後 )


【種族】怪異 / 元は掛け軸の付喪神。龍と虎が睨み合っている構図で描かれた掛け軸に憑いており、由緒正しき陰陽師家に受け継がれてきた物。/
壱、曇天で風が吹き荒れる日
弐、偶数人 又は 1人である
弎、強い恨み、憎しみを持たれている
以上3つが当てはまる時は御注意を。
瞬く間に虎に龍に喰い千切られてしまうから。


【性格】付喪神の頃は温厚篤実で器が広く、兎に角嘘が付けない極めて純然な人格者であった。 人や仲間、同種族も異種族も全てに同じ程の信頼を寄せ、どんな悪人でも根は必ず善人である。という理想を中枢においたとんでもないお花畑さん。
幾度騙されようと、幾度裏切られようと最後は大団円だと信じてやまない程には大輪を咲かせていたのだ。 悲しむどころか怒る事もせず、ただにこにこと時には狂気を感じる者もいたと言うほど楽観的というか、能天気な馬鹿であった。
そんなお人好しの馬鹿が怪異になればまぁ大変。
温厚篤実の厚い面を被った傲岸不遜で人間不信の御立派な人格に早変わり。 誰かを信じる事を忘れた代わりに全ての者を疑ってみる事を覚えた。見方を変えた世界は180°も変化していて、恐怖すら覚えてしまった。平気で嘘を付けるようになり、目論みが達成出来るなら詐欺だってなんだって出来る気概である。元が穏やかな気質であった為、語気を荒らげたり目に見えて怒りを顕にすることがなく、腸に煮えくり返るような憎悪を隠して虎視眈々と同族、異種族殺しを目論んでいる。

【容姿】仄かに浮かぶ月明かりを連想させる銀髪は首辺りまでで整えており、前髪は櫛で数回梳くだけで目にかからない程度にしている。ほかより少し長めの触覚を垂らしている為、男女何方にも見える髪型。 肌は絵で描かれたように規則的で健康的な色合いであり、顔や身体のパーツ全てが精巧な絵を思わせる程、不気味に揃っている。 瞳は光を映すことなく開き、右は黒橡色 左は影の指した黄金色である。 左目下には黒子が1つ。鼻筋は高く通っていて、口元は意図的に緩められている。声質は女とも男とも取れない中性的な声。低く唸るような声から艶めきがかった女人の声までお手の物。 服装は左前である黒無地の着物に黒無地の帯、白の足袋に黒の下駄。その上から裾が余る程の大きさである月白色の羽織を着る。 羽織の裾は焼けてしまっていて、墨色に朽ちている。
【身長】172cm

【能力】虎と龍を具現化する能力。契約者の血液を媒介とて、龍虎が姿を見せる。龍は雲を引連れ、虎は風を引連れる。白銀の雲龍は時に光を遮り、黄金の風虎は時に暴風を巻き起こす。其れが有利と出るか不利と出るかは運任せ。雲龍風虎を操る姿はまるでげぇむを楽しむ子供のようだ。血液量=効果時間 であり、時間切れを起こしてしまっても再度手順を踏めば何度でも現れる。因みに何方も移動手段として使う事も可能。使わせてくれるかどうかは別であるが。
【顕現方法】契約者の血液を少量~幾らでも地に垂らし、両手を合わせること。この時、強く両手を握って合わせたり、軽く合わせたりしても効力は変化しない。兎に角「 両手を合わせる 」ことが重要。契約者の血液を媒介とて、龍虎が紅炎から出現する。
【契約方法】単純明快。橡と手合わせして勝利すること。ただ、普通の戦闘でなく「 契約をすること 」を前提としたものでないと効力は無い。契約が掛けられた戦闘に置いては制約上 戦闘不能・降参で終了。契約不成立の場合は代償として何か大切な物を貰う。 大切なものとは、身体の1部であったり、友人や家族であったり、想いの篭った物であったりと中々大きな物。




【契約者】無


【好/嫌】好 / 絵・茶室・生け花 *
嫌 / 湿気・付喪神・妖退治を職業とする者


【備考】桜が満開に花開いた時の頃。由緒正しき陰陽師の本家血筋に双子が産まれた。 前世で心中した男女の生まれ変わりだとか、今年は厄災疫病だとか、本家は大騒ぎであった。妖を退治することを生業とする一家、それも本家に忌み子が産まれたと知れ渡れば没落の危機に瀕してしまう。それを恐れた当主らは子供を処分することを決定する。子供らの母親は泣き叫び、半狂乱で我が子を守ろうと必死になった。しかし、抵抗も願いも虚しく業火の炎に焼き尽くされてしまう。最後の反抗と言わんばかりに、母親は掛け軸を炎中へと投げ入れた。陰陽師様の炎となれば付喪神にも効力は抜群であり、双子の亡骸を抱き抱えながら、母親の想いに応えるように激痛を耐えていた。来るはずもない友人の付喪神が助けに来てくれると信じて。余談ではあるが、「 腕の経つ先々代が描いた掛け軸が、双子が妖へと堕ちないようにと導いてくれる。と考えたから 」なんて後に話していたが、実際の所は陰陽師家に少しでも不幸が訪れるようにと掛け軸を蔑ろにしたそうだ。 そう唆したのは何処かの付喪神らしいが、確認するすべはない。何の因果か、掛け軸に描かれていたのは龍と虎。産まれた子供は2人。 怪異となった掛け軸は、雄々しい龍虎を従えることとなる。


【SV】「 怪異退治かい? 君にとっても私にとっても、有意義な時間となれば良いのだが。…君程度1人だと、それも難しい願いとなってしまうね。」「 貴女は随分と優しい人でいらっしゃる。こんな怪異にまで手を差し伸べて…。 まるで昔の自分のようで、殺したくなる。」「 …、怪異と契約しようだなんて中々酔狂な人だ。注意事項はただ1つ、…死ぬ気で戦ってくれ。 でないと、私が君を喰らってしまうよ。」「 私を呼んだかい?契約者。…あまり人前に出るなって? 何を今更。」「 怪異、引いては付喪神の殺し方。私が教鞭を執ってやろうか? _そんなに怖い顔するなよ。唯の″冗談″ なんだから。」「 怪異と対面するのはいつぶりかな。同族を殺すのは少し心苦しいものが…… おや、嘘を見抜くことが早くなったね契約者。」「 これはこれは… 久方ぶりかな付喪神。やっと私に殺される用意が出来たかい? 」 「 君は存外、悪い人だね。私の心を掴んで離さないのだから。」
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三角さん (7xe4p0cz)2021/5/17 16:42 (No.1490)
【名前】
旭川 千夜(あさひかわ ちよ)
【性別】

【年齢】
二十歳
【所属】
秘密結社 / 甲班 / 隊員
【性格】
男のような口調で話す。それもかなり口が悪い方だ。とてつもなく素直で面倒臭いと感じたものはやろうとしない。気遣いというものが彼女には難しいらしく、落ち込んでいる相手を慰めることは彼女にとっては苦痛(余計なことを言い相手をもっと傷付かせたりしてしまうことを恐れるが故)。どちらかと言うとというより明るい方であり、見た目とは想像出来ない阿呆さと子どもらしさがある。常識もなっておらず敬語があまり使えない。楽観的な考えが多く、勝てないと思うなら逃げろ。のような矜持はそんなに高くない。ただ好きなものはとことん好きな為、懐くと相当従順になる(その人のみ)。気の許した相手や、大好きな人には普段は見せないような弱い一面を見せることもある。
【容姿】
髪型. 相手から見て右寄りから、前髪を分けている。それ故右目が少し隠れている。すらりと胸辺りまで伸びた髪は蛇のようにうねっている。さらさらと艶のある髪だが、顎辺りで一度外はねしている。髪色は薄い輝く緑色。顔. つり目で目には光がほぼ無い(好きなものを見ている時は有る)。瞳の色は薄い赤。眉毛はキリッとしていて、八重歯。全体的に少し厳しそうで大人びた雰囲気。服装. 黒い軍服を着用しているが、かなりぼろぼろで、切り傷のような痕が彼方此方にある。左ズボンは太腿辺りまで破れており長い黒靴下を履いている。
【身長】
163(靴込165)
【武器】

【契約相手】

【武器顕現】
天に手を翳せばあっという間に彼女の手の中に現れる。その時念の様なものを込めてやるがあまり意識しているものではない。
【好/嫌】
好/ 可愛いもの(縫いぐるみ等). 食べ物ほぼ全般. 妖. 笑顔. 犬猫等の動物
嫌/ 一方的な攻撃. 怒鳴り声. 国家機密部隊
【備考】
幼い頃に親に捨てられたのか離れてしまったのか、拐われてしまったのかも解らないが、森の奥で妖と共に暮らしていた。裕福な暮らしではなかったが彼女は大層満足していた様だ。だがある日互いの意見の食い違いで離れてしまった。彼女は今でもあの場を去らなければ。と後悔しているらしい。言うまでもないが彼女の妖力は相当高い。力もかなり強く身体能力が高い、が、判断能力が欠けている。つまりはその場の状況を把握し戦略など立てたりするのが苦手であるということ。一人称はアタシ、二人称はアンタ、オマエ。 余談. こう見えて手が器用であり、料理や裁縫などが得意である(面倒臭いという理由で己の服は縫いたくないらしい)。ただ裁縫などは縫いぐるみなどを縫う時くらいしか使わない。最近は犬の縫いぐるみをよく作っていて、寝床に置いて一緒に寝ているらしい。可愛いお花も大好きな為、部屋は意外とお花だらけだったりする。(本当に余談だが胸がかなり大きい)
【SV】
「ふゥん、中々やんじゃねーの?ちょいとへっぴり腰だけどな。もっと自信持ってやってみろよ。」
「なぁーんだよその阿呆っ面!あっはは、アンタ面白い奴だな」
「はァ?!んでアタシがやんなきゃなんねーんだ。面倒事はお断りだぜ…!」
「ちょいと待った!何触ってやがるんだ…!そ、それはアタシの縫いぐるみだぜ…!さっさと渡してもらおうか…!!」
「へへっ、ありがとな。アタシがこーゆーの好きって分かってくれてたワケだ。嬉しーぜ。」
「なんつー顔してやがんだよ。そんな顔すんな。ほら、ぎゅってしてやるからさ。………おいで。」
「へへっ、大好きだぜ…!……あァ?!聞き飽きたって……贅沢な野郎だ…。んー……愛してる。」
「今日だけ 今日だけでいいからさ、…だから、貴方の胸で泣いていい?…ちょっとくらい、弱いアタシでいていい?____ごめん。何でもない。」
「何でもねーよ。  忘れておくれ。」
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さん (7xd2kupt)2021/5/16 22:59 (No.1384)削除
【名前】 煙々 ( enen )

【性別】 性別不詳

【年齢】 249 ( 見た目年齢10代後半 )

【種族】 付喪神 / 煙管


【性格】
自由気儘で飄々とした性格の持ち主。煙の様に彼方から近付いてくる癖に、手を伸ばせば手からすり抜けてゆくんだから本当に、彼って人は。それでも知りたいと願う人間が後を絶たないのは、其の儚さだとか、妙な色気だとかに魅せられてしまってなのだろうか。ふと横を見遣れば頬と頬とが触れてしまいそうな距離にいる、加えて絶妙な語り口調と嫋やかな仕草。大抵は惹かれるそうだけど、中には底知れぬ雰囲気に気色悪さを覚える者も居るとか、居ないとか。悪戯好きな一面や、揶揄ってみたりお茶目なトコロも割と有って視える人間に近付いて下らない洒落を言ってみたりコッソリ隠れて悪戯を仕掛けたりするコトも屡々。本人曰く、煙に巻かれた様な間抜け面を見るのが趣味なんだそう。ポカンと呆然とする相手を見れば、常に上がっている口角は更にニッコリと、頬を染めて満足気に頷く。彼に顕著に現れるのは喜怒哀楽の喜と楽ばかり。哀と怒の色は全く持って見られない、何れ程の侮辱を受けようと元より無いかの様に微笑むだけだ。如何して全然 怒らないの?と聞けば『大事な、いざってトキに取ってるのさ。』 とだけ、尋ねた側は遇らわれてしまった様な心地になる。いつかこの2つの感情が露になる日は訪れるのだろうか。そんな彼だけど、本当は案外、存外。手の内に収まって仕舞えば下らない、知って仕舞えば呆気ない。只々、消えゆくのみの詰まらない煙管の煙みたいな存在なのかもしれない。


【容姿】
煙草盆に落ちた灰の様に燻んだ、灰色の髪を肩甲骨辺りまで伸ばしており、所謂ハーフアップにして結んでいる。頬骨までの長さがある前髪は丁度 真ん中で2つに隔てて両端に分けている。細く柔らかな猫っ毛、加えて癖毛なので雨の日には畝ってしまうコトが多々。肌理細やかな肌は、白粉を何れ程に塗りたくったって敵わない。見た者は恍惚としたりゾッと不気味さを感じたり、反応は様々だ。白でなければ
何色で表せば良いか惑う位の、純全たる白。長い睫毛に縁取られた眼窩の眦は吊り上がり奇怪さを演出させる、其処に収められた瞳は肌の色とは対照的な黒色。其の双眸は光を映さず死人と間違えてしまいそうになるが、時折、嬉しそうに目を細めた瞬間には少しばかりを灯すコトがある。美人の部類に間違いなく入るだろうが線の細さや表情が相俟って薄幸感が否めない。服装はと言うと、黒の男モノの着物にレースの中羽織を合わせている。其れにの鉛白の足袋、赤い鼻緒の烏色の下駄。体付きは華奢で痩せ型、一見女性に見えるが凹凸の少ない身躯は何方とも取れる。

【身長】170糎

【能力】 
煙で取り巻いた範囲を別の場所に転送するコトが出来る。範囲が広ければ広いほど転送可能な場所は限られるし、逆も然りで範囲が狭ければ狭いほど遠くまでの移送が可能。最大の範囲での使用になると半径3m内まで、最小の範囲での使用になると半径10km内まで。自分に対しての能力使用は不可、範囲内のモノ全てを転送するので人間や妖のみならず煙に巻かれた全てのモノが其処から消え失せ更地となる。人間だけ、妖だけ、と言った様に転送させるモノを限定して選ぶコトは出来ない。


【顕現方法】
紙巻き煙草、煙管、葉巻煙草、でも電子煙草はダメ。それ以外で煙草と分類されるモノだったら何だって。たった一本、何も思い切り其の煙で肺を満たすコトも吹かすコトさえもしなくて良い。契約者が火を灯して彼の名前を呼ぶだけ。然すれば、辺りを噎せ返らせる程の煙を連れて現れる事でしょう。


【契約方法】
田舎の山の天辺に聳える荒れ放題の家屋。蔦が絡み付き、床は外れ、室内にも無遠慮に草花の生えた住人の居ない其の家の2階に有る押し入れの中には質素な木箱が置いてある。中には布に包まれた恐らく一度も使われたコトのない煙管が入っており、其の煙管に上等な刻み煙草を詰め吸う、若しくは吹かすコトで契約が完了する。其れ以外に必要とされる手順は無いが刻み煙草は必ず高級なモノを用意するのが重要。安物を詰めてくる、敬意を払わない人間とは契約したくないらしい。

【契約者】 無

【好/嫌】
好 : 煙草、老人、猫、冗談、お喋り、月光。
   
嫌 : 雨、必要以上に自分を詮索されるコト。

【備考】
一人称...私。
二人称...お前、〇〇。

【過去 】
「 『 お前サンと儂が会えたのは、きっと偶然じゃ無かったんだろうな。 』 彼は、大切そうに自分を撫でてそう言った。あの日、買われた日より比べて皺くちゃになった手は少し乾燥していて、一寸ばかり擽ったかった。」

廃れた家屋の主だった、彼が若者の頃、貯金を叩き買った一目惚れの煙管。
吸うのが如何しても勿体無くて結局 最後まで使うコトは無かった。其れでも、仕事が上手くいかなかった日や妻に酷く叱られた日には木箱の蓋を開けて、煙管が返事を返す訳でもないのに話しかけ続けた。声が、柔らかに浴びせられる月光と他愛無い話は心地良かった。しかし彼が死んでからは。男の妻は夫よりずっと前に召されていたし、息子や娘達は全員都会に出て行ったから独りぼっちだ。静かなのは嫌いじゃないから、別に良いけれど。あの時に戻りたく無いと言えば嘘になる。


【SV】
「私の名は煙々、一寸ばかし値の張る煙管の付喪神だよ。」

「ふふ、触れてみたいと思うなら手を伸ばしてみれば良い。...触れるか如何かは、また別の話だけどね。」

「今日和、〇〇。春の陽射しが気持ち良いね、絶好の散歩日和だ。 」

「...其の顔!嗚呼、未だそのままの顔で。忘れないようにちゃんと覚えたいから。....御免ね。私、人のポカンって口を開けた顔が好きなんだ。何ていうか、可愛らしいだろう?」

「自分のコトを話すのは苦手なんだ、次から私に関するコトは聞かないで貰って良いかな?」

「私の能力は大したコト無いけれど、こうして話しているだけでも気休めにはなるだろう?...ならない?そう、残念。...ちょっと悲しいよ。」

「...『お前に限ってそんなコトは無いだろう』って?」

「そうかもね。」
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火緒さん (7xczxxoz)2021/5/16 21:42 (No.1380)削除
【名前】青梅 ナデシコ(Oume Nadeshiko)
【性別】男性
【年齢】18
【所属】秘密結社 / 甲/医療班
【性格】
低血圧で間の抜けた喋り方。腰低く温厚で常に笑顔を絶やさないヤサオトコであるが、少々ナヨナヨとした物言いや仕草…距離感がやたら近く悪く言えば馴れ馴れしいため『何を考えているかわからない』というイメージを持たれがち。けれど基本優しく一歩引いた性格のため悪い印象は少ないんだとか。
可愛らしいものを好み、小動物などにはご飯やお菓子を分けようとしたりコンタクトを図ったりと少々不思議ちゃん。
扇コレクターであり珍しい柄の扇子なんかをあげるととても喜んでくれる
【容姿】
切長で藤色の目に濡羽色の髪をおでこの真ん中で分けた「せんたーわけ」の「しょーとへあ」である。
薄く化粧をしており花の蜜や油から調合したオリジナルの化粧水。おかげで肌はすべすべ唇はぷるぷる。
耳には青と黒の羽を広げた蝶々を模した耳飾りをつけ、軍服だろうが私服だろうがストールを軽く巻いていることが多い。編み上げブーツが好きだけどよく転んでしまうみたい。
肩にはよくペットのミミズクが乗っている。雪のように真っ白なミミズクで彼によく懐いている。人懐っこいため危険は無いようだが今のところ彼の命令しか聞かない。名前はモク(雲みたいにもくもくしているからだと)
【身長】
165cm、体重43kg
【武器】
投刃
【契約相手】無
【武器顕現】
大きく息吹を吐くと両手に手甲鉤爪が装着される。
【好/嫌】
好/可愛いもの、扇、音楽や劇などの鑑賞、鶏と筍の沢山入った炊き込みご飯、お刺身
嫌/水泳(カナヅチらしい)、暗いところ、虫、梅干し
【備考】
父親が病気で死去し、母親が水商売で生計を立てるようになる。自身も男ながら環境がそうさせたのか自信も小間使いとして働きながら化粧や作法等を学ぶ日々…彼が6つの頃、傷ついた妖を見つけ、母親から持たされた軟膏を塗布し、薬草を摘んで与えた結果、回復した妖から恩返しに巨額の金を貰うことになる。その金で母親は自分の遊郭を経営することができ、暮らしが楽になった過去を持つ。そこから医術へ興味を持ち隙間を縫って独学で医学を学ぶ。幸い遊女は堕胎薬や乱暴な客からの傷隠し等のために医術の需要がそれなりにある環境だったので十分に腕を磨き独り立ち…上記の過去から妖には好意的な印象が強く、秘密結社に入ったのもそのため。今では“家族”のみんなのお世話をしつつ医療班として怪我人や病人の治療を生業に生活している。
【SV】
『ウチはぁ、ナデシコ…よろしゅうにぃ……綺麗なお花の名前を付けて貰いましたぁ。喋り方は気にしないでくださぁい、低血圧ですからぁ……』
『男の子とか、女の子とか…人間とか、妖とか……ウチはそんなに大事だと思いませぇん。みーんな生きてるからお友達〜って考えた方が、楽しいと思いませんかぁ?』
『ひぇーっ……ウチはお化けは嫌いですぅ……お化けは怖いし抱きしめられないから嫌いですぅ……ぶるぶる、ぶるぶるぶる』
『はい、これで治療は終了……でもしばらく安静にしててくださいねぇ、暇だったらウチがたのしい事してあげますからぁ……』
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御代さん (7xcz19pl)2021/5/16 21:16 (No.1378)削除
【名前】紗鋏(サキョウ)
【性別】女
【年齢】542(見た目年齢20)
【種族】付喪神 /鋏
【性格】ざっくばらんとした大雑把な性格。なんでも切れなきゃ気が済まない、スッパリとしたものを好む質。物怖じしない強気かつ勝気な性格で、鋭いことをズバズバというタイプ。攻撃的という訳でもなく、しかし寛容という訳でもない。敵味方に対して態度を変えることはなく、味方にもその刃が向いてしまうこともしばしば。刃物のひとつたる所以か、自らもその性質に頭を悩ませている。大切に使うものには恩を無碍に扱うものには仇を。対等を望む訳では無いが、使うからには活かして欲しい。ただそれだけである。人ともにあり、人の生活の傍を生き、人の手に長く触れる道具であるから、付喪神として若くとも、抱く思いは強く高潔なものである。願いは1つ、人と長く共にある。そのためには全てを断つ覚悟をも厭わない
【容姿】パッツンと切った黒髪を高い位置で結んでいる。バラけたハサミの片割れを簪代わりにさして。黒の切れ長の瞳に固く結んだ口、目の端には赤い彩りがなされている。しかし顔の下半分は布が覆い全容を見ることは無いだろう。黒い忍び衣装にも似た目立たぬ衣服にを身を包んでいる。腰には何種もの鋏を固定した鞄をつけている。背には大きなハサミを背負っているが、それは己の武器であり、己自身である。
【身長】175
【能力】妖力を多く消費することで、様々なものを真っ二つに断つことが出来る。普段からある程度のものは断てるが、いわゆる最終手段である。「断ち切る」ことが出来るものならほぼなんでも。縁でも、物でも。しかしあまりに厚みがあったり、金属であったり、人の命であったり、契約、絆といった強固な関係は断てず、むしろ刃こぼれを起こしてしまうだろう。嫌いなヤツがいるのなら、ソイツとの縁を断ってしまえばいい。もう二度と会うことは無いだろうよ、死ぬほど疲れるけどさ。
【顕現方法】小さな裁ち鋏を契約後に契約相手に託す。それで一本、自らの髪を切れば想いに応えよう。自らの髪を切る覚悟を、しかと受け取るのだから。
【契約方法】さびた鋏の手入れをすること。赤錆に侵され、固くこびりついて開くことの無いそれを、金属の輝きが戻るまで磨いて、研ぐことが試練である。扱いを心得、また大切にしていく想いがあるのなら、きっとまた鋏として生き返らせてくれると信じて。
【契約者】無
【好/嫌】好︰布、裁縫、切り絵遊び。
嫌︰錆 湿気 水 石。
【備考】本体は錆びてしまっている。しかし怪異にはならない。人が好きだから。
元々の持ち主は転々と変わっており、最後の持ち主はある老婆である。しかし、鋏にはわからぬ事情があったらしい。しまい込まれている内に老婆は亡くなってしまったらしく、長いこと放置されていた。館は壊れ、放置された小屋も倒壊し、投げ出された鋏は雨ざらしの末錆びてしまった。しかし鋏はもう既に意思を得ていた。このような終わりは認められるか。世の中にはまだ切っていないものが山ほどあるというのに。
【SV】「我こそは稀代の名工の手より生れし大鋏、紗鋏である。木でも布でも、悪縁でも断ってみせようぞ。」
「おれを使うか、物好きめ。」
「おれは多くの人の手を渡り歩いたのだ、みなおれを大切に扱った。お前もそうしろ。」
「おい、丁寧に扱わんか。鋏は強い、が刃こぼれはするしなまくらにもなろう。たまには研げ。この俺がまるくなってしまうだろ。」
「人と共にありたかった!だからおれは堕ちぬのだ、錆びれ、使われず、この身が固まろうと、おれは、おれは人を待っていた……。どうか、おれを使ってはくれまいか。」
「ぐぁーーーーーっ!!!!!!その木の枝はいくら大鋏とはいえおれで切ろうとするな!!斧の仕事だろそれは!!」
「お前の指も切るぞ。鋏だからと舐めて使うことはしてくれるなよ」
「鋏には魔を断つ力もあるのだ。本職には負けるが、まぁ気休めにはなるだろうよ」
簡単なサンプルです……
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あやせさん (7xcx34wt)2021/5/16 20:57 (No.1376)削除
【名前】我妻唯(あがつま ゆい)
【性別】女
【年齢】18
【所属】国家機密部隊第二部隊隊長
【性格】一言で言い表すなら冷たいクールな性格。そしてその性格から自信家と誤解されるが、裏付けるほどの知力と実力を持つ。ロボットとも称され、とにかく人を突き放して、戦力が部隊に足りてない…と判断した隊員には容赦無く別のキャリアを進めることも少なくないため、煙たがる人も少なくない。理由は幼少期に唯一心を開いた幼馴染が、無謀にも妖に立ち向かい行方不明になったため。その時点で、心を閉ざしたように他者ともコミュニケーションを取ることを拒み独学に近い形で剣術や学問を学んだため、人との話し方を知らない歪な形で成長した。他者を突き放す仕草や口調も、これ以上自分の前から消えて欲しくないと言う気持ちを彼女なりに表したもの。本人は隠しているが、日常生活を送るのが精一杯の女子力と朝に弱い意外な一面。(食事は今まで、合理的に栄養を取るものとして最低限の味付けをした肉や米など。甘味などは食べたことどころか、知識すらない)
【容姿】腰まで伸びた黒髪と、真っ赤な瞳が特徴で日本人形みたいと揶揄されることも。女性にしては身長が高いことを除けば、スタイルは人並み。本人からしたら意味などないが、時たまシニヨンやポニーテールなどに髪型を変えて男性を動揺させることがある。https://picrew.me/share?cd=or69HS7IAj
【身長】168cm
【武器】無銘の日本刀 剣技に自信がある唯に取っては、刃物…と言う時点で武器として機能する。
【武器顕現】刀を地面に突き刺し、吹雪や雹や霰など氷を連想させる天候を錯覚させる。その能力から、性格も合わさって彼女に冷徹という性格を象徴するもの。
【好/嫌】好/鍛錬や精神統一、一人で出来る詰将棋など。とにかく、外部から干渉されないで成果を自分にフィードバックできるものを好み自室に引きこもっている。嫌/他人と馴れ合うこと 先述したとおり、失敗や挫折ということを知らないため弁明や言い訳という言葉が特に嫌い。人との会話も、仕事以外は自らを高める時間に当てれば更なる成長につながる、という考えのため任務などに必要ない会話も嫌う
【備考】かつては名門道場だったが、没落して子息だけが看板を背負うために無理やり入門させられる家に生まれてきた。元々寡黙的だった彼女に取っては、強制的に入れられたものの唯一気が許せる場所で幼少期には男とも打ち合いができるほどに。唯一心を許せる存在だった兄代わりと慕っていた幼馴染がいたが、妖に挑み失踪。それを機に元から少なかった感情が消えたようになりただひたすら鍛錬に打ち込むことになった。性格も、純粋に他者を見下してるからというわけではなくて人との交流が苦手なため。なので、その棘がある立ち振る舞いもまわりの人などに当てられたら彼女の性格上、氷のように溶けていくかもしれない
【SV】「私は理由を聞いてるの、ごめんなさいじゃなくてその理由を教えて。」
「休みの日…?トレーニングと食事、読書してトレーニング。それを繰り返すだけだけどなにか?」
「なんで貴方達についていかないといけないのかしら、そんなことをしてる余裕があると思ってるの?」
「か、かわいいっ…?お世辞ももう少し上手くいうことね…っ」
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佐藤さん (7xcu8pfc)2021/5/16 19:03 (No.1371)削除
__. 長生の神と呼ばれたその鳥は皮肉にも沢山の命を奪う鳥になっていた。.___



【名前】羽衣石 朱雀 ( ういし すざく )

【性別】牡

【年齢】22

【所属】国家機密部隊 / 第二部隊 副隊長


【性格】

基本的に無表情で、何を考えているか分からないが冷酷で怪異や付喪神を容赦なく倒す。国家機密部隊の隊長たちに忠誠心を持っている。同じ国家機密部隊のものには厳しくも面倒見がいいが、言葉足らずで恐れられている。自分に厳しくも他人にも厳しい。そんな彼だが、慈悲や優しさを忘れた訳では無い。どんな状況でも冷静。感情は基本的に出にくいがあからさまに出すこともある。怪異も付喪神も全て消えてしまえばいいと思っている。戦闘では、その実力を見せつける。怪異や付喪神に対して憎悪を感じている。幼少期から妖力が強く、代々国家機密部隊に所属している羽衣石家の中で最も力が強いと言われてきた。秘密結社に関しては、妖に魂を操られた人ならざるものだと判断している。狂人、または猿どもと呼んでいる。冷たく冷淡で、容赦なく刀を振るうため妖より妖らしいのかもしれない。責任感が強い。ある理由で、婚約はしていない。1度決めたら曲げない頑固者。愛情の伝え方が非常に下手くそである。むしろ、相手に誤解されるか空回りする。芯が通っていて根性もそこそこある。素直になれない。仲間を大切にしている。それはあくまで、同じ目的を果たしている仲間として。難しく考えがちの頭の固い人物である。恋愛に関しては、繁栄するためにするもの。という、義務と一緒だと思っている。が本気で恋愛をすればかなり独占欲は強く、軽いやんでれというものになってしまうだろう。相手に依存しがち。

【容姿】

規定された白い軍服を羽織っている。白いまんとのようなものをひらりと揺らしている。白い軍服には目立つもみじ色の赤髪。戦闘時にはおーるばっくという髪形にしている。降ろすと前髪はつむじで分けてある。雪のように白い肌にに、きりっとした切り目は二重である。瞳は漆黒。長いまつ毛と綺麗な涙袋。心から笑えば笑窪ができる。がっちりとした体型で、必要な筋肉は充分に持っていて逞しく美しい体つきである。黒のぶーつ。白の手袋。整った眉と鼻は彼の容姿の良さを表している。狙ったものは逃がさない彼を表すなら伝説の神獣 長生の神ともされる " 朱雀 " であろう。ふんわりと金木犀の匂いを纏っている。脚が長い。手が大きい。声は、力強く低めの声だが、ぐもっている訳では無い。

【身長】178cm

【武器】日本刀

【武器顕現】

力強く手を合わせれば朱雀が後ろから姿を表して、彼ごと炎の海に包み込み、ゆっくり手を離せば手の間から日本刀が顔を出す。朱雀と彼の後ろには赤い火山が噴火して溶岩がでている。赤い空に朱色の雲。

【好/嫌】

好/ 辛いもの、刺激があるもの。うどん。そば。天ぷら。最近とんかつには待っている。読書が好きでよく読書もする。特に昔の戦の話が好きである。花札。詰将棋。綺麗なものを好む。実母。妹。国家機密部隊の隊員たちや隊長。子供たち( 好きだが接し方よく分かってない )、お酒、肉料理、動物。

嫌 / 甘すぎるもの。高い声で騒がれるのが苦手。ひすてりっくなひとが苦手。暗闇。父は苦手。継母は大嫌い。怠け者。

【備考】

継母に虐待されていた妹を助けることが出来なかった事を後悔している。幼少期から強い妖力と刀の才能があったものの、やはりまだ幼かったうえに素直になれない性格が出て助けることが出来なかった。昔は妹と遊んだり、妹のために甘味処に一緒に行ったり贈り物を送ったりをしていたが継母が来てからはぴたりとなくなった。実母が無くなった時、1番心の傷を負ったのが彼であった。そして、妹の婚約が決まった時に安心とともに嫉妬心があった。が、妹が幸せになるなら、そして、このことがきっかけでまた昔のように接することが出来たらと願っていたがこの婚約がきっかけとなり妹と兄で対立の立場になってしまう。秘密結社に入り、付喪神と契約したと聞いた時、更に妖、秘密結社に対しての憎悪が激しくなった。妹だけは、秘密結社から連れ出して婚約をさせると決めている。逆らうものは殺す勢いである。

そもそも、国家機密部隊に入ったのは強い妖力のせいで妖に悩まされる妹を妖から解放して安心安全に暮らせるようにするために入ったのだ。本人には全くその気持ちは伝わっていない。今でも彼女を大切に思っている。妹の婚約者とはよく話す。

妹が結婚するまで結婚する気ない。

冷淡で赤く漆黒の瞳をもつ彼をみなはこうよんだ。

「国家の神獣」 「羽衣石の"朱雀"」

(呼び方)(一人称)俺(二人称)○○、お前、貴様、○○様、○○隊長、猿、狂人(三人称)君たち、お前たち、猿ども、狂人ども



【SV】

「国家機密第2部隊、副隊長の羽衣石 朱雀だ。」「どけ、弱者は邪魔だ。( 訳: 怪我人が無理するな)」「 足でまといになるくらいなら、部屋にこもれ (訳: 怪我してるなら安静にしろ)」「怪異ごときがこの俺に逆らう気か?(殺気)」「、貴様の血は相当汚らしいだろうな、」「失せろ、邪魔だ。二度と俺の前に姿を表せるな。」「次俺の前に現れたら、お前の首を斬ってやる(睨み」「...、貴様ごときに俺の気持ちなんぞ分かるわけないだろ。」「...ひな、....あぁ、雛鳥が落ちている。元の巣に戻してやれ、」「、許されざる者には罰を、わかったな。」「無闇に権力を遣うな、お前の価値が低くなるぞ。」「くだらん、お前の戯言になぜ俺が付き合わないといけない、」「猿が、お前らの気持ちなんぞ到底俺には理解できないな、」「猿が考えることだ、くだらん。殺せ、」「..、俺は隊長の指示しかきかん、(ぎろ」「弱者が俺に指図するな(殺気」「顔を貸せ、指導してやる。」「ここにいる全員、血の海に染めあげてやる(瞳孔がひらく)」「貴様が死ぬだけで、俺が弱くなるとでも?」「羽衣石雛、それが俺の妹の名だ。気安く呼ぶな、切り刻むぞ(殺気)」「..、俺には妹を傷つけた罪がある。地獄行きだな、俺は。」「無駄口を叩いている暇があるなら体練しろ。」「忌々しい、妖ごときが.. っ ...」
「雛を連れていけ、」「俺は、俺がやっていることは...ッ、間違っていない!!!!」「こんなことなら、あの時怪我でもしていいからあいつをあの女から守ってやればよかった、」「..、お前は隊長の所へ迎え。俺は大丈夫だ、」「..これくらいの怪異で俺がやられるとでも思っているのか?」「俺を信じろ!!!」「おい、聞け。狂人、お前らの目的に興味はないが今回は目をつぶってやる。同じ怪異を倒した仲だ、俺の気が変わる前に伏せろ(ふん)」「お前の髪には、この髪飾りが良く似合うな。、ん?俺が選ぶのはおかしいか?(しかめっ面」「お前をほかの男に渡す気なんぞない。余分なことを考えず俺だけを考えろ、」「ふむ、悪くないな。」「第2部隊、進め!!!」「おい、なんだその巫山戯た刀を使い方は(ぴき」「刀を包丁と間違えるのか?(真顔)」「殺、れ (首らへんで思いっきり手を横に動かす/ 殺気)」「お前の目は節穴か?」「...ちっ、貴様に協力したつもりは無い。勘違いをして浮かれるなよ、猿が。」「罰はいくらでも受けます。(跪く」「俺は、雛が、あいつが幸せで安全暮らせるようなそんな国にしたい、それだけだ。そのためなら命も捧げれる。母さんと雛が愛したこの国を守るためなら、俺は。」「ふん、別に嫌いとは言っていないだろう、(ぷい」「..、俺の人生かけて、お前を愛すからお前の人生を俺にくれ。..」

【関係】
親友、飲み友、戦友、同僚、忠誠心あふれる部下 などなど何でも!
羽衣石 朱雀(22)
羽衣石 朱雀
(22)
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